LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

ヨウシュヤマゴボウ、です!

2006-09-29 11:20:38 | 
 前回の見苦しい写真を見て、す様が教えてくれたとおり、これは、
 
  ヨウシュヤマゴボウ

という植物です。いやぁ~勉強になりました。
これからは道端に咲いてるのを見て、「あら、ヨウシュヤマゴボウね」と威張れます。

 植物図鑑やネットで検索してみてください。そりゃあもうキレイな
写真で写ってますよ。実物よりきれい

 

本名は知らないけど

2006-09-27 14:16:21 | 
心の中では勝手にヤマブドウと呼んでいます。
夏は全体に緑色っぽかったのが、だんだんと茎が赤紫になっていきます。
緑の時も赤紫の時も、これはかわいい。

 住宅街の空き地にネコジャラシとかと一緒に植わってて、前から
目をつけていたもの。前回は緑のときに持ち帰ったけど、今回はこれ。

 ピンクと黄緑の組み合わせも好きなんだ。かわいいから。

ホルモン療法 皮下注射

2006-09-25 16:49:43 | 治療・体調・医療
 今日(9月25日)は病院へ行く日。
点滴はしばらくお休みですが、私は皮下注射をしてるし、
一日に1個飲む薬も処方してもらわないといけないので
今後も月に1度は通院するんです。

 待ち時間が長くて、今後は本を持っていこうと思う。
最近あんまり待たされることがなかったので忘れてたね、そういうこと。
外来に低く流れるジブリのクラシック版CDを1回半も聞いてしまった。
アレンジが良くて、好き。

 顔見知りの患者さんと会って順番までしゃべった。
わたしの巻き物(例の、Tシャツ地で作成した頭に巻くもの)を褒めてくれて、
いろいろ頭にまつわる苦労話とかをした。私が娘の卒業式に行けなかったと
言ったら、その人も娘さんの大学の卒業式に入院中だったため出られなかったと話してくれた。
で、娘さんがはかま姿で病室に来てくれたんだって。美しい情景

 さて、今日の主治医との会話―
「髪は生えてきた?」
「いえ、また抜けてきたんですけど…まつげも抜けたし…」
「あ~、それは描いたらいいんじゃない?」
「あのぅ、眉毛は描けるけどまつげは描けないと思うんですが…」
主治医、自分の間違いに気付き大笑い(声は出さなくて破顔、です)

 診察後、会計のところで久しぶりにナーシングルームの看護師さんに
会った。検査結果など話す。ほんの2,3分の立ち話だったけど、話せて
安心した。

 いよいよ今夜は粗大ゴミの日黒いゴミ袋3つ分出します
この調子で毎回どんどん出そう

単なる近況

2006-09-23 12:24:45 | 生活
 今日は9月23日。
 昨日は車で小野市のひまわりの丘公園へ野菜を買いに行きました。
そこでハニャア?(長瀬智也風に発音)なものを見つけた。赤いオクラ。これって、出回ってるの?
夜にはゆでて食べようと思っていたら久しぶりの大頭痛に見舞われ、
午後から夜にかけて断続的に寝続けた。バファリンも2度も飲んだ。
吐き気を伴う、超ド級なやつで、食欲もなく、今朝期待して体重を計ったのにやせてなくて、ガッカリ。

 今朝は昨日小野で買ったお花を持って長女とお墓参りへ。なかなか可愛くて良かった。
帰りにお寺の向かいの和菓子屋に寄って蕨もちを買う。

 午後は久しぶりの実家へ。小野市で買った枝豆と手のひら大のしいたけを持って
行くつもり。

 あさってはついに粗大ゴミの日。もっと何か処分しなくては不満だ。
今のところ黒いゴミ袋1個分くらいの量しかないので、
これじゃ家を大きくする計画が大幅に遅れるわ。あせるあせる~

 明日の日曜は不用品発掘と、あとは例によって図書館へ予約本を取りに行く予定。
そして夜はCDを聞きながらエッセンシャルオイル入りのお風呂に入って
くつろごうこれ最近気に入ってるんです。洗面所にCDラジカセ置いて
気に入った曲をかけ、お風呂場の照明は消して洗面所からの明かりだけにする。
で、ちょっと、歌ったりして…

あれれ、髪の毛がまた

2006-09-20 10:24:51 | 治療・体調・医療
 8月下旬から徐々に髪が復活し、ずいぶん黒々してきて喜んでいたら、
最近また抜け始めてて、ガッカリ

 点滴の副作用の説明文中には確かに、数週間後から数ヵ月後にかけて
髪が抜ける、と書いてあったけど、順調に増えてたからこの調子で元に戻ると
思ってたんです。もしかしたら5月頃のが今頃出てるかもしれないってことよね。

 シャンプーはラクだし、寝癖直しも不要だけど、外見が果たす社会的な記号と
しては被り物NGな場面も多々あり、不便です。
カツラも、たとえばお葬式に列席するなんていう事態にはどうでしょう…
お焼香のあいだ前の人の後ろ頭をジーっと見るでしょ?

