子供の自主性は尊重しようと思う。
本人がやりたいと言った事はやらせたいし、その為の協力はしようとも思う。
でもなぁ。
最近息子（７歳）がやっているもの。
それが、紙で人間を作って繋げていくってものなんだよね！
なんだそれ。
こいつ大丈夫か？
どうやら最初は学校で作ったらしいんだけど、それを家に帰ってからも作り出して、そしてどんどん繋げていっているのだ。
毎日毎日作り続け、今ではもう１０m近くになっている。
「世界一長くしてテレビに出る」
と、目標も口にしているくらいだもんね。
息子よ。
これがいくら長くなったって、テレビ局は取材に来てくれないよ？
しかし息子はその時を信じて、毎日毎日作る。
学校から帰ってからやる事って毎日だいたい決まってるんだけど、
ゲームをする時間
テレビを見る時間
宿題をする時間
オヤツを食べる時間
習い事の練習をする時間
それに加え、最近は人間を作る時間ってのがはいってきている。
「さ～て、今日も人間つくろっと！」
と、嬉しそうにハサミを取り出してくるのだ。
息子のライフワークと言ってもいいだろう。
やな趣味を見つけちゃったものだ。
まだゲームしているほうが健全っぽい気がするよ。
今日も、来ていたＡ氏に自慢げに披露していた。
Ａ氏のほうも、こんなの見せられても困るだけだ。
「こいつ大丈夫か？」と思ったに違いない。
親としては、子供のやりたい事をやらせたいし、その才能を伸ばしてあげたいとは思うけど…
この場合、どうすればいいんだろうか。
協力すべきかどうか…。
もっとリアルな人間を作れるようにして、もっと頑丈な紙で丈夫な仕上がりになるようにするとか…。
でもなぁ。
これ以上人間が増えられても困るだけだ。
狭い我が家なので、いつしかこの人形に浸食されてしまうもん。
そんな気持ち悪い家にしたくない。
早いとこ飽きてくれるのを待っていたほうがいいな。
そっと見守る事にしておこっと。