報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

コメントレス

2013-08-30 19:09:59 | 日記
 高速太郎氏、ポテンヒット氏よりコメントを頂戴している。まずは投稿された順番で、高速太郎氏から取り上げてみよう。因みに今のうちに白状するが、タイトルは山門入り口氏、記事の内容は巌虎氏の手法をパクりにインスパイアされている。
 確かにリニア・モーターカーは凄い。高速太郎氏の仰る通り、ルート上、中央新幹線となるのだろう。やはり東方Prpjectの創始者にして“博麗神社”の神主、ZUN氏の通りにはいかないようである。どういうことかというと、氏が所属する上海アリス幻樂団がリリースした楽曲に“卯酉東海道”(ぼうゆうとうかいどう)なるアルバムがある。詳しい内容はウィキペディアに任せるが、東海道の地下を走るリニア・モーターカーと思われる。現実のリニアと違い、そこに“我田引鉄”は存在しない。東京~京都(新大阪ではない!)の両端にしか、リニアの駅は無いようである。当然、大石寺の最寄り駅、新富士駅など存在しない。車窓に広がる“沿線画像”に富士山は登場するが、宗教的なものは紹介されていない。
 因みに鉄ヲタとしては、興味のある者、無い者など半々であろう。私も微妙な所である。恐らくは、“ゆりかもめ”や“ニューシャトル”、モノレールを鉄道とは認めない派はリニアも認めないのではないだろうかと思う。無論、それらは認めてもリニアはちょっと……という者もいるだろう。私はまあ、認めてもいいのではないかと思う。

 ポテンヒット氏は、相変わらず競輪に熱が入っておられる。ついに日蓮大聖人が登場したが、そろそろ急進的な法華講員さんがブチ切れる頃か?高速太郎氏は大らかな方のようなので、今さらポテンヒット氏が池田名誉会長をネタにしたところで大目に見て下さるだろう。“あっつぁブログ”住民の皆、もっと心を広く持とうぜ!
 しかし本人以外ほぼ全員を落車させるとは、競輪界の御本仏とやらは、随分とはた迷惑な仏様のようである。恐らく、功徳は無いだろう。ポテンヒット氏の次回の活躍に御期待申し上げる!尚、大勝した場合、ケンショー・グリーンがお忍びでコメント下さる可能性がキングボンビー発生率並みにあるので、ぜひぜひ応援願いたい。

 今回の日記もネタが無かった頃なので、御両人のコメントは大変助かった。厚く御礼申し上げます。危うくまた“ボカロマスター”ボツネタで、お茶を濁すところでありました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防災訓練の時期が近い

2013-08-29 20:23:58 | 日記
 まだまだ残暑も厳しいが、関東大震災が9月1日に起こりやがったせいで、その暑い中訓練が行われようとしている。防災の日は、大震災が起こる度にその日に持ち回りさせるというのはどうだろう?直近だと東日本大震災になるので、3月11日を防災の日にすれば良い。なぜ、いつまでも大正時代の地震にこだわるのか意味が分からない。
 もっとも、3月11日では寒いがね。そもそも、津波警報が出た場合のマニュアルが未だに無い体たらくだ。いいから、大地震→火災という古臭いセオリーじゃなく、大地震→大津波というセオリーにして、早くその訓練をしようよってさ。
 東京消防庁も、どうやら困っていることがそれで伺える。何故なら、そのビルの防災機能が失われることに目を瞑っているからだ。多くのビルの防災センターは地下にあることが多く、津波警報が発令されて実際に津波が来た場合、ヘタすると防災センターが水没する恐れがあるため、そこは放棄せざるを得なくなる。そうなると避難誘導にも支障が出るだろうし、最悪【お察しください】。
 ところで、大石寺は南海トラフが作動した時や富士山が噴火した時、大丈夫なのかな?登山中に富士山が噴火されても困るなぁ……。気にしぃと言えばそれまでだが、何しろ私にとっては東海道新幹線沿線自体が未知の場所なものでね。結構、不安があるものだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まもなく夏も終わるが……。

2013-08-29 00:12:33 | 日記
 “新人魔王の奮闘記”より。

「総理。皇太后様が来られてから、我が国の財政はたったの1ヶ月で黒字転換です」
「首相!魔族のレジスタンス組織、“帝国解放戦線”が解散したそうです!政府に対する不満が無くなり、メンバーが集まらなくなったからだと……」
「そ、そうか……」
 春明は首相執務室で、党員達の報告を聞いていた。
「凄い皇太后様だ……」
 どれだけ居付くつもりなのだろう。何だかんだ言って、一人娘となってしまったルーシーが心配でそのまま魔界に残った感じだったが。

