LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

駆け足函館観光

2012-09-30 14:22:53 | おでかけ
旧函館区公会堂


ハリスト正教会


立待岬


津軽海峡


建物も良かったが、岬~海峡がとても良かった。
古い建物の集まる元町地区は道路幅がせまく、観光バスよりタクシーがぜったいオススメ。

そして、私たちの乗ったタクシーの高齢運転手さんは、母と同じく幼い時に戦後樺太から引き揚げてこられたとわかり、両親を含む3人は樺太の地名など言って盛り上がっていた。下車した時、母は「どうぞお元気で」と言っていました。運転手さんも「またおいでくださいね」と言っていました。

『梅』克服!

2012-09-30 14:08:50 | テレビ・映画など
先週は『チェイス』(再)、『ゲゲゲの女房』(再)、『梅ちゃん先生』が最終回を迎えました。

『チェイス』はお気に入りの村雲がノーマルになりやや失速したか。ゲゲは、気の利いた最終回が印象に残っていたのでまた視聴し、また感動。

問題は『梅』だよ…

この半年、何度イライラさせられたことか。って、毎朝か。本当にムカつき続けたんだが、思いがけず解消した。

Eテレの高校講座世界史「ルネッサンス」をたまたま見た。
番組では、ルネッサンスの代表としてダビンチの作品群と、それ以前の絵画とが比較されていたんだけど、その、「それ以前の絵」について、遠近感が無いとか人物が無表情だとか人物の大きさがまちまちだとか言ってた。

そりゃ、ダビンチのような卓越した技術など無く、「それ以前の絵」は背景ものっぺりしてて稚拙そのもの。
でも、なかなか素朴な味わいがあるし、こっちのが好きな人もいるだろうな、とか思って見ていて、ハッと気づいた。

「それ以前の絵」って、無表情な主人公にイライラしたあのドラマに似てる!!

そう捉えたら、すごく気が楽になった。視聴者は優れた作品によって目が肥えてしまうけど、絵画や焼き物だってそうだわ。ゆるいものにも魅力がある。

…わかってますよ、そんなのこじつけだってことぐらい。

そうとでも思わなきゃ梅のダメージから回復できない。途中から稚拙モノに陥った『おひさま』が明日からゲゲのあとに甦るらしい。再放送のくせに夜にも放送枠が出来るんだね。私は見ないからねっ

「ニシン御殿」或いは「番屋」

2012-09-28 18:34:25 | おでかけ
漁に出る人たちの作業所兼生活の場のことです。新札幌の【開拓の村】にありました。

ピンボケです…

内部はいろいろと興味深い箇所がありましたが、わたしが一番惹かれたのは何と言ってもコレです。



畳一畳を寝床として、布団がずらっと並んでいる。それが全部藍染。昔はそれが普通だったのかもしれないけど、なんて美しいんだろう。

数年前からベッドじゃなく布団で寝てるんだけど、こういう佇まいに憧れる。

番屋でのくらしは生易しいものではなかっただろうから、今の時代にぬくぬくと暮らす私が「キャッ、素敵ね」などと言うのはそぐわないのは承知の上で言えば、こういう美ってあると思う。

北海道のニシンの一部は徳島に運ばれ、藍の肥料となり、その藍で染められた布で布団を作り、そこで寝起きする人は海に出てニシンを獲る。

丘珠空港(おかだまくうこう)

2012-09-27 11:50:26 | おでかけ
今回の旅で札幌から函館に移動したのですが、当初JR特急列車を使う案もあったけど、早い列車でも3時間15分~30分くらいかかると聞き、浮上したのが、札幌市郊外の丘珠空港からプロペラ機を使うやり方。これが大正解でした。



まず、札幌駅前からバス1本200円30分弱で丘珠空港に着くという利便性!

飛行所要時間はたったの40分!

ジェットに比べると低いところ(約4~5000㍍)を飛ぶので地形や街並みがよく見える!リフトは怖いがプロペラ機はOKなんです私!!

週末はなぜか割安料金!(ビジネスユースが多いのかな?)1人8,500円也!!(JR特急は8,590円)

小さい飛行機や軍用機、ヘリがうようよしてて楽しい!

乗り心地を不安視なさる方もいそうですが、今回私たちが乗った飛行機、たぶんこれ、

は、殆ど揺れず、快適でした。まさに空飛ぶ観光バス!

道内長距離バスって感覚かな。

でもね、けっこう赤字らしいんだ




開拓の村(新札幌)

2012-09-26 16:03:11 | おでかけ
【開拓の村】って、知名度的にはたぶん低いよね。私は全然知らなかったよ。道内の古い建物を移築した、いわば‘明治村’らしいんだけど、なんとなく地味~なイメージが…

しかーし!!

ここはいいよ。北海道に行くなら、新千歳に到着するなら、ぜひここに寄っていくべきだわ。









携帯で撮っても美しくないわね。

建物の中ではボランティアさんたちが丁寧に説明してくださいます。





ここは旧小樽新聞社の内部です。昔の仕事もいろいろ見れた。馬の蹄鉄とか、にしん漁とか。
北海道で獲れたにしんは遠く徳島に大量に運ばれていて、藍の肥料になっていたそうだ。
「ニシンが獲れなくなったのと藍染が下火になっていったのとが比例していて不思議です」と案内ボランティアさんが言ってた。先日訪れた徳島と北海道を結ぶニシン話は興味深かった。


