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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

やぎのアシヌーラどこいった? ゆめちゃんのハロウィーン

2015-10-27 17:53:52 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日、23日は、3年生のクラスでのお当番でした。



最初にこの絵本を読みました。

2011年のこどものとも10月号。
教室で読むのは初めてだったと思います。


ものぐさなスタマティスじいさんは、やぎを飼えば、伸び放題の庭の草を
きれいに食べてくれると教えてもらい、さっそく手に入れたのがアシヌーラ。

よい食べっぷりを見た農夫がビール3ぽんと引き換えに、2,3日貸して
もらいたいと言ってきて‥。
スタマティスじいさんは、
「ああ、いいとも。つれていきな」とかしてやった。

くろいちごのやぶをきれいに食べてもらって、助かった農夫は
通りかかった羊飼いに

「おお、いい たべっぷり。
やきたての ひつじかいパイと ひきかえに、
やぎを 2,3にち かしてくれないか?
かれえだの かわを はいで さくを つくりたいんでね」

とたのまれ、自分のやぎでもないのに、

「ああ、いいともさ。つれていきな」と かしてやった。

そのあともこんなふうに、どんどん「また貸し」されていくアシヌーラ。

でも最後にはおじいさんの元にちゃんと戻り、ビール3ぼんもそのあとの
ひつじかいパイもりんごもチーズも、御礼としてもらい、
おじいさんは、ほくほくがおで うちに かえった。

なんとも呑気なおじいさんはがちっとも怒らないところと、チーズを作りたい
おばあさんの計らいで、アシヌーラは子ヤギまで生んでしまうところが
おもしろいなあと、私は思うのですが‥笑。

3年生は、いったいこのあとどうなるの?という顔で、真剣に成り行きを
見守ってくれました。


次の1冊は、ハロウィーンが近いということで、この絵本を読みました。


ニューヨークに住んでいる、幼稚園に通うゆめちゃん(表紙の真ん中の子)が
お母さんと一緒にハロウィーンの準備をしたり、当日おともだちと
お菓子を貰いに家々を回る様子が描かれています。

聞いていた3年生に一番受けたというか、反応したのはー

「みんなは なにに なるの?」
ゆめちゃんが きくと、
「わたしは、ひょう」「ぼく、しょうぼうし」
「ミイラ」「てんとうむし」‥

と順に答えていく中での、「せんすいかん」でした。



私の娘が小3だった10年前は、ハロウィーンで仮装をして楽しんだりするのは
英語教室に通っている子くらいの印象がありますが、読み終わった後のミーティングで
仲間に聞いてみたら、今はフツーな感じで、近所同士やともだち家族とやってるよ、と
話てくれました。
そういう感じになってきているんですねー。


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