「その者共の首を刎ねよ!」
 実は今でもたまに“魔王討伐”と称して、冒険者達が魔王城にやってくることがある。ブラッドプール王朝になってから、特に王都や魔王城に禍々しさが薄れてしまい、本当に魔王がいるのかと目を疑うという。王都内は電気鉄道が張り巡らされ、街灯や民家の照明も電気である(但し、蛍光灯は意外と少ない。電球が主である)。それでも強大な魔力を持ったルーシーを見つけると立ち向かって行くのだが、ここ最近は事情が違った。
(このクソババァ、裏のラスボスのくせに何でしゃしゃり出で来るのよ)
 横で処刑場に連行される哀れな冒険者達を見ながら、ルーシーは不満を募らせるのだった。
「夏のバカンスで来たんだけど、まるで仕事してるみたいね」
 キャサリンはルーシーを見て、微笑みかけた。因みに、先程の罪人達の罪状は、
『恐れ多くも、偉大にして崇高なる魔王ルーシーと皇太后キャサリンに対し、刃を向けた罪』
 とのこと。平たく言えば、反逆罪である。
「だったら、さっさとニューヨークに帰れば?」
「フフン♪もうすぐで、バカンスも終わりだからね。心配無いよ。ついでに、あなたも帰る準備をしたら?」
「やなこった!」
「失礼致します」
 そこへ侍従長のピエールがやってきた。
「安倍首相閣下が参られました」
「通して」
 ルーシーが言うと、春明が入って来た。
「なに?『悪い虫』が」
 キャサリンは露骨に嫌悪感丸出しで、春明を見据えた。
「そのつもりは無いんですが、マザーの王国に対する多大な貢献に対し、盛大な晩餐会を考えているのですが……」
 更に続ける。
「共和党代表として、マザーを歓待したいと……」
 するとキャサリンは鼻を鳴らした。
「今更遅いのよ。それに、税金の無駄遣いは良くないわね。魔界高速電鉄はまだ叩けば埃が出てくる感じだから、それでまだ各地の電気料金の値下げ要求ができるわ。そういうことを考えなさい」
「は……。失礼しました」
 春明は踵を返して、退出しようとした。
「待ちなさい」
「何でしょう?」
「あなた、ローラのお墓へは行ってるの?」
「……行ってません」
「このろくでなしが!どうせルーシーにも、いずれは手を出すつもりだったんでしょう!?」
「ママ、やめて!」
「……いけませんか?」
「人間の分際で!もしどうしてもというのなら、この私を倒してからにしなさい!!」
「ママ、いい加減にして!春明も真に受けなくていいから!」
「それはできませんね」
「今度は臆病風?」
 キャサリンは嘲笑するような顔になった。しかし春明は、目を逸らさない。
「私の冒険者時代の信条は、自分より強い者は必ず息の根を止めるというものです。日本には『武士の情け』という言葉がありますが、これは自分より弱い者あるいは互角の相手と戦って勝った時に適用するものです。なので、私とマザーが戦って私が勝ったら、あなたを殺さなくてはなりません」
 すると、キャサリンは吹き出した。
「HAHAHAHAHA!それはジャパニーズ・ジョーク?勝算はあるのかしら?お前など、私の手に掛かれば、勝つのは難しいわよ?」
「そう。難しいでしょうな。さすがは皇太后様なだけある」
「それなら……」
「難しいでしょうが、不可能ではありません」
「減らず口叩いて!それなら、この場で捻り伏せてやろうか!?」
「落ち着いてください、マザー。もしもあなたが娘に対する愛情をお持ちであるなら、どうか、振り上げた拳を収めて頂きたい。どちらが勝とうが、恐らくルーシーは泣きじゃくることでしょう」
「ルーシー……」
 目に涙を浮かべるルーシーの姿があった。
「あなたが私をお気に召さないのは分かります。ですが、私も一国の首相です。その立場に合わせた行動を取らなければなりません」
「晩餐会に出ろというのね?」
 春明はようやく険しい表情を元に戻した。
「それとは別に、一般参賀を執り行いたいと思います。国民の皆さんをバルコニー前に集めて、マザーの功績を称えたいと思います」
「……良きに計らえ。と、取りあえずそう言っておくわ」
「ありがたき幸せ。では早速、仰せのままに。失礼致します」

 後に春明は語る。あれほど手に汗握るやり取りは無かったと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の雑感

2013-08-27 19:49:40 | 日記
 ポテンヒットさんからコメントを頂戴している。競輪や自転車が好きなお方であり、その熱い語りは当ブログのコメント欄を賑わせてくれる。まこと、ありがたい限りだ。
 氏との出会いは“あっつぁの顕正会体験記”が初であり、その時には既に私は法華講員になっていた。なので私は所謂、『ワッショイ祭り』には参加していない。
 ただ、今だから思うところがある。もしかしてあのブログは、一種の『あぶり出し』だったのではないかと。何の?と言われると答えに窮するのだが、今現在休止状態なのは、その役割を終えたからなのではないかと。閉鎖しないのはクモと同じで、獲物を捕らえても張った網は片付けないからだろうと。そう思うのだ。
 こうしてほぼ毎日更新している私はただの暇人なのだが、その分内容は薄い。まあ、これもまた、ただの自己満だから。自分が楽しけりゃそれでいい。
 しかし、最後に“あっつぁブログ”を追い出されるきっかけとなった、あのユージ氏とトチロ~さんとのやり取り。あれは一体、何だったんだろう……?
 本当に背筋の寒くなる話だった。ヘタな怪談より怖いと思った。今こうして好きにブログが書けるのも、退転して別のお寺に鞍替えしたからなのかもしれないな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校生 ツイートするな 「グモりなう」

