報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

改めて、ごあいさつ

2013-06-01 19:30:03 | 日記
『みんなのうた』53年目でボカロ曲初登場! NHK「新しい取り組み」(ORICON STYLE) - goo ニュース

 私、HNユタは本日6月1日を持ちまして、日蓮正宗に勧誡を果たしました。御報告申し上げます。拙い信心でどこまでできるか分かりませんが、精一杯頑張る所存です。よろしく、お願い致します。

・勧誡を決意したきっかけは?

 新たに紹介者となって下さった方による、粘り強い折伏です。その熱意に折れました。けして、顕正会のような強引な折伏という名の勧誘ではありません。ただ、別の寺院の方より、やや強い折伏が背中を押して下さったのもまた事実です。

・元の寺院に戻らなかったわけは?

 少しでも参詣しやすい環境にいたかったからです。今のお寺は、現住所より電車1本です。また、平日であれば、終電を逃した後も深夜急行バスで帰れる強みがあります。

・どこのお寺ですか?

 寺院名は許可が出ていないのでお話できません。東京都内とだけお話しておきます。

・今後このブログはどうなりますか?

 特に中止または禁止令などは出ていないので、このままこのスタンスで続けていく所存です。従って、破折に使うつもりはありません。

・大石寺に行く予定は?

 日蓮正宗法華講員となったわけですから、近いうちに足を運びたいです。

・近いうち、というと?

 未定です(笑)。ただ、民主党の解散総選挙よりは早いと思います(笑)。

・それまで接触してきた顕正会員や創価学会員に対しては?

 私を知っている方々は、もう法華講員の言いたいことは分かっていると思うので、今更あれこれ言うつもりはありません。これまで通りのお付き合いをお願い致します。

・前所属の寺院の方々に一言お願いします。

「法に依って人に依らざれ」この御金言を全く理解していなかったばかりに、大変なご迷惑をお掛け致しました。いずれ、お詫びに参る所存です。申し訳ありませんでした。

・今後の目標については?

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〔「……作者ユタ氏の記者会見が続いておりますが、本日午前11時30分頃、当作品の作者でありますユタ氏が日蓮正宗法華講に復帰しました。えー、先ほどから記者会見が続いております。……」〕
「……人間、悪いことはできんものよの?」
 ズズズとお茶を啜る南里。研究所のテレビを見ていた。
「全くですね」
 敷島もコーヒーを口に運んだ。
「あー、エミリー。ヨーカンもう1個切ってくれんか?」
「イエス。ドクター南里」
「このヨーカン、大石寺の売店って書いてるの、何でですか?」
「わしに聞くな」

〔「今後の目標は何ですか?」「そりゃ日蓮正宗信徒ですから、成仏に決まってます。2度と後悔したくないですし、勧誡直前に御僧侶から、『人生において“決定(けつじょう)”は何度も無い』と強く戒められましたので、この言葉を心肝に染めまして……」〕
「ねぇ、ハルアキ」
「ん?」
「何でこれが緊急生放送なわけ?」
「さあ……?ていうか、魔界もネットで人間界のテレビが見れるようになるとはねぇ……」
「便利になったわね」
(どういうインフラなのかは、知らない方がいいな)
 PCで世論や支持率、国内の情勢について情報収集する魔王など、魔界で初である。
 何しろ執務室はもちろんのこと、謁見の間においても、玉座の横にPCを置いてるくらいだ。
「失礼致します。陛下!閣下!本日の御昼食は何になさいますか?」
 その時、王宮のコック長が入って来た。
「あー……と。どうしようかな」
「富士宮やきそばにしてちょうだい。さっき送られて来たのがあるでしょ?」
「か、かしこまりました」
「あのやきそば、大石寺の売店って書いてあったの、何で?」
「アタシが知るわけないでしょ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私の勧誡について上記2つの作品のキャラクター達にとっては、どうでも良いようで。取りあえず今怖いのは、仏罰より締め切りだったりします。
コメント (4)
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富士参詣深夜便 号外

