ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

”月刊川村ゆきえ”批判

2006-08-10 02:05:45 | その他の評論

 長い事、沈黙を続けていた川村ゆっきーのカムバック作が出る。それは良いのだけれど、よりによってピント外れの芸術趣味で評判の悪い”月刊”シリーズで、と聞いて、それはいかがなものかと首をかしげた。そして、悪い予感は的中してしまったようだ。

 先行して週刊誌に載った宣伝写真を見られた方、あれが強いて言えばこの写真集のベストショットです。あのくらいしか見るところはありません。あとはキリンの首のアップくらいでしょうか(?)なんか、ゆっきーが動物園にキリンに会いに行く設定なんですがね、可愛くもいやらしくもない、何てことない水着姿で。

 露出は低いです。特にサービスショットもありません。全体に、芸術家ぶりたい3流カメラマンが特に好む粒子の粗い写真が使われており、見る者の気持ちを思い切り萎えさせます。

 それにしても。せっかくのカムバック作が”月刊”シリーズとはなあ。誰が思いついた企画か知らないけど、ゆっきーも運の無い女だ。

 (音楽ネタでなくて失礼!いや、あんまり腹が立ったんで、つい)