今日のぜんせきに「積極的活用」呼びかけの記事が。
活用したくても条件が合わなくて活用できません。
少しの地理の違いです(泣)
ローリー600万円
3分の2補助が出るのと全額自己負担じゃ大違いです。
とっても残念です。
・・・
今のローリーに頑張ってもらわねば。
2月25日 燃料油脂新聞より
業転の功罪
◎ 石油業界のなかで、ブランド料、差別対価、市況対策、内々格差、二者と三者の関係ー
これらの諸問題すべてに関わっているのが“業転”だ。
◎ 最近、特約店から「販売店が業転買いに走って困っている」という話をよく聞く。
実際、多くの販売店が購入していることは公然の秘密だ。
対して元売は「取引量が落ちているから、もっと売ってほしい」と特約店に檄を飛ばす。
市場で矢面に立たされているのは特約店だ。
◎ しかし業転を元売から購入し、他系列に売り込んでいるのも特約店だ。
このような状態では流通の正常化や、取引の適正化など図れるはずもない。
元売による系列と業転の二正面戦略は「異常」だ。
◎ 販売店では系列仕切りと10円前後も違えば、生き残る知恵として手を出すのは当然と言える。
まともな仕切りでは採算に合わないことは、元売も特約店もわかっているはずだ。
一日も早い元売の供給過剰対策が必要だ。
業転出荷ストップ
2月は平月の倍近い出荷となりそうだった。
業転と系列格差が8円も開くと一気に業転人気が高まるという見本のような展開だった。
元売も気にし始めており、業転の出荷を止めにかかってきた。
これが月末まで繰り延べとなった経緯。
「元売補助(調整)は2者止まり」2月26日 燃料油脂新聞より
特約店仕切りに卸マージンが上乗せされるため、3者店の仕切りは原則的に2者よりも高くなる。
そのこと自体に異議を唱える向きは少ないが、仕切りの不透明さに不満を抱く販売業者はある。
「市況に応じて元売から仕切りの補助が出ているはず」としたうえで、
「マーケットの状況に応じた補助であれば、3者にもその恩恵があってしかるべきだが、実際には特約店の総取りになっている。
金額はともかく、市況対応の補助について明確な取り決めが行われないと、特約店と販売店の信頼関係を損なうことになる」と指摘している。
3月2日 燃料油脂新聞
格差拡大
業転人気
「系列でも、(証明されれば)業転OK」
業転人気
格差拡大
<3月4日追加>
3月3日燃料油脂新聞より
【横浜】
業転玉の購入が難しくなっている。
系列対業転格差の拡大や仕切価格の上昇などを背景に、販売業者からは業転の流通拡大の向きが伝わってくるSS事情。
先月下旬には、当月の業転購入率が高いことに気付いて調整的に系列玉の比率を上げる販売業者の動きがみられたこともこれを裏付ける形となっていた。
ところが業転購入をめぐる販売業者の最近の事情は、個々の商社や燃料商によって、オーダーからSS届けまでにかかるサイトが拡大しているとして「各社の業転価格を比較して購入することが難しくなっている。希望するタイミングで輸送ローリーの手配ができないというのがその理由。オーダー数量の大小とも関係ないとのこと」(地元販売業者)
前出販売業者は、業転玉の手配について「輸送ローリーをチャーターしている商社はいまのところ仕入れ前日のオーダーでも大丈夫。しかし運送業者をスポット対応している商社や燃料商は、オーダーから少なくとも2-3日間かかる。
2-3日前にオーダーを入れる対応は、1回14キロリットルか16キロリットルオーダーしている状況からは非常に難しい。
さらに販売業者は経験則として、月後半で提示される仕切りが仕入れ面で有利に働くと認識しているので、業転購入が集中していることもあるのだろう」との見方を示す。
また別の販売業者は「系列と業転で価格差は商社の提示額と見比べても9-12円もある。一方レギュラー市況は系列仕切りからして10円に満たないとなると、経営者からすれば死活問題。どこの販売業者も切羽詰まった状況にあり、上昇基調をたどる仕切り推移のなかで円滑に業転を手配できないことに困っているのではないか」との認識を示す。
さらに「あくまでも仮定の話だが、この状況が水面下で元売絡みとなると問題だ。そうではないと判断しているが、売れていないなかで玉のやり繰りに困るのはいささか想定外な話だ」と話している。
販売業者の廃業やSS閉鎖が後を絶たない石油販売業界。
業転購入をめぐる現状が販売業者の窮状を物語っている。