my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

小さなデザイン 駒形克己展@板橋区立美術館

2020-01-27 17:03:03 | 好きなもの・美術館や展覧会

成人の日に、大泉学園で八生さんの原画展を観た後、
その日が最終日だった、駒形克己さんの展覧会を観るために、
板橋区立美術館へ移動しました。

リニューアルオープンしてから、私は訪れるのは初めてで、
電車とバスを乗り継いで向かうのも初めてでした。
(過去2回は、どちらも家から車で行ったのでした)



駒形さんと言えば、私の中ではこちらの絵本。


1997年7月号。娘が1歳になるすこし前に出会い、驚かされ、
そして家族で愛読してました。

最終日は駒形さんがおいでになり、サインもしてくださるとのこと
だったので、私と友だちは、「せっかくだからねえ」と、展示を観る前に
売店へ直行し、サインをいただいたのでした笑。
『ごぶごぶ~』の思い出として、当時新米ママの自分にとって、いかに
この絵本が役にたち、同じく新米パパの夫も、喜んで読んでいた、と話すと
駒形さん、ゆっくりと笑顔になり、そうでしたか、お役に立ててそれはよかった
と、言ってくださって‥なんかとても嬉しく幸せな気持ちになりました。
(同じ年に産まれた、スペイン人の友だちの赤ちゃんにもこの絵本を
贈ったはなしも、調子に乗って話しました)

展示はONE STROKE から出ている本の他に、デザインの仕事もたくさんあって、
アメリカに居た頃のタバコのパッケージとか、日本に戻ってからの、ファッション
ブランドのロゴや招待状、オフコースのレコードジャケットまで!貴重なものを
たくさん観ることができました。
(1982年のNBAオールスターゲームの案内状もありました!)

※下の画像は、撮影可のお部屋で何枚か撮ったものです。







それにしても、駒形さん、サイト等で観るよりもずっと素敵な方でした。
もしも、今は亡き水丸さんにサインしていただく機会があったとしたら、
(駒形さんと)おんなじように、(水丸さんも)ゆっくり笑顔を作られるのでは
ないかなーと想像しました。
お二人の作品の画風は違うけど、ダンディでかっこいいという共通点が、私にそう
思わせるのですね、きっと。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゆきむすめ 歯いしゃのチュ... | トップ | “good” bye  精一杯を尽くせ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

好きなもの・美術館や展覧会」カテゴリの最新記事