2013-08-27 14:41:30 | 日記
 “新人魔王の奮闘記”より。

 キャサリン・ブラッドプール。人間換算年齢【検閲により削除】。アルカディア王国内では、女王ルーシー・ブラッドプール1世の母親という理由で皇太后だが、人間界での立場は、アメリカのニューヨークに本社を持つ総合商社ベン&ベリル社の営業部長。その営業成績は、本社内でも群を抜くと言われる。そんな彼女が政治に関わると……。

「あ、もしもし。キール商会の社長?王宮への納品費用について、ご相談が……」
 値引きの仕方が半端じゃない。更に、
「この国民福祉税と消費税の使途が被ってる。消費税は国民の目に見えるから5%カットでいいわ。これだけで支持率10%アップはカタいから。今度の人民代表会議に掛けてね」
「は、はあ……」
「それと魔界高速電鉄の税制は優遇し過ぎ。電鉄に法人税10%アップしても大丈夫」
「し、しかし、王宮に対してのインフラも……」
「そうそう。毎月の電気代が高過ぎよ。ちょっと電話貸して」
 さすがキャリア・ウーマン!値引き交渉すっげー!

「どうでした、総理?」
「さすがキャリア・ウーマン!値引き交渉すっげー!」
「ナレーションと同じこと言わないでください」
 春明は首相執務室に戻ってきた。中で待ち構えていた党員達が話し掛けてきた。
「皇太后様に、首相の仕事全部あげてもいいくらいだ」
「またまた……」
「しかし、どうなんだ?」
「何がですか?」
「日本じゃ、そもそも天皇制自体が何の権限も無いわけだけど、皇太后ってそもそも政治に関わっていい立場なの?他の王制やってるとこってどうなんだろう?」
 すると横田が眼鏡を押し上げて言った。
「私の分析では、それは危険ですね」
「危険?何が?どういう風に?」
「本来、皇太后というのは隠居の立場であります。会社で言えば、顧問とか相談役ですね」
「ふむふむ。それで?」
「日本でも引退した天皇が上皇と名乗って、院政を行っていた歴史経緯があります」
「日本史の教科書に載ってるな」
「私の分析では、その後に日本には戦乱が訪れています」
「そ、そうか。でもそれは、上皇が民衆の為の政治をしなかったからだろう?こっちの皇太后様は、国民の為の政治をやってるぞ?」
「どのような政治内容であれ、ジンクス的にはそうだということです」
 セバスチャンも言う。
「それに、このままですとルーシー陛下の存在感が薄くなってしまわれます。それは総理の望まれる所ではないでしょう?」
「確かに……」
「それ故に、内乱も起こりやすいのです。私の集めた資料にも、同じような記載が多々見受けられます」
「へえ、横田。お前、資料集めして分析してたのか」
「クフフフ。当然ですよ」
「悪い。ついてっきり、自己満の自己分析だと思ってたよ。主観バリバリの」
「失礼な。こう見えても私、人間界ではソッカーなる悪の組織や妙な観光会社を撃退する立場にあるのです。向こうでも、責任ある立場なのですよ」
 横田はウンウンと頷きながら言った。
「その資料とやら、見せてくれよ」
「色々あるのですが……」
「一部でいいから」
「それでは……」
 横田はパチンと指を鳴らした。横田の部下の若い党員達が2人、それぞれ台車を押してきてダンボール箱を持ってくる。
「おおっ、こんなに!?よく集めたなぁ……」
 するとブラウンが、
「総理。これ以上は見ない方が……」
「何で?」
「私のイチオシはこれです。“悪ノ娘”ですね。やはりマーロン王国を牛耳っていたプリム皇太后がその後、手駒にしていたはずの暗殺者に裏切られて暗殺されてしまいます。あとは……」
「ちょ、ちょっと待て。その箱、引っ繰り返してくれるか?」
「は?」
 ダンボール箱を引っ繰り返すと……。
「……おい。横田、これが資料か?」
「は、そうですが」
「そうですが、じゃねぇ!」
「ライトノベルに、マンガ、エロ小説に、エロマンガ……」
「私の資料ですよ。クフフフフ」
「焼却処分!」
「かしこまりました」
「ああっ!そんなご無体な!」
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする