Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

少子化対策が日本をダメにする 和田秀樹(グラフ社)

2019年02月28日 | 
Hitorigaten

 現住所に居を構えたとき、県庁所在地の在であったが外国人を見ることは皆無であった…
 およそ25年を経た現在では、外国人が経営する飲食店や中古自動車ディーラーを始め、共同住宅が建ちならび、通勤時間帯には研修生とおぼしき若者たちと気軽に挨拶を交わすようになってきたものである。
 法律や制度の見直しが始まり、ますます外国人と接する機会は増加するであろうが、彼ら彼女らとの良好なコミュニケーションづくりにはたゆまない草の根運動が必要であろう。
 そして、豊葦原瑞穂国における根本問題としての人口減少・高齢化社会への処方箋は、温故知新をもって探ることではないだろうか…


○1970年代に人工妊娠中絶を解禁したら、90年代に犯罪が激減した(米国)
○肝心なのは、いかに結婚を奨励し、結婚した夫婦の出産可能な結婚期間をいかに伸ばすかということだろう
○本当は余っている日本の労働力:
ハンバーガーを1000円、2000円で売る店- 人間
ハンバーガーを100円で売る店     - ロボット
○人が思うほど二十代、三十代がクリエイティブではないのである
○フィンランド:勉強している子供がきわめて少ない国、「落ちこぼれ」をつくらない教育方針
○長寿国日本は、超高齢社会に向けた商品やサービスの開発において恵まれた環境
→開発者のすぐ近くに世界でも屈指の厳し目を持ちなおかつ金持ちの高齢者
○江戸時代の日本の庶民の識字率が世界一
→ 学ぶ動機が極めて教養指向型
○フィンランド:1686世界初の「義務教育法」制定→ 聖書が読めないと結婚は×
○日本人を低レベル民族に陥れた真犯人-テレビのバラエティ番組
○「日本は資源のない小国で、人間しか資源がないのだから、海外に勝つためには一生懸命勉強しろ」
○国民の動機付け:国民が将来貧乏しないですむように、子供にしっかり勉強させろ
コメント
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