masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

最後の砦を消滅させる主要因

2015年03月16日 | ガソリンスタンド2

東日本大震災以降、見直されたガソリンスタンドの価値。
燃料油はライフラインであり、ガソリンスタンドは“最後の砦”だとか言われながら・・・

あれから4年、どれだけの数のガソリンスタンドが廃業したのか。

昨年3月末時点の公式統計で、3・11以降の丸3年間でSS事業者数は2491社、SSは4071ヶ所減少しているそうです。
(1日当たり3.7ヵ所が閉鎖した勘定)

(3月13日ぜんせき)「論説」にはその理由について、こうあります。

経営者の高齢化や後継者不在、SS施設の老朽・設備更新期を迎えたが故であろうか。
内需の減退やエネルギー転換の故であろうか。
確かにそれらも要因の一部ではあろうが、
主要因の座に、
卸格差、業転格差、子会社の廉売が鎮座するのではなかろうか。












小さな会社の社長さん

2015年03月14日 | ガソリンスタンドでの出来事

若い男性客。経営を引き継いで社長になって何年経ったかな・・・(?)


こうちゃんが給油しながら「今日(土曜日)もニコニコ仕事やな?」と声を掛けると、
「ニコニコちゃうわ、今日もブツブツ仕事や。今日だけちゃうで、明日もブツブツ仕事やねん(笑顔)」
そして「大企業は給料上がるらしいけど、そんなもんうちら関係ないし、給料なんかいっこも上がらへんし(笑顔)」

masumiさん、「そうやで、いっこも上がらへん」
masumiさんと男性客、顔を見合わせ2人揃って「上がるどころか下がるばっかりや」(笑)

masumiさん「あれやで。今日日、経営者より社員の方が給料多いねんで」

我が意を得たりと男性客「そやねん!俺ら給料取られへんときあるけどな、あのコら残業したら残業代やらなんやらみな払わなアカン(笑)」

そこでこうちゃん「おっ、やっと一人前になったな、経営者はそうなって初めて一人前や(笑)」

みんなでアハハハハハ(笑)




中小企業の経営者は、皆、頑張っています。





無理。

2015年03月14日 | ガソリンスタンド2

2015年大手元売SS販売方針・促進策

JX日鉱日石エネルギー(ENEOS)の2015年度の方針・促進策は、
SS入店から退店までの全ての場面で、顧客の期待に応えられているかどうかを総点検し、
自店における課題発見と解決に取り組む「サービスサイクルマネジメント」の導入を系列SSに促し、
接客など基本活動の質を高めて、給油やカーメンテナンス商品を継続購入してもらう。
(3月14日 燃料油脂新聞)


アセアセ...A=´、`=)ゞ  無理デス。

先ず入店の時点で、 「お待たせします」
窓拭きやゴミ捨てのサービス、 「致しません(発券店値付けカード)」「出来ない時もあります」
オイルやタイヤなど油外収益のための作業、 「今主人が配達に出て居ないので出来ません」

点検する前から「0点」です。

でも言わせて下さい。

規制緩和以降セルフ解禁直後くらいまでは出来てました。

大手が店舗面積の広い店を新設して、継続的に「15リッター給油でボックスティッシュ5箱プレゼント」などと、“ものくれ”での顧客誘導を行いました。
だけどこんなことくらいでは3者店から顧客を奪い去ることは出来なかった。

しかし、
3者店の仕入れ値が販売価格というような安値販売をされるようになると、顧客流出を止めることは出来ませんでした。


経営者は自分の給料を取れなくなり、自己資産を食い潰し、・・・多くの同業者がこの業界から去りました。
従業員の人件費も出ない低マージンを余儀なくされてからどのくらい経つでしょう。


真似のできない安値販売で3者店の体力を奪うだけ奪って、
今度は又真似できないできなくされた「サービス」ですか。

元売販売子会社や元売の資本が注入された大手特約店の皆さんで好きになされば良いです。


小口配達を担っている地場業者は、「やれるところまではやる」「やれなくなったらやめる」、それだけです。
(使命感はあっても借金してまでは続けられません)

でも、元売さんは販売業者の声にも耳を傾けてくださいね。
販売業者の声は「消費者の声」でもあると思いますよ。


***

追記

昨日も私一人で店番しているとき、一時に3台が入店してきて、そのうちの1台は混合油(携行缶)と灯油(ポリ容器)もあったので、
3台ともお待たせした上に、窓拭きなどサービスは一切ナシ、見送りもナシという接客でした。

