Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

「何でだろう」から仕事は始まる!   小倉 昌男(講談社)

2012年09月25日 | 本と雑誌
Hitorigaten

 「失われた20年」に垂んとする日本国の迷走や低迷…
 人口やGDPの減少をはじめとする国力の低下が懸念される現在、すすむべき方向や道標を見出せず、将来への不安に苛まれ彷徨する老若男女…
 虚心坦懐、心穏やかに来し方行く末を慮れば、日本人の「勤勉性と協調性」の発露に向けて知恵を絞ること以外に方法は無いような…

○「広報マインド」:「仕事ができる」とは「うまく説明できる」ことではないか
○社員の覇気や表情の明るさといったものは、そのときだけ取りつくろおうと思っても取りつくろえるものではない
○会社の価値は、志のあり方で決まる
○人の依頼を断るとき、自分の方から相手のところに出向くことにしていた
○世の中というのは、仕事上のスキルは足りなくても人柄のいい人間の方が役に立つようにできているのでは
○現場のリーダーはビジョンを示せ
○人の主観に左右される「快適さ」はマニュアル化できない
○企業活動の循環というものは、自然現象とは違う →業務の流れを変えることはできる
○現在の行動が未来にどうつながるかを考える
○お金を払う側が「ありがとう」と感謝の気持ちを抱いてくれるようならきわめて高い社格がある
○行政:この世の中で最大のサービス産業
○サービスの質を向上させる要素:使命感
○歴史の中で築いてきた社会構造の特徴をあらためて見直した方がいいだろう
○嫌いな人間とのつきあいはある程度は妥協できるが、間違った人間とは絶対妥協したくない
○人間にとって一番大切なのは、「正しい」と「思いやり」-「倫理観」と「優しさ」

コメント
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