Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

小さく始めて農業で利益を出し続ける7つのルール        澤浦彰治(ダイヤモンド社) 

2015年12月28日 | 

Hitorigaten

 私の普及論
 「風の音」や「大地の匂い」、「植物の屈伸」や「動物の震え」、「四季折々の自然の移ろい」や「農業者の声なき声・表情・所作」等々、併せて国内外からの潮流をも自らのうちに留め、咀嚼し、濾過し、純化し、思想の一滴に昇華させ、彷徨し、囁き、醸しながら、水面に投じられた一石の如く、静謐な同心円を広げる無限の運動に身を置くことである。
(筆者らと現場で活動をともにして得た雑感)

○収穫量が七割くらいに落ち込んだ野菜を約束どおりの価格で届け続けました
 → 価格交渉をしなかったので結果的に取引先から大きな信頼をいただけたのです
 → 翌年の暴落 → 契約どおり販売
○そこに骨を埋めようと感じたとき、本当のことを教えてもらえる
 → 教えを受ける人のレベルに合わせたことしか教えられない
○農業経営は、栽培管理技術と作業技術の善し悪しで決まる
○井植歳男(三洋電機創業者):日本の製造業が栄えたのは、農業で培った優秀な労働力とその考え方が根底にあったから
○こだわりを伝えることは大切だが、要望を聞くことはもっと大切
○野菜を売り込むのではなく、お客様が困っていることを解決する
 → お客様に感謝されて値切られないものをつくる
○駄農と篤農家の違いは日記をつけるかどうか → うまくいってる農家は日誌をつけている
○社長の強い理想と理念、農業を通じて社員さんやお客様を幸せにしたいという思い、そしてそのための実践こそが、唯一の資源だった
○「できる」と思うのか、「できない」と思うのかで、その人の幸せと会社の成長が決まるのです

コメント
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