「市場浄化」という言葉にどのような希望を見いだしたのか?はたまた、逃れようのない奈落に逆説的なironyを浴びせたのか?
実存主義的な筆者が、現実逃避するとは思えないことから、本書の内容は現実味があるモノと推察してよいのだろう、きっと・・・
○日本において、本当の意味で自由主義経済、つまり資本主義が生まれてまだ三十年しかたっていない
○橋本龍太郎内閣がビッグバン、金融の自由化を行ってから、まだ十年。堀江や村上の挑戦はすべて時代を変えることだった
○ビジネスモデルなんてなくてもいいんです。私が知る限り、初めから儲けるビジネスモデルで成功した人は誰もいないです
○リングサイドにいる人間がリングで戦う人間に対してモノをいうときには、リスペクト(尊敬)をもっていうべきだと思いますよね
○貧富の格差を強調する人々に共通しているのは、分配の公平を主張しながら、分配される金、分配されるパイをどうやって大きくなるかということが決定的に抜けている
○IT情報社会の秩序を再編する「チープ革命」
:1万人・8時間/日 →100万人・4分48秒 → 1億人・3秒!!!
○送り手と受け手がいるのは1.0で、みんなが送り手・みんなが受け手は2・0
○ロングテール現象:「2:8の法則」20%の商品が80%の売り上げを支える
○グーグルに載っていなければ、その新聞は存在しないことになりかねない!!!
○専門家のブログ:アルファブロガー・R30
○「はてな」:ウェブ2.0 → 検索機能サービス
○日本人の新聞紙離れ:91年-45分間/人 → 04年-20分間/人