3月4日 燃料油脂新聞より
上から
ガソリン他社比で6円高 灯油は業転比12円高(東北)
ガソリン業転112円台中心に(青森)
販社SSの価格停滞 元売営業担当者も困惑(近畿)
業転と仕切り格差拡大 公正担保されず不満強まる(四国)
販売業界の環境激変 SSと業者減少進む(九州)
調整なく危機感 「見込んだ価格設定は危険」(愛知)
適正市況求める声(栃木)
逆ザヤ状態長期化 決算期控え「3月危機説」(山口)
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ザッと拾い上げてもこんな感じです。
地域に関係なく全国的なことです。
一昨年、公取委が「系列でも(出荷元が同じと証明されれば)業転OK」という見解を出しました。
当初は、「我々は商取引をしている」と抵抗していた元売も、年末には公取委とエネ庁の(他社買いした系列店を不当に扱ってはならない)という要望を受け入れたそうです。
そして昨年、流通経路証明書が導入されました。
けれども、現場では「流通経路証明書をみたことがない」という話です。
つまり、他社買いしている系列店は以前と同じように出荷元が同じと“証明されていない”業転玉を仕入れているということでしょう。
そして私はここで疑問に思うのです。
公取委の見解が出たことで本当に皆が自由に他社買いを行えるようになったのなら、そして又、皆が他社買いに走ったのなら、このような不満の声や是正を望む声は無くなっているはず・・・
それが、そうはなっていない。
何故なんでしょうね?
札幌にも灯油難民?
メモ(衆議院質問本文情報)
石油協会 経営実態調査 販売業者の声