ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「火 Hee」、桃井かおり脚本・監督・主演のある娼婦の話です。

2017-02-15 14:05:05 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

桃井かおり好き ☆☆☆

芥川賞作家・中村文則による短編小説「火」の映画化です。

桃井さん、最近はアメリカでの生活も多く、本映画は、アメリカで撮影されたとのこと。

中村さんの作品は、喋りの画面が多く、本映画も喋り中心の映画です。

基本、精神科医との対話というか、一方的なヒロインの喋りの映画です。

舞台劇でもいいのですが、むしろアップ画面での語りなので、これは映画でないとできません。

65歳の桃井さんですが、CMでも出ているように、お肌の手入れがよく行き届いているので、崩れた感じはあまりしません。でも若くはないですね。

ただ、話が売春婦の語りで、セックスの話題も多く、成人向けです。

小さいころの火事(放火かも)で両親を亡くし、いじめに遭い、結婚後DV。そして現在は売春婦。

刑事の捜査に、精神科医が協力してという感じで、話が進められる。

捜査時のカメラ、それを写す映像。

中々凝った映画。

だが、桃井かおり演技の集大成のような。

72分の中編なので、なんとか見ていられる。



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