Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

ワークライフバランス   板東真理子・辰巳渚編著(朝日新書)

2014年10月28日 | 本と雑誌
Hitorigaten

 表題の「ワーク・ライフバランス」は何故「ライフ・ワークバランス」の順ではないのか。
 バブル崩壊後失われた20年を過ぎて、成熟した大人の社会(老人大国ではない)への手形のように、この言葉を諳んじているコメンテイターに些かの胡散臭さ感じたのは…
 声高らかに、「男は仕事が一番!」と宣言したいものである…

○仕事と生活の調和憲章:①就労による経済的自立が可能な社会 ②健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会 ③多様な働き方・生き方が選択できる社会
○一言で言うとこの問いかけは、選択肢の多い成熟した社会が個々人に要求する誠実さなのではないでしょうか
○具体性のないイメージは、憧れとしては素晴らしくても、現実の毎日を変える力になりません
○「いらない物」を捨てる-使えるけれど使わない物を追い出す
○「できないこと」を明確化する-できない自分を認める-どう補填するか
○地域に根を持つ-学校に関わる-子縁
○暮らしを「循環」で把握する
○組織のストレスから自分を解放する-組織にアイデンティティを置いてしまうと組織の力に圧迫されていることに気づきにくくなります → 自分にとって会社は価値があるか
○「うつ」にならない働き方を身につける-うつ病は「脳の疲労」 → ストレスはその日のうちに解消する → 快適な感情を持つ
○リーン(lean)生産方式の5S:①Set in Order ②Sort ③Shin ④Standrdize ⑤Sustain
○ダイバーシティ(多様性):①グローバル化 ②人材を求める ③ブランドイメージ ④トラブル未然防止
○その他(キーワード)
①メンター(後見人) ②GEM ③豊かなネットワーク④将来的なビジョン ⑤コミュニケーション能力
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