それなのに、「ありがとう、ありがとう」「面倒掛けてごめんやったな」と言って帰られるのです。

観音さんみたいな人だと思いました。
当店のお客さんは寛容です。


<3月18日画像追加>


3月17日 燃料油脂新聞

セルフばかり増えていく


安値販売を可能にする原資

2015年03月14日 | ガソリンスタンド2

平成26年2月に発足した「発券店値付けカード問題委員会」の続報です。
3月11日 ぜんせき


このカードの発券枚数の増加により地場のフルサービス店の販売量全体に占める給油代行比率は一層高まっています。
採算が取れない低額な代行手数料によって“損害”が生じているのは東京だけではありません。

<記事から一部抜粋>
同カードによる安値売り込みを可能とする原資は「系列業転格差や系列内格差にあるのではないか」と、
健全な市場競争を歪める根源が不公正な販売政策に内包されていると断じる指摘も聞かれた。

***

元売子会社販社や元売資本の注入されている大手特約店等の、
安値販売を可能とする原資も、
仕入れ値の格差(系列業転格差や系列内格差)にあるのではありませんか?

自分たちが安く売るために、既存の地場業者(そこを利用する消費者)に高値仕入れを押し付けているのではありませんか?


都市部に拡大、ガソリンスタンド過疎地

2015年03月13日 | ガソリンスタンド2

都市部に拡大 過疎撤退事例 (3月13日 燃料油脂新聞「社説」より)

(一)
資源エネルギー庁、石油連盟、全石連の協力体制が整い「SS過疎地対策協議会」が発足、ようやく官民あげての対策が始まることになった。
中山間部では世帯主や若者が仕事を求めて都会へ流出、ますます過疎地が増加。
準限界集落と呼ばれる地域も増えつつある。
石油製品の安定供給システムを迅速に構築しガソリンや灯油難民を解消できるか対策協議会の責任は重い。
(二)
過疎地のSS撤退は人口減少で不採算に陥ったことが最大の理由だろう。
しかし1日平均4ヵ所の撤退例が報告される一般SSの事例も似通っている。
全国石油協会の平成26年度版「経営実態調査」(廃業を検討する245事業者)によれば、
廃業理由の1位は「粗利益減少」
2位が「販売量の減少」
3位は「施設老朽化」
以下「後継者不在」「地下タンク老朽化対応不能」「運転資金」と続く。
(三)
過疎地の撤退事例が全国に拡大している。
過疎地対策も重要に違いないが都市部の「SS過疎化」も問題だ。
東京都心のSS空洞化は知られているが、周辺にも同様の傾向が顕著だ。
小規模店は大型セルフ店に押しまくられ利幅や販売量の減少、これに後継者不在、人手不足と、廃業検討はやむを得ない面もある。
だが、一部量販店の身勝手な振る舞い、理不尽な仕切り体系、業転安・系列高の仕入れ値と
自助努力ではどうにもならない矛盾解消の遅れが廃業を促す要因である。

**********


前記事の“過疎地”は、高齢世帯ばかりの過疎地の、ガソリンスタンド過疎地でした。


けれど、人口の多い都市部や郊外にもガソリンスタンド過疎地は存在しています。
そしてその中では灯油難民は見えにくいのです。

都市部や郊外の、その地域に元売販社や広域量販店といった“大手”が進出していたり、
既存店でもJAや広域業者等はセルフに改装したり、或はPBになったりして安値販売を始めていたりします。
※安値販売が可能なのは仕入れ値の格差によるものです。

同一商圏内に安値店があれば、顧客も価格(売値)もそちらに引きずられる。


安値の店がない過疎地では「人口減による不採算」がガソリンスタンド廃業の明確な理由です。

都市部や郊外では地域の人口自体はあるし店舗数はあるしで、表立って問題が見えにくいのですが、
高値が敬遠されて地場店を利用する人口が減っているので、実態は過疎地のガソリンスタンドと同じなのです。

