「べ平連」の創設者のひとりが亡くなって、市民運動あるいは「昭和」が本当に幕を閉じた気がする。
「正義は力」を標榜する大国を向こうに回し、「ペンの力」を信じこれに殉じた行動する思想家がまたひとり、降壇したのは寂しい限り・・・
○憲法改正:改正派が革新、改正反対派が守旧
○戦後常識:①「平和主義」=戦争は全て悪 ②「民主主義」=即「平和主義」
○民主主義は戦争に強い:ドイツ-ナチドイツと過去を絡めて否定する
○富国強兵 → 強兵のための富 → 棄民、難死
○「理解し許すな」の態度
○犯罪は「法」の領域、責任は「倫理」の領域
○1955「バンドン会議」:全方位商売、政経分離 → 核の傘からの超越
○民主主義:異質の価値の「共生」をいかに対等、平等、自由に実現するかの政治原理
○変革の原動力としての民主主義を実践する機会が来ている
○アメリカ合衆国:人口の1%が底辺の95%より多くの富を支配。医療費は他の主要工業国の2倍以上
○ヴィーコ(伊思想家):歴史の主体は人間である。だから人間は歴史を変えられる変えてもいい、変えるべきだ
○堀田善衛:二十世紀は人間の歴史の中でも最も凶暴な世紀であった
○英語に基づく思想の展開:そこでのプラグマティズムは英語の普遍性を大きくかたちづくる
○ガルブレイス:日本にとっても最も重要なことは、日本人が満足や幸福を感じることができる政府、社会、経済システムを作り、世界の平和や福祉に貢献することだ
○災害:事故は虚飾、夾雑物をはぎ取って、物事の本質を明らかにする