ひろの映画見たまま

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中国映画「再生の朝 ある裁判官の選択」、1997年の中国の裁判事情

2011-07-28 17:50:30 | 中国映画

娘を交通事故で亡くし、傷心の妻と二人暮らしの裁判官。

当時は、窃盗でも死刑だった。

その刑法が改正され、大幅に刑が減免された。

そのさなかに起こった窃盗犯の死刑。

映画は、当時の裁判の様子や刑務所内の様子。

さらには、公開で行われる死刑の現場。

私たちにとっては、物珍しいことばかりだ。

裁判長は、公務員で、かなり質素な暮らしをしている。

一方、成金の社長が登場、

婚約者と高級マンションに住み、豪華な生活だ。

腎臓が悪く、移植が必要だという。

死刑囚の腎臓が適合すると知るや、

あらゆる手を尽くして、腎臓を得ようとする。

一面でわいろ社会である。

映画自身より、社会的な環境に目が行ってしまう。

タイトルが、裁判官の選択とあるから、それがメインテーマでもあるのだが?

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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再生の朝ある裁判官の選択 (大正の黄門)
2011-07-30 18:27:31
内容が充実していますネ、中国社会の明と暗国の違いが人間の社会生活を理解するのが難しいかも?
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