報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

誤字が実は多い当ブログ

2013-06-25 22:37:09 | 日記
 今月23日付けのブログのタイトルからして、誤字……というか、脱字がありました。訂正してお詫びさせて頂きます。

 多分私がズバ抜けて誤字・脱字が多いのだろうが、それを校正する出版担当者の方は物凄く大変だと思うのである。恐らく小説10万部を売り上げたとされる顕正会男子部員さんも、原稿はそれなりに誤字や脱字があったと思われる。それを全く無くす仕事なのだから、気が滅入るだろうし、恐れ入る。
 ただ、ラノベの初版第1刷を見ると、意外とあったりする。まあ、簡単に見つかるレベルではなく、“ウォーリーをさがせ”くらいのレベルではないだろうか。

 ところで昨夜、泊まり勤務の仮眠中に変な夢を見た。私が大石寺の典礼院に納骨される内容である。それを幽体となった私が上空で見る夢だ。
 はて?私はまだ典礼院に墓を買っていないが……。ん?墓を買えという御仏智か?それよりガラケーをスマホに換えるのと、今年中にXPが終了するので、PCを買い換える方が先だと思うのだが。
 か、もしくは、まもなく死亡というフラグだろうか?よく分からない。
 厚生労働省指定の難病に罹患してから長生きを諦めてはいるのだが、意外と早い死亡フラグであるようだ。

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 “ボーカロイドマスター”より。

「所長、ふざけるのもいい加減にしてください!」
「バカモノっ!ワシはいかなる時も常に真剣じゃっ!!」
「どうか・しましたか?ドクター南里?敷島・さん」
「なに!?急に大声で……」
「たかおさん、怒らないでください……」
「プロデューサー!?」
「南里博士!」
 研究所内に敷島と南里の怒号が響き渡り、エミリー、鏡音リン・レン、初音ミク、MEIKO、KAITOが所長室に飛び込んできた。
「どこが真剣なんですか!」
「キミの目は節穴かね!?これのどこがフザけだというのじゃ!?」
「いや、どう見ても悪ふざけでしょ!?」
「キミはワシの美学が分からんようじゃな!?」
「ああ!分かりませんよ!だいたい、前々からあなたのセンスには付いていけなかったんです!!」
「たかおさん、落ち着いてください!」
「プロデューサー!」
「ドクター南里・このままだと・血圧が……」
「やかましい、エミリー!ワシの心配をしてるヒマがあったら、こやつを摘み出さんか!」
「……イエス。ドクター南里」
 しかし、ミクが立ちはだかる。
「エミリー、やめて」
「初音ミク。ドクター南里の・命令は・全てに・最優先する」
「うん。それもあるし、プロデューサー、頭を冷やす為にここを退室した方がいいわ」
 MEIKOも腕組みしながら言った。
「……けっ!」
「な、なに?何があったの?」
 リンは目を丸くしていた。

「七海の量産化だって内定したんだ!ここでエミリーの量産化が成功すれば……いや、必ず成功する!莫大なロイヤリティがこの研究所に入ってくるというのに、あのクソジジィ!」
 敷島は事務室の椅子を蹴飛ばした。
「でもプロデューサー、エミリーの量産化はしないってだいぶ前に決めたはずじゃ?」
 ルカが言った。
「いや、あくまで所長の気が変わるまでの延期だ。お前達の知名度が上がり、メイドロボットについても世間の認知度を上げることができた。あとは、エミリーのようなマルチタイプのロボットを量産化できれば……」
「エミリーは兵器も搭載されてるから、できないって……」
「搭載しなければいいだろ。あれだけの優秀なガイノイドを量産化しないって、頭がおかしいぞ」
「どう思おうが勝手だけど、マスコミを賑わす事件だけはカンベンしてよね。じゃ私とKAITOは、これからラジオの収録があるから。ルカは今日仕事オフなんでしょ?しっかり見張ってるのよ?」
 MEIKOはボーカロイドの後輩に言った。
「は、はい」
「ドクターの命令1つで、エミリーはプロデューサーも手に掛けることができる。あいつはウソ言ってないから。もしエミリーが来たら、あんた達全員で阻止しなさい」
 他の後輩達にも言う。
「そ、そんなに……!?」
「MEIKOりん、エミリー姉ちゃんにはリン達が束になっても叶わないYo~!」
「立ち向かう必要は無いよ。プロデューサーを安全な所に避難させればいい」
「安全な場所、ありますか?」
 ミクも不安そうに言った。
「大丈夫。実はエミリーにも弱点はあるからね」
「だいたい兄ちゃん、何で逆ギレたりしたの?博士のぶっ飛びは、最初からだったんでしょ?」
「何か知らないが、あの時はイラッと来て……」
 その時、事務室のドアが開いた。
「敷島・さん……」
 エミリーは険しい顔をしていた。
「え、エミリー!?」
「何しに来たの?まさか本当にドクターに命令されて、早速プロデューサーを処刑しに来たわけ?」
 MEIKOが半分呆れ顔で言った。但し、さり気なく敷島を隠すような位置に立つ。
「そうだ、と・言ったら?」
「あんた、殺人兵器に戻るってことね?旧ソ連時代、沢山の人間を殺してきた殺人兵器が!」
「な、何だって!?」
「ドクターの命令を拒否しないと、あんたの秘密もっとバラすよ!」
 するとエミリーは両目をハイビームに光らせた。
「ドクター南里の・命令は・全てに・優先する」
「ちっ。やっぱただのロボットだったか。ミク!リン・レン!プロデューサーを外に連れ出して!」
「は、はい!」
「了解!(×2)」
「ルカは私と共闘!」
「はい!」
 さすがボカロの年長者。すぐに他の後輩ボカロに指示を出す。
「ルカは右から回って!」
「はい!」
「KAITOはドクターを押さえて!」
「承知!」
 KAITOは事務室を飛び出し、所長室へ向かった。

