おすすめ度 ☆☆★
青春映画好き ☆☆☆
オバマ元大統領が年間ベスト映画に選出。
生まれたときからウェブサイトやSNSが存在する“ジェネレーションZ世代”のティーンたちのリアルな葛藤や恋、家族との関係を描き、全米で評判を集めた青春ドラマ。
高校進学も間近な(ということは14、5歳?)少女ケイラの日常を活写、冒頭いきなりwebカメラに向かって自分について語りだす。昔だったら頭の中でああでもないこうでもないと悩んでいたことを、今の子はSNSなどでチャンネルを開設してそこで自分の考えや悩みなどを吐きだし(アップ)ているらしい。
中学校生活最後の1週間を迎えたケイラは、“クラスで最も無口な子”に選ばれてしまう。待ち受ける高校生活に不安を抱える彼女は、SNSを駆使して不器用な自分を変えようとするが、なかなか上手くいかない。
そんな彼女を男手一つで育てているパパが最高。娘との距離感を誤ってしかられたりするんだけど娘への愛情にあふれていて、パパの言葉に胸キュン。
監督のボー・バーナムはまだ二十代。高校生のときにYouTubeで自作のコミック・ソングを発信することでコメディアンとしてのキャリアの足がかりをつかんだ彼は、ソーシャル・メディアの光と影を充分に理解している。
まあこの辺が理解できないとね。