Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

大学の「知」を活用した新たな地域活性化  森下靖雄(日経BP)

2015年07月30日 | 
Hitorigaten

 「重粒子線照射治療」という新しい言葉に、どれだけ勇気づけられたことだろうか… ある種の「がん」に対する特効性と身体への負荷の少ない治療法に、不治の病からの帰還を夢想したものである。
 「腹腔鏡手術」問題で揺れる群馬大学医学部付属病院ではあるが、説明責任を果たすとともにコンプライアンス強化に努め、いち早く社会的責任と信頼性の回復に努めて欲しいものである…
 治療再開を心待ちしている患者の方々とともに、地域活性化の起爆剤としての「群大」の再帰を心待ちするものなり…


○アジアのメイヨーを目指す群馬大学医学部付属病院の挑戦資格
○このユニフォームは、私たちは変わらなければならないという意識改革の象徴
○チーム医療スキーム:医療都市を構成する各施設は
それぞれがアクティブでなくてはならない
○確かな診断技術と信頼できる治療技術があればこそ、一つの治療手段として重粒子線照射施設をうまく利用することができる
○がん治療に携わるコ・メディカル養成コース:今後五年間で専門人材約120~150人必要になると見込んだ上で、即戦力として必要になるコア人材を育成する仕組み
○前橋TMO構想
○ゲノム診断窓口:血液一滴採取 → 電子カルテ→ 共有(三時間待ち十分間診断)
○群馬大学の県経済に与える効果:597億円
((財)日本経済研究所)
○まちなかキャンパス構想:大学キャンパスの魅力は、そこに行けばいつでも仲間が誰かいるという点→ 溜まり場としての魅力
○常設の会場確保と戦略性ある構想推進体制としてのコンソーシアム組織
○モデル地区:(財)大学コンソーシアム京都
①教育事業部、②高大連携事業部、③リエゾン、④高等教育研究推進事業部、⑤学生交流事業部
○昭和の時代、映画館やデパートでにぎわった街には、「娯楽」と「消費」が集中 → 今その街は「学び」と「創造」の場に変わろうとしている
コメント
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