 あと、まつげも激減。
まつげが無いとまばたきが若干重くなり不便だとわかった。短くてもまばらでも
ちゃんと役割があったということです。明らかに激減なのに夫は、
「へえ~前からじゃないんや~」と言う。さらには今のハゲ頭な私に慣れて
「前って、どんな髪型やったか思い出せへんなぁ」とか言ってる。

フランス食べ歩き

2006-09-18 11:57:10 | 
 料理研究家の高山なおみさんが気になり、図書館で検索すると数冊あった。
そのうち何となくタイトルに惹かれた2冊を予約していたら、偶然同じ日に
順番が回ってきた。

 『じゃがいも料理』(集英社)と『フランス日記』(アノニマ・スタジオ)。
まず、『じゃがいも―』をパラパラ。この本、料理のレシピ本なのに表紙が
ジャガイモを油絵で描いたもので、変わってる。中身も、塩ゆでしただけの
素朴なものからチーズや肉と組み合わせたものまで、じゃがいも縦横無尽。

 もう1冊の『フランス日記』を読み出してビックリ
この本は『じゃがいも』を出すための取材でフランスを訪れた時のことを
まとめたものだったのよ。

 おまけにその旅の同行者は私の大好きな高橋みどりさん(料理本の
スタイリングをする人)で、約10日間の旅行を私も一緒に楽しみました。
日記に出てくるおいしそうな料理をレシピ本で探してはその写真を見て
うっとりし、農業大国フランスの底力をまざまざと思い知ったね。

 散歩してたらハーブが自生してて、手作りバターはその味を想像すら
できなかったし、マルシェ(市場)の野菜の色の美しさは雑誌でいつか見た映像を
思い出してはみたけど、さぞステキだろうね。

 それらの本で初めて知った‘新じゃがのリソレ’がとってもおいしそうで。
小粒の新じゃがをたっぷりのバターで香ばしく炒めたもの。フライドポテト
とも違ってそうで。

 と、思いながら昨日の午後香寺のハーブガーデンに行ったら、「野良の学び舎」
という野菜の販売コーナーで小粒のじゃがいもがあり、もちろん即購入。
新じゃがではないけど、30個ぐらい入ってて120円とはフランスっぽくない?



家を大きくするぞ

2006-09-15 16:48:17 | 生活
 「うちの家は大きい」
って満足してる人は少ないと思う。
あと一部屋あればなぁ、と思い描く。

 それが無理なら、物を片付けるしかない。
しょっちゅう言ってるけど今度は本気よ。
次回の粗大ゴミの日に向けて行動を起こす

 それと、台所大改造も。
『料理家たちのキッチン』(集英社)という本を図書館で借りて、
私はどんな台所が好きなんだろう、と考えながらページをめくる。

 今の状態の嫌なところは、
・スポンジやアクリルたわしを流し台の上にぶら下げている(乾燥して良いのだが)
・少し焦げた鍋つかみをいつまでも使っている(愛着があるんだよ)
・ありとあらゆる場所に不用品が大きな顔をして居座ってる
・特に好きでもない食器が沢山ある

 なかなか目に見える状態は変わらないかもしれないけど、
少しずつ目指す形に近づけていきたい。

いつもありがとう

2006-09-13 15:20:57 | Weblog
 一昨日の結果を投稿後、たくさんコメントやメールをいただき、
私のことを心配してくださる人がいることに今更ながらありがたさで
いっぱいです。

 このブログには私だけがアクセスできる編集画面があって、そこで
前日ブログを見た人の数がわかります。コメントを下さる人以外にも、
毎日大勢が訪れてくれてて、それって、本当に嬉しい事だなあと、
しみじみ思います。

