先週の金曜日、三重県より帰ってきました。西に行っても、東に戻っても
暑いことにかわりはないですね。
帰省旅行の楽しみは、四日市にある絵本のお店「メリーゴーランド」へ
行くことです。
もう10年もの間、年に2回づつ帰っていたのに、お店を知って立ち寄るように
なったのは、昨年から。だからまだ4回しか行ったことがないのです。
もっとずっと前から行っていれば、常連さんになれたかなあと思ったことも
あったけれど、ドアを開けるたびに、ドキドキした気持ちを味わえるのも
(ウインドウを眺めて、ドアに手をかけただけでも、なんだか胸が
高鳴ってしまうのです‥聖地感覚??)とても新鮮なことだと、今は思えます。
今回は、ささめやゆきさんが絵を描いている、こんな本を見つけました。
まだ6月に出たばかりの絵本です。
『なつのおうさま』
薫くみこ 文 ささめやゆき 絵
なんといっても、この青色にひとめぼれです。
表紙も開かず、この青色と、ささめやさんのお名前だけで、
買ってしまいました(笑)。
その晩、寝る前にはじめて本を開きましたが、お話も期待以上のものでした。
素敵な青色も、家の外壁や、空や、池で、ふんだんに見ることができました。
おかあさんに連れられて、おかあさんの友だちにうちに遊びに来たひなこちゃん。
同い年の男の子がいるから遊びなさいと言われるけれど、年が同じだって
いうだけど、仲良くなんかできません。
男の方もおんなじ気持ち‥いじめるつもりはなくても、ついつい、おかあさんに
叱られてしまいます。
私も、とっても人見知りな子供でしたから、そのなじめない気持ち、わかり過ぎます。
前に遊んだことがあっても、久しぶりだというだけで、母方のいとこには
帰るまでひとことも口をきけなかったこともありました‥。
お話の中のふたりは、「なつのおうさま」を見つけたことで、急速に仲良くなります。
好きなものが同じだというのは、最大の共通項です。
池に行ったり、走り回ったり、同じ体験をしたというのも、仲良くなれる近道でした。
ささめやさんの描く、おかあさんたちは、なんだかちょっと外国の方の匂いが
して、とてもいい感じです。ワンピースの柄とかね‥。
‥ ‥ ‥ ‥
本日、8月22日は、娘の11回目の誕生日です。
このブログでそれをお知らせするのも、今年で3回目。
体は、ぐんぐん大きくなっています。がんばりやさんなので
学校の成績もなかなか。
でも、こころのほうはどうかな。大きくなっているでしょうか。
ちょっとだけ心配なんです。
その心配の原因を作っているのは、ああ、私だなあと思うから
また余計に心配になったりして。3歳の時には3歳用の心配があり、
6歳には6歳用、そして11歳にはちゃんと11歳用のがありますね。
母からというか、私(自身)からの誕生日プレゼントは、今年から
毎年絵本にすることに決めました。
今までも、本や絵本を贈った年もありますが、11歳の今回からは
必ず毎年、そして20歳の誕生日までは続けようと思います。
さて、今年の絵本、喜んでくれるでしょうか。
ことり便、届いたので、夕ごはんの時まで、気付かれないようにしないとね。