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「博士と彼女のセオリー」、理論物理学者ホーキング博士の半生

2015-03-25 17:42:55 | イギリス映画
おススメ度 ☆☆☆☆

ホーキング博士は、理論物理学者。

理論物理学の立場から宇宙の起源の解明に挑み、現代宇宙論に多大な影響を与えたニュートンやアインシュタインと並んで評される。今も存命中だ。(73歳)

理論物理学者の半生を、それも、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症、苦難の人生を送るホーキング。

彼には、彼の病も理解し、彼自身を支えた女性がいた。結婚し3人の子にも恵まれた。

その彼女との、ちょっと変わった恋愛風景を淡々と描くことで、ホーキング博士の人となりを描いていく。

のどの手術をし、声が出なくなった彼を手助けするのは並大抵ではない。

物語の前半は、ホーキングの研究に触れざるを得ず、かなりむつかしい理論が次々に出てくるので、この点はついていくのに苦労するが、後半は夫婦の共助が実にほほえましく。

まず、ホーキングの明るさが、救いだ。

その点、エディ・レッドメインのキャラは的確で、アカデミー賞に輝いた。

実話の映画化は、実話と聞かされるだけで惹かれるものだが。アメリカは、実話をほんとうまく料理する。

後半、夫婦は別のパートナーを得るのだが、その描写が的確なため違和感はない。

大科学者が、障害に立ち向かい、それを支える妻、そして二人のさらなる発展と話題性としては十分なのだが。

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1 コメント

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博士と彼女のセオリー (大正の黄門)
2015-03-25 21:32:47
人間の生命の不思議、余命2年と宣告された博士が3人の子供に恵まれ、意識不明で、生命維持装置を医者から外すか声帯除去手術するか回答を求められ、結果手術を選択健康に恵まれ車椅子生活で73歳現存孫が3人不思議な人生ですが素晴らしい。
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