外からは見えにくいそういう事情は、1日に4軒ペースでガソリンスタンドが減少していることから推測してもらうしかないのですが・・。


そして前にも書いたように、
大口の需要家のもとには地域外の業者が3者店の系列仕入れでは不可能な安値で営業を掛けて奪っていく。
自分で車を運転して、ポリ容器を運べる人は、3者店の系列仕入れでは不可能な安値のセルフやホームセンターへ買いに行かれる。

残った小口の家庭への灯油配達を担い続けているのが地場業者なのですが、上に書いたように不採算でいつ廃業を決断してもおかしくない状況です。

地場業者が廃業した場合、ホームタンク等である程度の量がある家庭はまだ配達してくれる店が見つかると思います。
家族の中に若い人が居れば買い物も頼めるでしょう。

しかし車を持たない高齢家庭は・・・

灯油の巡回業者がありますが、全ての路地を回るとは限らないようです。
又、効率が悪い地域は巡回すること自体やめることもあるそうです。


灯油難民は過疎地だけの問題ではないのですが、果たして行政や政治家の皆さんはどこまで認知されているのでしょうね。



PS
※念の為(^^;
当店はまだ廃業予定ではありません。



灯油配達、明と暗

札幌にも灯油難民?


灯油の配達は「富山の置き薬」方式で

2015年03月13日 | ガソリンスタンド2

大分県杵築市では山間部の家庭にホームタンクを無料で設置、SSのローリーで定期的に巡回して給油する「富山の置き薬」方式(配置販売)による灯油の配達を行っている。


(3月6日 ぜんせき)

以前は5軒あったガソリンスタンドが1軒だけになり、そのガソリンスタンドに燃料を卸している特約店の社長さんが「高齢化が進んでいる過疎地では暖房用の灯油の購入に困っている方が沢山おられます。支援できないでしょうか」と県に訴え、県の「買い物弱者支援事業」に組み入れることで始まったそうです。

夫婦二人(ご主人は73才)で運営しているSS、小関石油店に負担を掛けないためには・・・・
「住民から注文があるたびに配達するのではSSの負担が大き過ぎる」「コースを決めて回ればよいが、家庭により使用量が異なる」
その話し合いの中で、自然と生まれたのが「配置販売」方式だそうです。

この灯油配達のもう1つの大きな意味。
それは小関さんが定期的に巡回配達することで、「見回りパトロール」の役割を果たすことです。

問題解決へ官民協力して (シリーズ第1~4の、第4回 連載担当は九州支局長の工藤正彦さんです)

過疎地の暮らしをどう守るかー
石油業界が動いている。
3月3日、経産省でSS過疎地対策協議会の設置について、宮沢洋一経産大臣と関正夫全石連会長、木村康石油連盟会長が意見を交わした。

木村会長は「行政、住民、自治体が知恵を出していく必要がある」と協調。
関会長も「我々小売業者にとって一番大切なことだ」とうなづいた。
宮沢大臣も「自治体自身が明確な問題意識を持って行動して頂くことが欠かせない」と答えた。


総務省が過疎地(約6万4千集落、約100万人)を対象にした調査によると、65歳以上の高齢者が50%を超える、いわゆる「限界集落」(小規模集落)は15%を超え、そのうち575集落は全員高齢者だった。
過疎地の人々を支援する施策は“待ったなし”だ。

大分県臼杵市の大田地区で、買い物弱者支援として始まった「灯油の配置販売」は、県、市の協力で地元SSと卸会社が取り組んだ先駆的な事業として注目されている。
一方で、石油業界にとっても大きな意味がある。
万一の災害時でも“独立した暖房機”の燃料として、灯油の優位性を再認識してもらうことにつながるからだ。

大分石商・協の西謙二理事長は「大田地区で始まったこの試みは1つのモデルケースとして注目されるものだ。県内各地で広がる過疎化を考えると、県や各市町村などと地元組合員との間で同様の取り組みが行われるようになれば、県内の皆さんに安心していただけるし、灯油の利便性を改めて認識してもらえることになる。石油組合として同事業の引き続きの支援を県に働き掛けていきたい」と今後の施策に期待する。


全石連の河本博隆副会長・専務理事は「SS過疎化や灯油難民という言葉は、全国で急速に広がっており、社会問題にもなっている」
これに対し全国各地で様々な取り組みが行われているが、この大分県の取り組みは、事業者が県や市、さらには地元の住民とともに最適の仕組みを考え、そして実行し、住民にも喜ばれているということで先進的なケースといえる。灯油の需要拡大にもつながるもので、全石連でも広く全国に紹介し普及に努めていきたい」と話す。

