総選挙の季節である。「政権選択の選挙」と位置づけて、各党躍起になって街頭演説やマスコミを通じた公約の宣伝・批判を展開中である。55年体制が瓦解し、疲弊した経済状況を概観すれば、予算のバラマキ、空手形乱発が横行するのは致し方ないことかもしれない。
しかし、国家の大計を鑑みれば、本当は今こそ「憲法論議」を徹底的に重ね、その信を日本国民に問うべきではないのだろうか・・・ Now the Time !
○憲法は、国民が権力者に勝手なことをさせないように、その力を縛るもの
○法律は、世の中の秩序を維持するために、国民が守らなければならないもの
○ジョン・ロック(17C 英国):社会契約説
○1945.8.15 ポツダム宣言
○マッカーサーノート:①天皇は国のヘッドである天皇のしごとは憲法にもとづいて行われる。②日本は紛争を解決する手段としての戦争ばかりでなく、自国を守るための戦争も放棄する。陸・海・空軍は持たない。③封建制度は廃止する
○有事ではない時こそ、憲法と自衛隊の関係をはっきりさせる必要がある
○憲法を変えて軍隊を持てることを明記し、自衛隊を違憲の存在でなくすのか、自衛隊を軍隊ではなく「災害救助隊」のようなモノにすることで、憲法違反の存在でなくすのか
○後には「戦争を知らない大人」たちが残される