Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

リクルートの現場力   井上 功(ダイヤモンド社)

2007年05月03日 | 本と雑誌
Hitorigaten

 政財界を巻き込む事件で悪役に転じ、膨大な負の遺産を抱え込み、表舞台から降壇したかに見えたリクルート。
 見事に復活した原動力は、社員の情熱か、はたまた創業者のDNAの為せる業か?とにかく「元気」を与えてくれる一冊

 

○インターネットへの変化→表現から機能へ
○成功実感がない:10年選手、15年選手が自分と同じ仕事 → 自分の未来がだぶって映る
○営業であることに高い自負を持っているが、若手社員の中には営業だけがキャリアでないと考える者
○'92年:バブル崩壊 → 今までのやり方の全否定
○ドメインがない、しかしカウントはある
 ・ドメイン 事業領域
 ・カウント 戦略商品、評価指標の基準
○新事業立ち上げの基準:①収益性、②マーケットの成長性、③リクルートがやる必要性
○煉瓦を積む人:意見だけで仕事はできないけれど、未来感が無ければ仕事はワクワクしてこない
○ミッションステートメント(経営目的):①新しい価値の創造、②個の尊重、③社会への貢献
○「してはいけない」、「できない」という思想を待たないことが大事なポイント
  → 部門戦略との整合性は十二分に考える必要がある←→ 何でも屋になってしまう
○「地頭」+「コミュニケーション能力」
○「毎日が火事」:江副氏の言葉 → 現場のカオス状態
○なんでもできるという不遜とも言える大胆さ、高く強い志、仕掛けるココロ、激しさ、何かに対するこだわり、無邪気さ、向かっていく力、実現する力、世直しと商売の両立
○「戦略は人に従う、戦略は志に従う」→ 志本主義
○「言い出しっぺがやる」、「じゃあお前がやってみてよ、自由に考えていいからさ」

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