大分県の<小さな集落>の取り組みが<大きなぬくもり>となって広がることが熱望されている。

******

色々な条件がプラスに作用して実現した貴重な事業ですね。
ただ小関石油ご夫妻も高齢者だということが少し心配ですが、特約店のフォローがあるようなので大丈夫なんでしょう。

全国の過疎地では早急に考えて実行に移していく必要があると思います。


そして、
過疎地ではこのように意識してもらえるからまだ良いのですが・・・

こちらも忘れないであげてほしいと思うのは、都会の灯油難民です。

過疎地の高齢者は助けてもらえるけど、都会の高齢者は・・・

つづく




七五三

2015年03月12日 | ガソリンスタンド2

1年目は7円引き
2年目は5円引き
3年目は3円引き

転籍したらそうして値引きして貰えるって、昔はあったらしいです。


3月12日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)

転籍でトラブル 供給側と販売業者に溝

「転籍料として金○○円を契約書締結後に支払う」。
一定規模の販売量を誇る東北地方の地元業者が大手商社系の傘下に入る際に交わした「転籍に関する念書」
だが、この念書が転籍した地元業者を苦しめた。

(簡単に書くと)
転籍に際して約束した値引きなどが半年後になくなり、担当者も転勤で交代し、話し合いが噛み合わなくなった。
取引数量は半減。供給側の態度も硬直し大きな溝が出来てしまい、最終的には「契約の各条項の1つでも違反したとき」という条文を盾に、転籍料の全額返金を請求された。

*****

転籍料であったり、設備の一部を新しくしてくれたり、
今とは真逆で、
販売店を奪い合っていた時代があったんですね。。。


販売数量が右肩上がりに伸びる時代と違い、特約店にしても“一寸先は闇”の現在。
3年先までの約束には無理があると思いますね。


調整額について

2015年03月12日 | ガソリンスタンド2

戸惑う。
この記事をアップするのは少し迷いました。

調整がない販売店さんの心を乱すかもしれない、と。

けれども、アップしました。
調整が行われている事実を記すために。

しかし、
調整額を明かすことは控えさせて下さい。

特約店また販売店によって調整額がバラバラだとすれば「他店の調整額を知ることは避けた方が良い」、というのが私の考えです。

例えば、もし「□円の調整がありました」とブログに書いたとしましょう。

3者店に対して、交渉次第で▽円~△円(真ん中が□円)の調整を特約店が考えていたとします。

しかしこのブログで□円という金額を目にした3者店は、交渉の過程で□円を提示された時点で「よし」となってしまうかも知れません。

そしてその逆の場合、自店の調整額の方が少なかった場合には不満しか残りません。
元売から特約店に対しての調整額がバラバラで、その特約店の調整額がその金額だったとすれば、それは不幸なことです。

 
問題は、元売からの調整があるにもかかわらず、3者店に対して「だんまり」を決め込んでいる特約店です。


そういうことで

 




業転玉を出しているのは元売だけじゃあないからね

2015年03月11日 | ガソリンスタンド2

1996年3月 特石法廃止で製品輸入の自由化


3月9日 ぜんせき (※青系文字がmasumi)

揮発油輸入量が急増 韓国、東南アジアから安価なガソリン流入
SS業界では韓国からのガソリンが九州市場に大量に流入していると言われており、これを裏付ける結果となった。
円安傾向になってからも輸入が増えていることは、今後さらに輸入が増加する可能性があり、市場の価格動向に影響することを不安視する声も出てきそうだ。

※エネルギー高度化法等で元売が供給を絞っても商社を通じて安価な輸入玉が入ってくる。
元売販社は商社系PBに対抗して価格追随するだろうし。
仕入れ値の格差是正は期待できないかも知れないですね。

3月11日 燃料油脂新聞







廉売業者影潜める 昨夏「先物の失敗」要因か
「セルフSSの方が圧倒的に安かった。巡回販売はどこも高値維持だった」

※巡回業者がFCカードで給油に来た時にこうちゃんが今いくらで売ってるのか訊いたら当店の店頭現金の方が安かったです。
向こうは「配達して」の値段なんだからそれが普通なんですが、いつもは向こうの方が安いので。
でも先日ホームセンターで見た灯油の値段は激安でした。
いつもはリッター10円差が20円もの差になっていて、もう笑うしかなかったです。

PM6:00
今も給油のお客さんから灯油の値段を訊かれてこうちゃんは、
「今はホームセンターが一番安いわ、そこで買い(苦笑い)」と教えてあげてました。




販売業者体力格差が拡大 需要減少で厳しさ増す 多くが“倒産予備軍”に

※幸い当店は需要減は免れています。
(゜。(*^▽^*)ゞいやーまぁ、 既に減らすだけ減らしてからの、キープですけどね(汗))


閉鎖SS放置問題 「撤去に補助金必用」の声

























余力はないのです。

2015年03月11日 | ガソリンスタンド2

(※青系文字がmasumi)

販売価格バラつく 系列間仕切りと業転格差原因か 元売へ解消求める



コスト転嫁遅れ顕著 販社セルフ安値目立つ

元売販社は神戸から東では135円や138円を掲げているが、加古川では124円で各社ほぼ横並び。
124円は明らかに一般的な系列仕切り以下の価格で、販社がその値段で売れる仕組みがあることが問題だ。
われわれ零細は値段で勝負するのもサービスで差別化するのも難しく、何か新規事業を立ち上げるなどして生き残る方法を考えるしかない

※業転仕切から考えれば124円という販売価格もあり得る話です。
ただし、粗利は4円程度ですから資本力のある量販型セルフでしか無理でしょう。
そして、そこから考えると135円や138円のセルフは、セルフでありながら高値の系列仕入れをしている地場零細フルよりも多く粗利を確保していることになるでしょう。

>われわれ零細は値段で勝負するのもサービスで差別化するのも難しく

今日も掛け会員さんが給油に来られて「あんまり減ってないけど今から遠いとこ行くから。ガス欠の心配するの嫌やからな。それに燃料はココって決めとるからな。他所では入れん」。と有難いお言葉。
そして「もしガス欠したら持って来てくれって言わなあかん」と言われたので、
「ガス欠したらアカンで。電話もろても今配達でおらへんから行かれへんて言わなあかんかも知れんからな」...と。

本当に申し訳なく情けない話ですが、本当のことですから。。。

「昔、1回だけガス欠して○○まできてもろたことあるで。40年間でその1回だけや」

私以外に社員2名アルバイト3名がいた頃ですね。
当時はどんなことでも断らずに対応できていました。
10リッターや1000円分でも、“フルサービス”でした。

今は、現金満タンのお客さんでさえ窓拭きすら出来ないときがあります。
17年の間にこのようなことになってしまいました。

「ここは窓も拭いてくれないのですか」「それでもフルか」
そう責められ、
「もう来てやらん」と去られ、

それでも営業を続けています。

だから、
仕入れで優遇されている大手特約店の直営セルフ店が、地場零細フルより多くの粗利を得ていながら、
「セルフでも窓拭きなどのシンドイ作業をしてあげてます」なんていうのを見ると黙っておれないのです。
セルフが無かった頃、誰が窓ふきなどの作業を「シンドイ」などと形容したでしょうか。
みんなそれが当たり前でした。



3者資金繰り問題急浮上 担保積み増し重要に

3月9日 燃料油脂新聞

※販売店から担保を取っている特約店には貸し倒れのリスクはないですね


どんな店やねん?!

2015年03月11日 | ガソリンスタンドでの出来事

表を見ながら事務所で仕事をしていたのです。
こうちゃんは調べもの、私は伝票の整理。

顔を上げてチラチラ表を見ていたはずなのに、気付いたら1台トラックが止まってました。

「いらっしゃいませー」
2人で慌てて飛び出したら、FCカードの常連さんが
「もう5分待ちましたよー」

すかさずこうちゃん
「さっきの客は10分待っとった」

\(;゜∇゜)/ ええーーーーーっ


*****




ニュータウンから給油に来て下さる常連さんから「海外出張のお土産」
(出発前に燃料は入れたので)お土産だけをわざわざ届けに来て下さいました。




店のご近所さんから手編みのひざ掛け。

去年「毛糸を沢山貰ったんだけど要らないか?」と声を掛けて貰ったんだけど、「編み物出来ないから要らない。けど編み物したいから今度教えて」って言ってて。

「いつでもおいで」と言ってもらってたんだけど、習いに行く時間を確保するのは中々困難で・・・

そしたら今朝
「余った毛糸を使って編んだから色合わせは変かも知れんけどな」、と、これを持ってきてくれた。

今、膝に掛けてます。

もう!「あったかいんだからぁ~♪」


・・・・うーん(^~^;

