Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

まず「書いてみる」生活  鷲田小彌太(祥伝社)

2015年08月30日 | 
Hitorigaten

 サラリーマン生活の卒業のカウントダウンが切って落とされてから、どれだけ多くの時間を無為に過ごして来てしまったのだろうか…
 平均寿命まで生き存えるかは不明だがDNAを辿ってみれば、比較的短命の家系であることが解っている。
 「さぁて、この後何する?」と自問自答してみても、とんと名案が浮かばないと来ている…
「弱ったね~どうも」と、秋空にひとり呟くばかりなり。
 「とりあえず『乱読の後始末』でも続けてゆくか…」  お後が宜しいようで…


○司馬遼太郎:言い残したいことがある。ならば書き残そう
○400~1,200字の短文(エッセイやコラム)を書けるようになること
○定年を挟んだ十年の生き方が、その後の生き方を決定する
○ドラッカー:日本人の定年は、2025年までには74際になると予言「遺書」
○課題が与えられ、それをを書いてゆこうとするとき重要なのは、自分の視点を持つということ
○三分割式文章術:一主命題 →三章命題
 → 三節命題 → 十三命題
○話し下手は許される → 「沈黙は金」
○書き下手は× → 許し難い存在として遇される
○文学は伝統によって生まれる:「古今集」→「長恨歌」→「源氏物語」→「新古今」→芭蕉
○文学によって文学を作るという原理(丸谷才一 「低空飛行」)
○作品の善し悪しは、構成案=目次で決まる
○ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」(1922):世界は七命題に要約できる
○マルクスの労働疎外論:アフターファイブに自分の生きがいを求める意識
○自分が生みだしたもの以外に、自分を証明するものはあるのでしょうか?
○坪内逍遙:「小説神髄」-「小説の主脳は人情なり。世態風俗これに次ぐ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする