[5月9日20時00分 天候:晴 沖縄県国頭郡恩納村 シェラトン沖縄サンマリーナ・リゾート]
アトリウムロビーでまったりする私。
外観エレベーターとかを見ると、豪華客船の船内を思わせる。
もしかするとこのホテルは、それをイメージした設計になっているのかもしれない。
それとも、『浮かぶホテル』と呼ばれる豪華客船の方が、こういったホテルの設計を模したのか。
いずれにせよ、どちらもなかなか利用する機会に恵まれない私には分からない。
それでも100%まったりできなかったのは、その豪華客船=破邪顕正号を思い出してしまい、その度にフラッシュバックや激しい頭痛が起きてしまうからだ。
愛原「ん?」
その時、リサからLINEが届いた。
やはりリサ達は、ホテル内のカラオケルームで、『魔王軍』のメンバーとカラオケを楽しんでいるらしい。
リサ「カラオケで盛り上がり中♪」
とて、何故かリサのパンチラ画像が送られて来た。
制服のスカートではなく、私服のスカートだ。
ホテル内では私服に着替えても良いことになっているので、海水浴を楽しんだ後は私服に着替えている。
で、私服のスカートの下にはブルマを穿いていないリサ。
リサ「先生も来る?てか、来て💖」
愛原「いやいや……」
引率者が生徒達と個人的に楽しんではまずいという旨を説明し、丁重に断った。
今、リサを監視しているのはレイチェルだが、いくら真面目な性格でも、そこはアメリカ人だから、はっちゃける時ははっちゃけるだろうからなぁ……。
高橋「先生、ここにいましたか」
愛原「ああ。バイク談義は楽しかったか?」
高橋「ガキ共は分かってませんねー。まずは免許を取ってからですよ」
愛原「無免許で盗んだバイクで走り回ってたヤツが言うことか?」
高橋「だから、『経験者は語る』です!」
愛原「あー、そうかい」
私は席を立った。
高橋は男子生徒達と、改造車やバイクの話をしに行っていた。
このまま夜が更けるかと思いきや、案外早く帰って来た。
高橋「リサ達はまだカラオケっスか?」
愛原「もうちょっとで終わるらしい。ホテルのカラオケは町のチェーン店より高いから、そんなに長時間歌えないらしい」
高橋「でしょうね」
部屋はツインルームのみである。
希望すればソファベッドを使用した3人部屋にできるらしいのだが、リサ達の場合は中途半端になるので、ツインルームのままである。
尚、リサと相部屋になるのは、もちろんレイチェル。
これで夜もBSAAが監視していることになるわけだ。
高橋「俺達も飲みますか?」
愛原「えっ?どこで?」
高橋「ホテルのバーです」
愛原「ホテルのバーは高いし、引率者が飲むのはどうかと思うぞ」
まあ、夕食にはビールの一杯くらいは飲ませてもらったが。
高橋「えっ?あそこで先公達が飲んでますよ?」
愛原「えっ?坂上先生と倉田先生が?」
高橋「はい。あと、竹刀持ちの学年主任っス」
愛原「マジか!?」
高橋「はい」
私は様子を見に行った。
アトリウムロビーに接しているバー。
外から覗いてみると、確かに店内のカウンターに先生達3人が並んで座っていた。
学校カメラマンはいない。
確か、三上先生と坂上先生が同じツイン。
倉田先生と学校カメラマンが、それぞれダブルの部屋ではなかったか。
シングルは無いので、一人客はダブルルームに泊まることになる。
愛原「ホントだな」
高橋「でしょ?でしょ?職務怠慢っスねー!」
愛原「そんなことはないと思うぞ。確か……俺が高校生の頃も、引率の先生が酔っ払って部屋の照明ぶっ壊した記憶があるな……」
高橋「マジっすか!?」
愛原「もちろんワザとじゃないと思うんだけど、まあ、酔っ払ってハイになったんだろうな。当時、20代後半の若い先生だったかな。要は、部屋の照明の蛍光灯割っちゃったんだ。何したんだか知らんが。野球部の顧問だったから、部屋で素振りでもしたのかもしれんな。で、引率の先生のリーダーが、そこの三上先生みたいな学年主任でさ。後でメチャクチャ怒られてたったけなぁ……」
高橋「面白いっスねぇ!」
愛原「公立校は公立校で、なかなか面白いもんだよ」
高橋「俺も修学旅行、行ってみたかったっスよ」
愛原「残念だったな。それがヤンキーというものだ」
高橋「……返す言葉もありません」
愛原「いずれにせよ、先生達は先生達で色々積もる話もあるだろう。そこへ俺達が行くのはお邪魔だと思う。俺達は別の場所に行こう」
高橋「外に飲みに行きますか?ホテルの外……国道の旧道?っぽいところ、飲み屋とか飯屋とかあるみたいっスよ」
愛原「まあ……俺達は別に外に出てもいいんだろうが、リサが気づいて追ってくるかもしれない。なるべく、余計なトラブルは控えたいもんだ」
高橋「じゃあ、どうします?」
愛原「2階に自販機コーナーがあっただろ?そこで酒でも買って、部屋で飲むか」
高橋「それもいいっスね!」
私達は2階に移動した。
愛原「ここで酒買って行けばいいんだよ」
高橋「おっ、いいっスねぇ!……つまみはどうしましょう?」
愛原「心配するな。さっき、売店で買ったスナックがある」
高橋「あれ、お土産用じゃないんスか?」
愛原「自分用だよ。それに、土産を買う機会なら明日もある」
高橋「なるほど。さすが先生っス」
私達はここで缶ビールや缶酎ハイを購入して、部屋に戻ることにした。
