MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

チェック

2012-02-09 | Weblog
R氏とY氏が来た。
鍋をして食べる。

といっても、今日は遊びに来たわけではない。
こないだボクが撮ったイベントの責任者である2人が、完成したDVDの確認に来たのよね。

ここをこうして欲しいとかさ。
ここが間違っているとかさ。
みんなに配る前に、確認してもらうって作業。

鍋を食べつつも、2時間かけてDVDを見る。

そして終了。

あら。
今回は何も指摘がなかったな。
今年は例年よりも凝るべき箇所がなかったって事もあって、映像については問題なしだった。
よかったよかった。

でも、ここからが問題だ。

テロップチェック開始。

合計で200人くらい出演しているので、その分の名前があるんだよね。
さらに、タイトルなどを含めて数多くのテロップがある。

その文字に打ち間違いがないかをチェックすんのよ。

普通の文字ならそれほど間違えないんだけどさぁ。
人の名前って、このイベントに限らず、よく打ち間違えているんだよね。
それも、漢字の細かいミスが多い。

宮崎の「崎」が「凬」だったりとかさ。
渡辺じゃなくて渡部だったりとかさぁ。

読みは一緒なんだけど、ちょっと違うってのが漢字には多過ぎるんだよ!
読めるんだからこっちの漢字でもいいじゃんか!

とは思うけど、自分が間違えられた立場だとしたら、決して気分のいいものではないだろう。
「和田直樹」を「和堕直樹」なんて書かれからガッカリしてしまう。

なので間違いがないように細かくチェックする。

でも。
今日は珍しく順調だぞ。
前半を終わったとこで間違いなしだ。

これはもしや。
このイベントでは初のノーミスってことになるんじゃないか?
毎年どこか訂正が入ってんだよね。

確認のためにDVDまで仕上げているので、出来ればこのまま作り替えずにいたい。
また作るのって作業自体はたいしたことないんだけど、意外と時間がかかったりするのよね。

いけ!
このまま最後までいってくれ!

と言うと…。
2人の顔色が変わり、さっきまで以上に真剣にチェックを始めるではないか。

それはDVDの為のチェックというよりも、ボクのミスをどうにかして見つけたいという感じだ。

いや。
そういう間違いを含めてのチェックなんだから、それは正しい事なんだけどね。
でもそんなに必死にならなくてもいいじゃんか!
ボクだってたまにはノーミスでいきたいよ。

そんなボクの願いが届いたのか、8割ほど見ても依然ノーミスが続く。
悔しそうに画面に見入る2人。
でもこれはもう完全にいったでしょ。

と思った瞬間!

「あった!あった!ここ!ここ!この漢字が間違ってる!」
という2人の嬉しそうな声が響いた。

うわっ!
本当だ!
「尾」が「屋」になっちゃってるよ…。
せっかくここまできたのに…。

またDVD作り直しか…。

しかしまあ、発見した時のR氏の嬉しそうな事といったら。
鬼の首を取ったように、「あった!あった!」とアピールしてたな。
困った人だよ。

結局、間違いはその一箇所のみ。
作り直す手間は一緒なんだから、どうせならもっと間違っていて欲しかったよ。
今年もまた余計な時間がかかっちゃったな。

来年こそはノーミスで終わり、2人をガッカリさせてやりたいものだ。