ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「オーバー・ザ・ブルースカイ」、恋する二人の愛とその後

2014-04-20 18:11:13 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆
  恋愛映画好き ☆☆☆

ただ、この映画ラブラブだけで終わりません。

ベルギー映画なのになぜかウェスタン(ブルーグラス・ミュージックという)映画だ。

というのも、主人公ディディエはカウボーイにあこがれるミュージシャン。ベルギー国内をキャラバンで回っている。住まいは、掘立小屋だ。

その彼が、タトウデザイナーに惚れてラブラブが始まる。彼女もウェスタンのメンバー(歌手)に参加し、全国ツアーに。

映画は、時代を前後するのでちょっとわかりずらいが、

その奔放な、性生活にまず圧倒される。

全裸男性の仁王立ちには、なんとも野性味が。

一方女性は、タトウデザイナーだけあって全身刺青だ。

そしてやがて子供ができる。そこまでは、なんとか万々歳。

だが、2人には、宗教観をはじめ、理想的と現実的の典型的なギャップが。

子供が重病で死亡。

そこから二人の関係も狂い始める。

アメリカを憧れていたディディエだったが、9・11で、ブッシュが先端医学研究を辞めるといったことに腹を立てて、妻と言い合いに。

ラストはさらに厳しい現実が待っていた。

ヨーロッパではかなり評判の映画だが、日本人には、ちょっとついていきずらいところがある。

ベルギーの若い監督による作品で、力強さは感じられる。

全編に流れるブルーグラスミュージックは楽しめる。

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