Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

日本の難点  宮台真司(幻冬舎新書)

2014年12月28日 | 
Hitorigaten

 学者や政治家の言説は、時として「芳醇にして優雅」、「端麗にして激烈」を極めるものであるらしい…
 民衆は魂を抜かれ将又狂ったように熱中し、時代を忘れその悪魔の囁きに陶酔してしまうのだろう。
 明けない闇夜と止まない氷雨が無いように、夜明けや晴天は必ず巡ってくるのだから、慌てず騒がず、腕を組み自分の場所に端坐し、じっくり深呼吸しながら待とうではないか、Next One なるものを…


○郊外化:1960年代団地化、1980年代ニュータウン化(前者 専業主婦化 後者 コンビニ化)
○いじめ:「尊厳」を破壊することで「自由」を奪う営みこそが正確な定義
○「安心」は脆弱ですが「信頼」は強靱です
○ジョージ・ハーバート・ミード(社会学者);「重要な他者」Significant Others
○ポストモダン社会の再帰性:「するも選択、せざるも選択」-社会の底が抜けた状態-不安
○地域社会の包摂性と家族関係の包摂性が顕著に低下-「金の切れ目が縁の切れ目」
○アメリカ:社会学的に言えばコミュニティ(共同体)でなくアソシエーション(組織体)としての国家
○政治(集団的意志決定):自分たちがどんな場所にいてもどんなリソースを持っているから何をするのが有効なのか
○パーソンズ(社会学者):秩序はゲバルト’(暴力)によっても(ホッブス)、内発性によっても(ロック)実現できます。」」でもゲバルトによる(社会主義)よりも内発性による(資本主義)方が良い
○米国:市民宗教、フランス・イタリア:階級、英国:階級、中国・ユダヤ:血縁、日本:近接性
○「国土保全」キーワード:農業政策、環境政策、道路政策、分権化政策、内需化政策-横断
○ゲバラ:ちゃんと勉強して字を学べ、さもないとゲリラとして役立たない
コメント
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