これも野菜と同じで、masumiさんは「貰う係」でイイっか~☆
(〃 ̄ω ̄〃ゞ エヘヘヘヘヘ




・・・んでもって、ここいらはガソリンスタンド過疎地ではないけど「呼び鈴SS」に出来たらな~っと。




ひゃあ~~~~~又石つぶてが飛んできた~~~~
逃げろ~~~~~ピューッ!≡≡≡ヘ(*゜∇゜)ノ


かなえたもうことをかしこみかしこみももうす

2015年03月10日 | お知らせ・お願い

先日st31掲示板で、“ガス抜き”と前置きした上で、デモ・座り込みアンケートが行われていました。
「YES」と答えた方もガス抜きのつもりでアンケートに参加されたのでしょうか?

ガス抜きとは、つまらないですね。



私は「高値店=悪徳」という消費者の誤解を払拭することを目的としてこのブログ記事を書いています。
そしてまた、
この業界の歪みを消費者が知ることで、外圧によってこの業界が是正されることを期待しています。


地場業者は創業以来担ってきた地域へのエネルギー供給のために、また社員の雇用を守るために、皆必死で踏ん張っています。
小口の配達を続けている地場業者は、系列組、PB組、浮気組、関係なく存続できなければならないのです。


昨年12月分は公表された「調整」も、その後は公表されることはなく、「あるところとないところがあり、あっても調整額はバラバラ」としか分かりません。

当店の特約店担当者は誠実に応えてくれましたが、
公表された12月分でさえ販売店に渡さずに済まそうとした特約店もあるくらいですから、公表がなされなければ無法状態です。

何らかの方法でこれまでから“安値の系列玉仕入れ”をしてきたところは別として、
特約店の皆さんは元売から調整があったのならきちんと還元してあげてほしいと思います。
どれだけ苦しくても系列100%仕入れを貫いてきたような小さな店には、特に、
宜しくお願いします。

そして元売も特約店に対して指導して頂きたいと思います。



小口の配達を続けている地場業者は、系列組、PB組、浮気組、関係なく存続できなければなりません。

どうか宜しくお願い申し上げます。
m(_ _)m







 


運転にはくれぐれもご注意ください。

2015年03月10日 | ガソリンスタンドでの出来事

お客さんの軽トラの荷台にガソリン携行缶を積んでいたら、給油に来たトラックの方向転換中(バック)に当てられた。
吹雪で視界が悪かったのか、ゲートが降りていた分の間隔を誤ったのか・・・
尾てい骨の辺り。

「当たった」という衝撃だけで、痛みは酷くない。
それよりも、「もし挟まれていたら」という恐怖感で身体が震えた。

「病院行ってーや」

「店、一人やねん。行きたくても行かれへんねん!こういう店は配達があるから、みんな必死でやっとんねん!!私が働けへんようになったら困るねん!」
口からついて出た。

そこで初めて謝ってくれた。

帰り際、「電話番号言うとこか?」って言ってくれたけど「大丈夫そうやからええわ」と答えた。



こういう事が起きると
やっぱりこの業種は危険な業種だなと思って、
怖くなる。





明日の予定

2015年03月07日 | ひとり言

こうちゃん娘のRちゃんから、次男誕生のお祝いに欲しいとリクエストされて予約していた利休梅が届いた。

利休梅を検索して花木のネットショップをアチコチ見ていたら、私が色々欲しくなってしまい幾つか一緒に注文していたのも一緒に届いた。

ロウバイ、利休梅(自分用にも買ってしまった)、朴の木、ガマズミ、ミツマタ、サラサウツギ、それから先月ホームセンターで衝動買いしたラズベリーとヤマボウシ。
えらいこっちゃ(汗)全部で2万円近くも使ってしまった...

それから鉢植えにしている目薬の木と姫うつぎと八重山吹とコデマリ

明日はこれを植え替える。


朝6時起きで頑張ります。