おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は、「平成25年度 特定非営利活動法人に関する実態調査」 53ページの「資産、負債及び正味財産の状況」をみましたが、今日は54ページの「正味財産収入比率」をみます。
正味財産収入比率とは、収入に対する内剖留保を示す指標ですが、これをみると認定・仮認定を受けていない法人の平均値38.9%、中央値12.4%に対し、認定・仮認定法人は平均値39.0%、中央値24.9%であることが分かります。
また、中央値でみると、認定・仮認定法人の割合が認定・仮認定を受けていない法人の約2倍であり、認定・仮認定法人は正味財産収入比率が高いことが分かります。
本書では、正味財産収入比率は正味財産/総収入と記載されています。
この「正味財産」は会社でいえば「自己資本」であり、「総収入」は「売上高」ととらえると、「自己資本」÷「売上高」となりますが、この考え方は私の知る限り企業の経営分析にはないと思います。
内部留保を示すなら、「正味財産」÷「資産合計」で良いと思いますが、この指標の考え方をどなたか教えていただけると助かります。
昨日は、「平成25年度 特定非営利活動法人に関する実態調査」 53ページの「資産、負債及び正味財産の状況」をみましたが、今日は54ページの「正味財産収入比率」をみます。
正味財産収入比率とは、収入に対する内剖留保を示す指標ですが、これをみると認定・仮認定を受けていない法人の平均値38.9%、中央値12.4%に対し、認定・仮認定法人は平均値39.0%、中央値24.9%であることが分かります。
また、中央値でみると、認定・仮認定法人の割合が認定・仮認定を受けていない法人の約2倍であり、認定・仮認定法人は正味財産収入比率が高いことが分かります。
本書では、正味財産収入比率は正味財産/総収入と記載されています。
この「正味財産」は会社でいえば「自己資本」であり、「総収入」は「売上高」ととらえると、「自己資本」÷「売上高」となりますが、この考え方は私の知る限り企業の経営分析にはないと思います。
内部留保を示すなら、「正味財産」÷「資産合計」で良いと思いますが、この指標の考え方をどなたか教えていただけると助かります。