Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

挑めばチャンス逃げればピンチ  樋口廣太郎(PHP)

2010年09月15日 | 本と雑誌

Hitorigaten

 25年前、麒麟ラガーに果敢に挑み、ついにはアサヒスーパードライをナショナルブランドに仕立て上げた、やんちゃなビア素人社長の一代記、現役編か…
 解決の糸口を探して彷徨する現代日本人及び組織人にとっては、「元気の素」のヒントが鏤められており、一気呵成に読み進めるかも…

○堀田庄三頭取(住銀):想定される予見を全て紙に書き出し沈思熟考 →「いま一寸気がついたんだが」
○おいあくま:①おこるな、②いばるな、③あせるな、④くじけるな、⑤まけるな
○50%のシェアを倍増させるのは至難の業だが、10%のシェアを20%にするのはなんとかなる
○真珠は病める貝に宿る
○バッドインフォメーションをどう集めるか →システム化
○囲い込みではなく、オープンにすることによって、よりいっそうの市場拡大を目指す
○九割で止めるのが商売のコツ →東洋医学
○ゲーテ:「世俗的に楽しく過ごそう。済んだことにくよくよしない。未来は神にまかせ、つまらない言いがかりは無視すればいい」 →楽天的人生観
○部下への質問:「何か困っていることを三ついいなさい」 →部下たちはエキスパートがそろっており業務の細かいところはまかせる
○松下幸之助:「客にも従業員にも感謝しているけど、満足せん人だった」
○チャンスの芽を見つけるために物事の本質を考える。そして情熱を持って行動する姿勢
○心に発電機(ダイナモ)を待った人
○個人においても企業においても夢を持つことがいちばん大切
○必要なのは、明るさと元気と少しばかりの知性
○四十代は「輝ける世代」…自分の考えを具申できる
○自分の身は自分で守れ…「西部戦線異状なし」

コメント
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