愛原「就寝時間は22時だから、それまでに飲み終わらさないとな」
高橋「はい!」
アトリウムロビーでまったりする私。
外観エレベーターとかを見ると、豪華客船の船内を思わせる。
もしかするとこのホテルは、それをイメージした設計になっているのかもしれない。
それとも、『浮かぶホテル』と呼ばれる豪華客船の方が、こういったホテルの設計を模したのか。
いずれにせよ、どちらもなかなか利用する機会に恵まれない私には分からない。
それでも100%まったりできなかったのは、その豪華客船=破邪顕正号を思い出してしまい、その度にフラッシュバックや激しい頭痛が起きてしまうからだ。
愛原「ん?」
その時、リサからLINEが届いた。
やはりリサ達は、ホテル内のカラオケルームで、『魔王軍』のメンバーとカラオケを楽しんでいるらしい。
リサ「カラオケで盛り上がり中♪」
とて、何故かリサのパンチラ画像が送られて来た。
制服のスカートではなく、私服のスカートだ。
ホテル内では私服に着替えても良いことになっているので、海水浴を楽しんだ後は私服に着替えている。
で、私服のスカートの下にはブルマを穿いていないリサ。
リサ「先生も来る?てか、来て💖」
愛原「いやいや……」
引率者が生徒達と個人的に楽しんではまずいという旨を説明し、丁重に断った。
今、リサを監視しているのはレイチェルだが、いくら真面目な性格でも、そこはアメリカ人だから、はっちゃける時ははっちゃけるだろうからなぁ……。
高橋「先生、ここにいましたか」
愛原「ああ。バイク談義は楽しかったか?」
高橋「ガキ共は分かってませんねー。まずは免許を取ってからですよ」
愛原「無免許で盗んだバイクで走り回ってたヤツが言うことか?」
高橋「だから、『経験者は語る』です!」
愛原「あー、そうかい」
私は席を立った。
高橋は男子生徒達と、改造車やバイクの話をしに行っていた。
このまま夜が更けるかと思いきや、案外早く帰って来た。
高橋「リサ達はまだカラオケっスか?」
愛原「もうちょっとで終わるらしい。ホテルのカラオケは町のチェーン店より高いから、そんなに長時間歌えないらしい」
高橋「でしょうね」
部屋はツインルームのみである。
希望すればソファベッドを使用した3人部屋にできるらしいのだが、リサ達の場合は中途半端になるので、ツインルームのままである。
尚、リサと相部屋になるのは、もちろんレイチェル。
これで夜もBSAAが監視していることになるわけだ。
高橋「俺達も飲みますか?」
愛原「えっ?どこで?」
高橋「ホテルのバーです」
愛原「ホテルのバーは高いし、引率者が飲むのはどうかと思うぞ」
まあ、夕食にはビールの一杯くらいは飲ませてもらったが。
高橋「えっ?あそこで先公達が飲んでますよ?」
愛原「えっ?坂上先生と倉田先生が?」
高橋「はい。あと、竹刀持ちの学年主任っス」
愛原「マジか!?」
高橋「はい」
私は様子を見に行った。
アトリウムロビーに接しているバー。
外から覗いてみると、確かに店内のカウンターに先生達3人が並んで座っていた。
学校カメラマンはいない。
確か、三上先生と坂上先生が同じツイン。
倉田先生と学校カメラマンが、それぞれダブルの部屋ではなかったか。
シングルは無いので、一人客はダブルルームに泊まることになる。
愛原「ホントだな」
高橋「でしょ?でしょ?職務怠慢っスねー!」
愛原「そんなことはないと思うぞ。確か……俺が高校生の頃も、引率の先生が酔っ払って部屋の照明ぶっ壊した記憶があるな……」
高橋「マジっすか!?」
愛原「もちろんワザとじゃないと思うんだけど、まあ、酔っ払ってハイになったんだろうな。当時、20代後半の若い先生だったかな。要は、部屋の照明の蛍光灯割っちゃったんだ。何したんだか知らんが。野球部の顧問だったから、部屋で素振りでもしたのかもしれんな。で、引率の先生のリーダーが、そこの三上先生みたいな学年主任でさ。後でメチャクチャ怒られてたったけなぁ……」
高橋「面白いっスねぇ!」
愛原「公立校は公立校で、なかなか面白いもんだよ」
高橋「俺も修学旅行、行ってみたかったっスよ」
愛原「残念だったな。それがヤンキーというものだ」
高橋「……返す言葉もありません」
愛原「いずれにせよ、先生達は先生達で色々積もる話もあるだろう。そこへ俺達が行くのはお邪魔だと思う。俺達は別の場所に行こう」
高橋「外に飲みに行きますか?ホテルの外……国道の旧道?っぽいところ、飲み屋とか飯屋とかあるみたいっスよ」
愛原「まあ……俺達は別に外に出てもいいんだろうが、リサが気づいて追ってくるかもしれない。なるべく、余計なトラブルは控えたいもんだ」
高橋「じゃあ、どうします?」
愛原「2階に自販機コーナーがあっただろ?そこで酒でも買って、部屋で飲むか」
高橋「それもいいっスね!」
私達は2階に移動した。
愛原「ここで酒買って行けばいいんだよ」
高橋「おっ、いいっスねぇ!……つまみはどうしましょう?」
愛原「心配するな。さっき、売店で買ったスナックがある」
高橋「あれ、お土産用じゃないんスか?」
愛原「自分用だよ。それに、土産を買う機会なら明日もある」
高橋「なるほど。さすが先生っス」
私達はここで缶ビールや缶酎ハイを購入して、部屋に戻ることにした。
愛原「就寝時間は22時だから、それまでに飲み終わらさないとな」
高橋「はい!」