Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

文藝春秋 2013.8月号(文藝春秋)

2013年12月31日 | 本と雑誌

Hitorigaten

 この夏、突如一週間の入院を余儀なくされた。
 何時か読もうと思っていた「月刊誌」をベッドで手に取り、パラパラ捲ると普段目にしない、「成熟した大人の世界」が広がっていた…
 現実的なオドロオドロしい利害調整の話題とは対極にある、「知られざる感動」の数々であった…(プロパガンダとは考えたくないが…)

悪賢さのすすめ 塩野七生
○アメリカンジョーク:世界に四つ絶対にないもの ①アメリカ人の哲学者、②イギリス人の作曲家(クラシック)、③ドイツ人のコメディアン、④日本人のプレイボーイ-日本の外交が巧みになるはずがないよね
○三十六年間の植民地時代をどう評価:男と別れた後の女には二つの生き方 ①怨念で一生をおくる生き方、②新しい男を見つけ昔の彼とも仕事を一緒にしたり、愉しい第二の人生にする
○朝鮮総督府の建物の破壊:記者「空から見ると日になっている」、著者「採光の必要→ローマも一緒」→納得(そんなもの)
○歴史的に朝鮮半島が常に向き合う中国の防波堤になってきたことを忘れてはならない。日本を中国から守ってきたのは、日本海と時に吹いてくる神風だけではなかったのだから
危機のリーダーシップ 増田尚宏(福島第二原発元所長)、舟橋洋一(ジャーナリスト)
○増田所長の自立宣言:「水ください→4,000t →4,000リットル(本社)」現場との乖離!
○木戸川からのパイプライン6Km→途中の穴→「自転車を壊す?」(ベテラン技術屋)→チューブ活用→17日にパイプライン活用!!(土地勘とベテランの職人芸)
○「お前はこれから何をやるのか、しっかり答えてみろ」→復唱→「できた、できない」→報告→「これからどうしますか」→その場ですぐ返事 ≠「ちょっと待ってくれ」は一番まずい!!
○「有り難う、よくやった」
○判断の最終的な責任は全て私が負うということは、最初に明言

コメント
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