 4月に新しいパソコンを買って、家族はそれぞれやりたいことが
あったみたいだけど、私は特になくて。
ちょうど辛い方の点滴をしてた頃で、お友だちに体調を伝えるのに
ブログが適してるのかな?でも何の知識もないしなぁ…と、数日躊躇。

 そんな時、すでにブログを何年かやってる友人を思い出し、会って
いろいろ尋ねてみました。
その時の、彼女のアドバイスはすごくシンプルなもので、
「あれこれ難しいこと考えないで気楽~に始めちゃえばいいのよぅ」
と、言われ、なにやらホワワ~ンとその気になって、
で、その日の夜に始めたのです。

 もしあの時難しい技術的なことを教えられてたら、
「ムリー」って思って始めなかったかもしれない。
あ、これって、『ラブストーリーは突然に♪』か

どっちかと言うと、良い結果

2006-09-11 10:07:31 | 治療・体調・医療
 ついに月曜日。さっき検査結果を聞いてきた。

  「肺に転移した癌に著変はない」

だそうです。はじめはそう聞いてガッカリしたのですが、
2倍になっててもおかしくないのに現状維持ということは、
点滴が効いた、と判断するそうです。

 効いたんなら引き続き点滴をする、という方針の病院や医師もいるそうですが、
そうすると確かに癌は小さくなるかもしれないが、健康な細胞も殺すことに
なり、結果として点滴を休憩する場合と比べて寿命が延びることには
ならないらしい。

 しばらくはホルモンの注射と飲み薬を続けながら様子をみることになりました。
秋は体力回復、毛髪回復につとめます。
じゃんじゃん散歩に誘ってくださいね

 

雨のち晴れの尾道へ

2006-09-10 22:00:28 | おでかけ(18切符)
 天気予報を見て、西へ行く方が良いと判断して、尾道へ行ってきた。

 7:56 姫路発―10:35 尾道着(途中2度乗り換え)
   宇宙一おいしいと自負するラーメン屋、
   尾道浪漫珈琲
   タオルの産地今治のタオル屋さん、 などへ。

 14:16 尾道発―14:36 福山着
   久しぶりに福山の祖母宅へ。
   私のことはわからなかったようだけど、目は合った

 16:18 福山発―18:48姫路着(直通の各駅)

 真夏の京都に比べれば、でも問題なし。
今日のベストはなぜかタオル屋さんでした。良いタオルが安い
そのお店では、特に水色のタオルハンカチが売れるということはないそうです。

 姫路ももっと観光に来た人に楽しんでもらえる所だといいのに、と
思った。

CT検査受けました

2006-09-08 16:41:32 | 治療・体調・医療
 昨日まで涼しかったのに今日から再び夏日に戻ったのには理由がある。
そ~れ~は~、昨日我が家のエアコンが直ったからでしょう
あー良かった。こんなに暑いとエアコンなしではいられない、と言いながら、
もう少しスイッチ入れるの我慢しよう、とケチケチいやエコロジーな立場で
頑張っています。

 午後あまりにも暑くて、3:15のCTの予約だったけど、
本を持って1時間ぐらい早く行き、涼むことにした。

 今日のお供は執事の『ジーブズ』。短編を気分良く読んでたのに、
さっさと名前を呼ばれ検査開始。
待ちたくて早く行ってるのに、そんな時に限ってこうなんだ。
まったく病院てトコは…

 CTは何度目かだけど、造影剤を使うのは未だにうっすらイヤ。
この造影剤って恐ろしいんですよ。下半身が熱~くなって、まるで、
おもらししたんじゃないかと思うんです

 結果は月曜日!

チョコレートコスモス

2006-09-07 12:16:45 | 
 最近俄かに読書づいてる私は、これまで手に取ることが少なかった‘小説’というジャンルのものも読んでいる。

 たとえば、この『チョコレートコスモス』(恩田陸 著)
恩田陸の名前は知ってても、1冊も読んだことなかった。
これが1冊目。ずーっと前に予約してたのがやっと回ってきて、
次の人が待ってると思うとサッサと読まなきゃな~、
たしかどこかで『ガラスの仮面』っぽいと書いてあったな~

と、ぐずぐず読み出したけど、マジで『ガラかめ』の世界で、
すっごくおもしろかった。

 500ページを超える長編だったけど、ご飯作りをしつつ1日中読む。
家族が揃い、晩ご飯の時間になった頃、あと数十ページとなり、
その頃になると本の中の世界の方がメインになってて、
「これとこれを食べて。卵は各自焼いて。誰も話しかけないで」
と告げ、最後まで読んだ。(今こう書いてるとちょっと家族に申し訳ない気持ち)

 続編が楽しみ。『夜のピクニック』も読もうかな

予定の点滴が終わった。次は?

