MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

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2012-09-13 | Weblog
実家に行った。
ここには、息子用に飼っている3匹のカブトムシがいる。

息子(4歳)も母・美智子も恐くて触れないらしいが、それでも楽しそうにカゴを見て遊んでいる。

が。
しばらくして。

再び隣の部屋へカブトムシを見に行った息子と母・美智子。
「あれ?」
と言う声。

「いないなぁ」
「おかしいなぁ」
とも言う。

どうやら3匹中の1匹が見当たらないらしいんだよね。

いやいや。
カゴに入っているんだから、中にいるはずでしょ。
土の中に潜ってんだよ。

と言っても、見つからないらしい。

ちょっと見に行ってみると、母・美智子が割り箸で土をガンガン突っついて探していた。

おいおい!
そんなに乱暴にやったら、もし見つかったとしても出てきた時は串刺し状だ。
息子泣くぞ!
もうちょっと優しく探しなさいよ。

でもやっぱり、いくら探してもいないと言う。
閉め切っているはずのカゴの中から消えたと言う。

え?
なにその密室殺人的な感じは。
通り抜けフープを持っているわけでもないんだから、そんなわけないでしょ。
中にいるよ。
もっとよく見なさいって。

しかし、やっぱりどこにもいない。

その後の調べで、どうやら父・康彦の犯行であると判明した。
フタを少し開けたままにしてたんだってさ。
たぶんその間に逃げたんだろう。

すると…。
この家のどこかにいるって事か。
家の窓は閉めてあるからね。

う~ん。
こえぇなぁ。
ボクはカブトムシは普通に触れるけど、でも家の中のどこにいるか分からない状態ってのは好きじゃない。

もしかしたら頭上にいて、ボトッと落ちてくるかもしれない。
足下にいて、気付かずに踏んずけちゃうかもしれない。
晩ご飯のオカズの横にそっといて、変わったナスだと思って食べちゃうかもしれない。

日常生活の中のどこかに潜んでいるってなると、やっぱりイヤなものだよ。

その後捜索したけど、今日のとこは発見出来ませんでしたわ。
どこに行ったのやら…。

でも逃げたのは、オス1匹、メス2匹のうちのメスだからなぁ。
もしかしたら何か恋愛のもつれ的な事があっての逃避行なのかもしれないね。

何とか仲を修繕して、また3人で暮らしていただきたいものだ。