Hitorigaten
ニューヨークWTCに激突する旅客機と、その崩壊するシーンを、各種メディアを通じて、幾万便見せつけられたことか…
「これは事実だ」と聞かされ最初に目にした時、不遜にもCGによる空想映画のワンカットにしか思えなかった記憶が残っている。
世紀の大暴挙に対して、「??」ばかり頭の中を駆け巡ったものであるが、本書を手にして初印象の疑問が、「!!」に替わったのもまた事実である。続編も必読ものである…
○FBIへの電話:オサマ・ビン・ラディンは正式に9.11に関係して起訴されたり、告発されたりしていない(エド・ハス氏:米国ジャーナリスト)
○1990.10月米議会下院公聴会:戦火のクウェートから逃げてきたという15歳の少女ナイラの証言
→在米クウェート大使の娘で、全てウソであると判明
○プットオプションが大量に購入されていた:
UAL株→ 3日間で4,744枚(平均取引の180倍)
メリルリンチ株→ 同 12,215枚(1日平均 252枚)
オプション市場→ 購入者利益 150億ドル
○米国新世紀プロジェクト(ネオコン・シンクタンク):「今後真珠湾攻撃のような破局的かつ何かを誘発するような事件が必要である」、と強調されていた
○国防総省に激突した機体が離陸したはずのワシントン・ダレス国際空港でも、F77という便は当日存在しない
○MI6は、米国に事件発生二年前、飛行機をハイジャックしてビルに突入させる企みについて警告
○米国の軍事諜報複合体内部の強力な勢力が、国内でテロリストによる事件が起きるのを望んだ
○CIA-ISI(パキスタン)というラインにもう一つが連なることによって「9.11」を考えるに当たって欠かせない闇のリンケージが完成する
○攻撃者と被攻撃者の境界は、限りなく不透明なのだ。同時にそこから、私たちは米国という国家の隠された真の実像をうかがうことができるのである