中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

非営利活動をNPOで行う場合のメリット

2014年01月15日 04時31分58秒 | NPO法人実態調査25年度版
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は、「平成25年度 特定非営利活動法人に関する実態調査」 27ページの「個人会員・団体会員」をみましたが、今日は31ページの「収支構造」をみます。

特定非営利活動に係る事業について、1法人あたりの「総収入金額」と「総支出金額」をみると、「総収入金額」では、認定・仮認定を受けていない法人は平均値3、553万円、中央値662万円であり、認定・仮認定法人は平均値9、069万円、中央値2、043万円である。

また、「総支出金額」については、認定・仮認定を受けていない法人は平均値3、390万円、中央値618万円であり、認定・仮認定法人は平均値8、878万円、中央値1、944万円であることが分かります。

「収支差額」の平均値については、認定・仮認定を受けていない法人の164万円に対し、認定・仮認定法人は191万円であり、認定・仮認定法人の収益力が高いことが分かります。

「収支差額」は株式会社の「当期純利益」に該当しますが、NPOの場合、収入が非収益活動であれば法人税は課税されません。

非営利活動をNPOで行う場合のメリットの一つがここにある訳ですね!

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