Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

「クラウドビジネス」入門   林 雅之(創元社)

2017年09月30日 | 
Hitorigaten

 NECのPC98シリーズが本格的に社会で認知され、企業戦士が画面に釘付けになり、あるいはクライアントの店先で画面を見ながらキーボードを操作し、商談を進めるようになってから幾星霜経ったことか…
 将又、キロ、メガ、ギガ、テラ、ペタ…、果てしなく繰り広げられる記憶容量の巨大化とともにすすむマシンの高性能・小型化、ミクロ化そして、クラウドコンピューティングの到来…
 干支が一回りした脳味噌には、○×△が飛び交い、奇妙奇天烈に感じるところだが、間違いなく頭脳労働の軽減と、人減らしの未来が直ぐ其処まで忍び寄っている気配を感じざるを得ない今日この頃でもある。
(しかし、face to face のサービスは絶対不滅と確信するものなり…)


○クラウド・コンピューティング:インターネットの「向こう側にある事業者」の巨大なコンピュータ上で処理を行うシステム 「ITの水道化」
○松下幸之助:「好況よし、不況さらによし」
○シュンペーター(経済学者 オーストリア):創造的破壊
○P.F.ドラッカー経済論:すでに起こった未来を明らかにし、備えることは可能
○クラウドサービスのチェックポイント6点(要約)
①クラウドサービス事業は適切にコンプライアンス(法令遵守)に取り組んでいるか
②サービスの安全性と信頼性は確保されているか
③サービスのセキュリティは確保されているか
④事業者の信頼性は確かなものか
⑤サービスと提供事業者の実績はあるか
⑥ネットワークの信頼性は確保されているか