2006-09-05 11:47:59 | 2006肺転移 抗がん剤の頃
 1月から受け始めた点滴が、一応昨日で終了。
実に17回も!
そのうち最初の5回は辛かった…人生観変わったと思うぐらいにね。

 今週の金曜日8日にはCT検査を受けます。
これまでの点滴が効果あったかどうかを調べるの。(なかったらどうしよう)
なんだか実力試験を受けるような不安な気持ちです。

 診察室で、予約を入れてもらいながら、主治医に
「結果が良いように祈っててくださいね」と頼むと、
なぜかくしゃみを連発しはじめ、そこへ現れた看護師さんにも、
「今週検査するの。祈ってて!先生にも頼んだら否定的なくしゃみで返された~」
と言うと笑って「がんばってね」と応えてくれました。
横の主治医は口元を擦りつつ真っ赤な顔になってて、あ~うん、とかなんとか、
まぁ、きっと「もちろんですよ」とおっしゃりたかったんだわ、と解釈。

 さて、昨日の点滴ルーム。
すっかり顔見知りになった女性グループは互いの血管を見せ合い、採血時の苦労や誰が上手かを語り、
髪の生え具合を報告し、新しい点滴ルームではベッドが良いかリクライニングシートが良いかを論じ、
盛り上がる。

 それぞれ好みの場所に落ち着くと、すぐテレビのスイッチを入れる。点滴が
始まるまでに好みの角度にしておきたいから。
昨日のNHKでは「秋のまとめ髪特集」をやっていて、無関係な女たちは
大笑いしつつ髪の感触を思い出しながらしばし見入るのでした。

 過去2週とも点滴後は眠くて眠くて家事ができなかったので、
昨日は娘たちに夕食の準備を頼んでおきました。美味しかったので
ちょっと献立を書いておこう。
 
   牛肉のカラシ醤油味
   こんにゃくのゴマ煮
   豆腐のすましじる
   ごはん

   追加:いただきもののナスの浅漬け(美味)

 

本がゴロゴロ

2006-09-03 16:26:59 | 
 最近本をよく読んでる。
図書館で予約を入れすぎてるから、次から次へと
予約本が届いて、読み終えたものから返却しては次のを借りる、
その繰り返し。

 ま、時間はあるしね。

 先日図書館で顔なじみの職員さんから勧められて
『おばちゃまは飛び入りスパイ』(ドロシー・ギルマン著)というのを
読んだ。自分では絶対に選ばないだろうなぁと思いながら手に取ったけど、
すごくおもしろかった。

 平凡なアメリカのおばちゃま、ミセス・ポリファックスが、ある日、
突然思い立ってアメリカ情報組織の本拠CIAに乗り込み、
「わたしをスパイにしてください」
「そんなばかな、ご冗談を」
ところが、どういうわけか彼女の夢はほんものになってしまった…

 アメリカにも2時間ドラマとかあるんだったら、人気シリーズに
なってそう。おばちゃまとともに危機を乗り越え冒険から解放されるや、
次がもう待機してる。

 『ジーブズの事件簿』(P・G・ウッドハウス著)

 これは、
「いかなるトラブルも瞬時に解決。天才執事ジーブズ大活躍」なお話。

 先月だったか、別の作家カズオ・イシグロの『日の名残り』という本を読み、
執事という人種に魅了されたので単に執事つながりで借りたんだけど、
う~ん、ジーブズ、ちょっとでしゃばり?
でも、軽妙な短編集なので、もう少し楽しんで読むとしましょう。

 今夜はチゲ鍋して食べて、明日はいよいよ点滴(一応)最終回 

倉敷ガラスのコップ

2006-09-01 23:03:06 | 生活
副作用がきつかった頃、回復期にこのコップで水を飲みました。
水とガラスが一体になって、キラキラ光って、その時、
なんだか不思議なんだけど、水の輪郭が見えたと思いました。

倉敷ガラスは母が好きで小さい頃から家にあったけど、
このコップは特に光が入りやすくて、好きです。

 このあいだまで実家にあったのですが先日母がくれたので
今は毎日これで麦茶など飲んでます。

 写真を大きくするやり方がわからないので、
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