「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場 」の子役フレディ・ハイモアが主演するファンタジー作品。しかも今回は双子の二役だからファンには倍の楽しみがある。
妖精世界の進入を阻む結界をめぐる攻防の物語なので、妖精やらモンスターやらがウジャウジャと出てくる。実写との合成やまったく違和感の無い双子の描写などSFXは素晴らしい。
ただ天才子役の呼び声が高い逸材フレディ・ハイモアを得ながら、物語自体がやや低年齢層向きの印象だ。この手のファンタジーは主人公が家庭的な問題を抱えているケースが多いが、本作もその例に漏れない。
その心理的な葛藤とスパイダーウィック家の過去の事情が、もう少し大人向けに書き込まれたら素晴らしい作品になっただろうなと思える。
悪い妖精はゴブリンと呼ばれているが、「スパイダーマン」で悪役ウィレム・デフォーはグリーン・ゴブリンという怪人に変身していた。このゴブリンがまことに騒々しい。一方で花の妖精は限りなく美しく、優雅で可愛いのだが物語には絡んでこない。
妖精世界の進入を阻む結界をめぐる攻防の物語なので、妖精やらモンスターやらがウジャウジャと出てくる。実写との合成やまったく違和感の無い双子の描写などSFXは素晴らしい。
ただ天才子役の呼び声が高い逸材フレディ・ハイモアを得ながら、物語自体がやや低年齢層向きの印象だ。この手のファンタジーは主人公が家庭的な問題を抱えているケースが多いが、本作もその例に漏れない。
その心理的な葛藤とスパイダーウィック家の過去の事情が、もう少し大人向けに書き込まれたら素晴らしい作品になっただろうなと思える。
悪い妖精はゴブリンと呼ばれているが、「スパイダーマン」で悪役ウィレム・デフォーはグリーン・ゴブリンという怪人に変身していた。このゴブリンがまことに騒々しい。一方で花の妖精は限りなく美しく、優雅で可愛いのだが物語には絡んでこない。