Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

学歴無用論   盛田昭夫(文藝春秋)

2016年02月28日 | 
Hitorigaten

 マクロな視点で世間を見渡せば、少子化や高齢化の進展と国際情勢や社会経済体制の激変におののく一方、蟻の目を通して我が身を振り返れば、定年や介護、年金問題等老後の社会がバラ色の人生とは異なった様相を呈しており、「!?」マークが頭の中を駆け巡り、尻の座らぬ居心地の悪さを嘆き悲しむ今日この頃…
 「戦後の高度成長期は良かった、遙かなるアルカディアだ!」と懐かしむのではなく、もう一度、マニュファクチャーやマーケティングの原点を辿るべきと考えるのだが…
(アナログは、デジタルを凌駕する!?…)


○ヒューマン・リレーションズ論 → 「事業は人なり」ということ
○賃金のきまるゆえんはもっぱら職種と技術とたずさわる職場の難易軽重によってである
○「楽しい職場」というときの楽しさは、この評価しあうということを通じてたえず自己を再発見し、新しい可能性に自分をぶつけてゆく楽しさでなければならない
○眠っている才能をたたき起こすのは、自分の仕事である - 自分の責任にのっとってすすんで行うべきもの
○オランダと日本はそのバックグランドにあまり違いはないから、農業国から生まれたフィリップスがこれだけ世界の市場に勢力を張っているとすれば、日本にもできないことはない。
○マーケット・クリエーション(市場開拓):販売開発に挺身するソニースピリッツの開眼-茨の道を切り拓く
○最高のマーケッティングはマーケットをつくりだすことだ
○社名とか商標というものは、~略~その企業もしくは商品の生命ともいうべく、人に譲り渡すわけにはいかない固有の名称
○組織があるから、指揮系統はある。だから会社の命令は受けてもらいたい。しかし、仕事のやり方について先輩の指導を受けるという考えは絶対に捨ててもらいたい
コメント
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