2013-06-01 15:59:39 | 日記
 外遊を終えて魔王城に戻って来たルーシー達。
「お帰りなさいませ、陛下!」
 侍従長が恭しく頭を下げる。
「ただいまぁ」
「外遊はいかがでございましたか?」
「物凄く楽しかったよ。特に、ミュージカル“悪ノ娘と召使”は久しぶりに泣いたわね。あと回転寿司なんかも面白かったね。是非とも、魔界にも欲しいわね」
(やっぱり……)
 春明は呆れた。
 でもそれを魔王城に作れとは言わなかった。
 それはホッとした。
「こっちでは何か変わったことあった?」
「はあ……。それが、異世界通信社から号外が届きまして……」
「号外?何かあったの?」
「いや、それがよく分からないんです」
「何が?見せて?」
「こちらでございます」
 侍従長はスッと新聞紙を差し出した。
「“富士参詣深夜便”?異世界通信社で、こんなの出してた?」
「初耳且つ初見です。向こうに問い合わせても、的を得ないのです」
「何それ?……日本語版ね。春明、何て書いてあるの?」
「はあ……。『ユタ氏、日蓮正宗勧誡へ』『勧誡先は【お察しください】』……フザけた見出しだな」
「間違えて届いたということで、よろしいでしょうか?」
「多分ね……。まあ、手紙爆弾ならぬ、テロ目的で配達されたわけじゃないみたいだし」
「しかし、既に魔界高速電鉄の駅構内などには貼り出されているもようです」
「うーん……。新・魔界憲法で“報道の自由”を認めちゃってるから、剥がせなんて言えないしなぁ……」
 春明は困惑の顔をした。

 その頃、仙台では……。
 仙台市内の幹線道路を走る1台のタクシー。そこに敷島が乗っていた。携帯電話で、何やら話し始める。
「はい、もしもし。……あ、ミクか。お疲れさん。仕事終わった?じゃあさ、今度は雑誌のインタビューがあるから、駅前で落ち合おう。……うん、こっちもMEIKOのソロライブが終わったから。……うん、それじゃ」
 ピッと電話を切る。その時、タクシーのラジオからニュースが流れてきた。
〔「速報をお伝えします。今日午前11時30分頃、作者のユタ氏が東京都内の日蓮正宗寺院にて、勧誡と呼ばれる再入信の儀式を終えたとの情報が入りました。繰り返します。今日午前11時30分頃、作者のユタ氏が東京都内の日蓮正宗寺院にて、勧誡と呼ばれる再入信の儀式を終えたとの情報が入りました。詳しい情報はまだ入っておりませんが、追って記者会見が行われるかどうかは【お察しください】とのことです。詳しい情報が入りましたら、またお伝え致します。えー、今日午前11時30分頃……」〕
「あ、もしもし。KAITOか?お疲れさん。撮影終わった?……あ、そう。KAITOはこの後……財団の研究会に出るのか。まあ、首と胴体を切り離して、どのくらい(バッテリーが)持つかの実験でもするんじゃないか。はっはっはー」
(ええっ!?)
 運転手がびっくりして、ルームミラーを見る。
「……じゃあ、そういうことで。主任理事さんによろしくー」
 タクシーは仙台駅西口タクシー降車場に着いた。
「つ、着きました」
「どうも、お世話様。領収書ください」
「は、はい。ありがとうございました」
「号外!号外です!」
「ん?」
 敷島がタクシーを降りると、地元の新聞社が号外を配っていた。
「何だ何だ?」
『ユタ氏、日蓮正宗勧誡へ』『勧誡先は【お察しください】』
 という見出しが目についた。
「最近の新聞社は、下らんことで号外にするんだなー」
 と思いつつ、受け取る。
「『……尚この件に関して、サークル・リーダーの多摩準急氏はノーコメントを貫いている』か……」
「あっ、たかおさん」
 パタパタとミクがやってくる。
「おー、ミク。ご苦労さん。じゃあ、行こうか。この近くだから」
「はい!」

 再び魔界……。
「ちょっと!何で、“ボカロマスター”の方が行数多いわけ!?ハルアキ、説明しなさい!」
「し、知りませんよ。作者の都合でしょ?」
「Fuck!もう1度、外遊に行くわよ!」
「えーっ!?し、資金が……国民の税金が……!」
「『お金が足りなくなったなら♪愚民どもから搾り取れ♪』」
「“悪ノ娘”か、あんたわ!ギロチンで首刎ね跳ばされるわ!」
コメント
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