「ああっ!?」
 所長室に飛び込んだKAITOが見た光景は……!?
コメント (4)
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面白い試み

2013-06-25 00:25:13 | 日記
線路脇の草、タダできれいにしてくれたのは…(読売新聞) - goo ニュース

 実にいいアイディアだ。地方ローカル線の風物詩になれば面白いと思うが、糞尿対策もしっかりしておかないと別の問題が発生する。また、間違って線路に上がって列車と衝突しても大変だ。
 まあ、そのくらいのことは考えてやっているのだろうが……。ところで、子羊肉のソテーg(ry

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 “新人魔王の奮闘記”より。

 春明が重傷で療養中の間、公務に勤しむルーシー。謁見の間にて、玉座に座っていた。
「えーと、次の謁見者は……」
 本当のファンタジーの世界であれば、大臣辺りがそれを告げるのであろうが、人間界から持ち込んだPCを使用している。
「げ……!」
 ルーシーはPCの画面にある次の謁見者の名前を見て、目を剥いた。
「では次の謁見希望者……」
 侍従長が扉を開ける合図を出す。
「ちょっと待った!ストップ!!」
「は?」
「謁見中止よ!帰ってもらって!!」
 だが、ほんの僅かに開いた扉に足を差し込み、無理やりこじ開ける謁見者がいた。
 スーツ姿の長身の男、黒々とした長髪。そして何より特徴的なのは、威圧感をフルに醸し出しているゴツい眉毛であった。
「失礼します!人間界は日本国東京都より参りました、吸血族のレイモンド原田でございます!」
 その姿を目の前にした侍従長のピエールは顔を真っ青にした。
「じょ、浄水器なら要りません!近衛兵呼びますよ!」
 しかし、居合わせた横田は比較的冷静だった。
「私の分析によりますと、浄水器の押し売りではありませんね。……はっ!こ、これはもしや……押し売りではなく……!」
 横田は逃げる様にして怯えながら壁を背に貼り付き、首を横にブルブル震わせながら言った。
「ま、まさか、私のJKパンティコレクションの押し買いでは……!?」
「……あんた達、帰ってよし。このバカ男は私の遠い親戚の1人だから」
「へ!?」
「さ、さようで……」
「とっとと帰ってくれる?」
「そーゆーわけにはいきません!御両親より、伝言を預かっております」
「で、何て?」
「『魔王なんてあんたには無理。早く家に帰ってきなさい』がまず1つ……」
「Ha!予想通りの言葉ね。スルーに決まってんでしょ」
「あと1つは……」

 ズシン……!
「ん!?」
 魔王城全館に地震のような揺れがあった。
 診療所の病室で、春明は遅い昼食を取っていたところだった。
「何だ今の?地震か?」
「新館の北側から、爆発のような音がしましたね」
 サイラスは長くて尖った耳を立てて、音の出所を探った。
「新館北側って、謁見の間の方じゃないのか!?」
「リーフ、ちょっと見て来てくれ」
「はい」
 サイラスは末妹に命じて、様子を見に行かせた。エルフの足なら、ものの数分で広い魔王城内を行き来できるだろう。
「ルーシーは無礼な客がいると、自分で手を下しちゃうクセがあるからなぁ……。それだったりして」
「はは、まさか……」
 サイラスは苦笑に似た笑みを浮かべた。

 そして数分後、リーフが戻って来た。
「ただ今戻りました!」
「で、どうだった?」
「陛下が謁見の間で、無礼な来客に光弾を放ったそうです!」
「ええっ!?」
「やっぱり……。正式戴冠は、ちょっと早いかな……」
「その客、陛下にどんな無礼を働いたんだ?」
「御両親の伝言を伝えただけみたいですけど……」
「おおかた、魔王への戴冠反対と、俺に近づくなという接近禁止令にキレたか」
「使者に怒りをぶつけても、しょうがないでしょうに……」
「そういう女王様なんだよ。あれで、もうすぐ齢24だからね?」
「オレより年下なのか……」
コメント
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