去年の台風の経験から、この冬は思い切って木を小さくし、
剪定も数回に分けてやって来ました。
果物が好きでいろんな木を植えてしまったため、苦労しながらやってきて、
結果、自分の口にはほとんど入らないというのが現状です。
そんな中唯一の救いは、古い甘夏の木です。
甘夏の木もずいぶん小さくしましたが、毎年実をつけてくれます。
ばあちゃんの話では70年近い木のようですが、二人で開拓を始めてから、
たくさんの実をつけるようになったと言っています。
それまでは剪定することがなかったらしく、私も存在に気づきませんでした。
肥料や消毒は皆無ですが、毎年剪定だけは続けてきた結果かと思うと、
「やっぱり剪定がんばろっ。」という気になります。
朝から天気は良いのにすごい風、とても外には出られません。
風が無ければ仕事も出来るのですが、これでは花粉の雨あられ？
上の道路から写真を撮る人たちの姿を部屋から見ていたので、
今日は富士山がきれいに見えるんだなと思いました。
そういえば、2月23日は静岡県では「富士山の日」だと思い出し、
今年からは天皇誕生日と同日になるんだと気づきました。
河津桜も満開と言っていいでしょう。
今年も楽しませてもらいました。
香りの強い房咲き水仙とラッパ水仙が、もう咲き出したのを見て、
暖冬は確実だと念押しされた気分です。
いつもなら冬に枯れるエンゼルトランペットが全然枯れないので、
今頃になって切りに行きました。
農園の入り口に植えた花桃の木も、気づかぬうちにグンと生長し、
これでは大変とのこぎりで太い枝を何本も切りました。
木は大きくなるのが自然、それに抵抗していく訳ですから、
私の仕事量が増えるのも当然です。
畑の小松菜にもどんどん蕾が出来ています。
黄色い花を１本だけ残し、あとは切って持ち帰りました。
電子レンジで蒸して食べますが、美味しいです。
先日友人が、「大きな葉はザクザク切って袋に入れ、冷凍して使う。」
と言っていました。
普通にその都度切って使うより、冷凍しておけばすぐ調理できる、
早速やってみたら、ほんとに便利でシャキシャキ美味しいです。
これからやれそうな分を採って来て、冷凍しておけば、
大きくなった小松菜も捨てるのが減ると思うと、嬉しいです。
人の話を聞くのはいいなと思いました。
数日前からばあちゃんは、ジャガイモの畑の準備を始めていました。
今年は早いなあと思いつつ、暖冬だからなのだろうと思っていました。
今日、農園で作った腐葉土を畑に運んでとばあちゃんに言われたので、
さっそく軽トラで運びました。
数年前までは、２種類の種イモを１０キロずつ買っていましたが、
今年はキタアカリ４キロ、メークイン４キロ、男爵２キロにしました。
去年は６キロずつ買ったので、減らしたくないばあちゃんの気持ちを考え、
初めて男爵を作ってみようということに。
昨日までに男爵とキタアカリは植え終わっていて、
ばあちゃんは、すぐに続きをスタートしました。
運んで来た腐葉土を、ばあちゃんが畝に入れているところです。
「今年は早いね。まだ２月だから。」と言った私は、返事にびっくり！
「え、まだ２月？」そう言いながら、ばあちゃんは黙々と続けました。
今日が何月何日か、ばあちゃんにとってどうしても必要な情報では無い。
体で感じる季節に従って、畑仕事をするというのは、
ばあちゃんの本能なのだろうと考えました。
雨の後の暖かさで、一気に花粉の飛散量が増えているようです。
外ではナイロンの上下と麦わら帽子で身を守り、部屋に入る時には脱ぎます。
家の近くにあった杉や檜の大木は、だいぶ前に伐ってもらったのですが、
農園の西側には杉と檜の林があります。
この林が防風林になっていて、先日の暴風でも農園に被害はありませんでした。
花粉の林は有難い林、うまく付き合っていこうと思います。
去年の4月に買ったカメラの不具合に気づき、保証期間内なので購入店に行き、
修理についてしっかり確認してから、頼んできました。
昨年パソコンが起動しなくなった時に、同じ店に持って行ったのですが、
その時経験した「あれ？変だよ。」が頭にあったからです。
直るかどうか分かりませんが、戻るまで１～２週間かかるそうです。
10年前のカメラがまだ使えそうなので、しばらくそれに頼ります。