藻岩山夕景

2012-09-26 15:45:13 | おでかけ
思ってたより良かった、といったらこちらの藻岩山(もいわやま)も良かった。

大倉山のあとに向かったので、ちょうど夕昏時、札幌市街の明かりがポツポツと増えていく様が美しかった。



ロープウエーを降りるころにはすっかり暗くなっていて、‘夜景’でした。

中腹駅にあった売店【もいもいのおみせ】、「モイ」ってフィンランド語で‘こんにちは’とか‘またね’みたいな「チャオ」に似た挨拶言葉で、「藻岩山」に掛けてるらしいんだが、そこにいたスーツ姿の店長さんは「もっとカッコイイ名前にしたかったのに~」と悔しそうでした。0655のtoi toi toiみたいな語感で悪くないと思うけどなぁ。

大倉山シャンツェ

2012-09-26 15:25:48 | おでかけ


夕方だったのでちょっと写真も薄暗いけど、とにかくこれがかの有名な【大倉山シャンツェ】です!ラージヒルなんです!あのね、これね、想像してるよりデッカイのよ。怖気づくわよ。私は怖気づいて山頂行きのリフトに乗れませんでした。あとの四人は命知らずだから気楽に乗っていってたわ。

その間に私はすぐそばにある【札幌ウインタースポーツミュージアム】へ行ってました。



ここで私はバーチャルジャンプ体験をした。
もちろん眼前の画面には大倉山シャンツェの映像が。



ジャンプ台を滑り降り、映像の中に赤いラインが見えたら両膝を伸ばしてテイクオフ

足を入れてたスキー板は勝手にV字に開く。

黄色いラインが見えたらまた自動的に板が揃って着陸。

その際に左右どちらかの板をずらせばテレマークを入れられるってわけ。

奈津子選手のジャンプは94メートルでした。入賞は無理っぽいね
実は係のおにいさんに撮ってもらった画像があるんだが、あまりにへっぴり腰なため公開しない。

ここは他にボブスレーやフィギュアのスピンなどの疑似体験が出来るよ。

行く前からジャンプ体験をしたがっていた父は、うっかり山頂でその雄大さにのんびりしてしまい、今回は出来ませんでした。ものすごく悔しがって、このためだけに再び訪れたい、ってなことを言っていた。

ここは思ってたより良かった。

ピーマンジュース

2012-09-26 09:51:05 | 


ジュースというかスムージーというか、とにかく生のピーマンをミキサーに入れたものを、今夏試して以来やみつきに。うつわ直径13㌢。

親戚からピーマンをどっさり貰って、それを消費するのが目的だったけど、生のピーマンがこんなにも甘くおいしいものだったなんて初めて知りました。

はじめはタネをのぞいてたけど、【あさイチ】でタネにはカリウムがいっぱい含まれてると聞き、それからはヘタを親指で押して取る以外は全部使用。

うちはヨーグルトとバナナ、レモン汁ちょっとが基本で、そこにイチヂクや梨、りんごなどその時々に何かあれば加える。ピーマンは、1人に2個~4個くらい入れます。最高で自分用に一杯分作るのに7個使ったことがありますが、意外と素直なお味でした。ピーマンは生が一番食べやすいのでは?

赤ピーマンで作るとピンク色です。

で、ジュースにささってる赤いのは何かというと‘ゴムベラ’で、これでうつわの中がツルツルになるまでこそげ取るんですよ。






函館でルルド

2012-09-25 11:17:15 | おでかけ
函館でトラピスチヌ修道院を見学した。お菓子で有名なあそこです。
もっと世俗にまみれたところかと思っていたけど、意外と静かで良いところでした。

庭の一角に、【ルルドの岩屋】を模した場所があった。


いつだったか、私の病気が深刻だったころ、「ルルドでも行かなあかんなぁ」などと話したのは誰とだったか、まあ、フランスじゃないけど、これも【ルルド】だ。

売店で見かけたキーホルダーに書かれた言葉が記憶に残る。
「ほほえみは幸せをはこぶ」(だったと思う)
いい言葉だ。


翌朝のホテル。朝食バイキングを食べ終え退席の際には、このカードをテーブルに置くよう言われた。



「食事済みでございます」

「ございます」って「ごぜーます」だろ?!
これ、誰が誰に向かって伝えてるの?
と、小さいことにすぐ腹を立てる私。ほほえみを保つのは難しいのさ


イサムノグチの遊具

2012-09-23 21:56:08 | おでかけ
札幌の大通公園ではちょうどオータムフェストという食のお祭が開催中で、私たちも(たしか7丁目か8丁目あたりの)江別市か江差町、とにかく「江」がつく、のブースで、ホタテとあわびのバター焼きを食べました。おいしかったですよ。



B-1とか菓子博みたいな賑わいだったけど、横に長い公園だからか、息を抜けます。

さらに西へ進むと、大きな小山&滑り台が出現。




滑る部分が無かったら分かりにくかったですね
なんと下のほうに作者であるイサムノグチのサインが。サイン入りの遊具ってすごい!


モエレ沼公園には行けなかったけど、こっちだってなかなか見応えあったわ。

徳島へ行きました③

2012-09-18 23:10:31 | おでかけ
では残りをススッとまいりましょう~

【このまちの色】
うーん… もっと藍に対して期待していたのでした。藍なら見せてくれるはず、と。
ポスターなどカッコよかったので余計に残念。このイベントは自分で見つけてきたんだが、暑かったし、遠かったし。

スエヒロ商店街
Plain Table
このあたりが今徳島で最もホットな場所という感じかな。特にPlain Tableさんはバスの時刻や料金まで調べてくださり、寛がせてもらいました。ありがとう。



その後「安宅ナンタラ」とかいうバス停まで日陰のない道路わきをノロノロ歩いた。




駅前に戻り、アグネスホテル内カフェの「抜群においしい」と聞いたケーキを食べようと汗だくになってノロノロノロノロ歩いてたどり着いたら貸切のため入れず、意識遠のきそうになった。

そごうの地下で、先月だったかの日経プラス1で‘おいしいドレッシングランキング’10位だった【フォロ】のドレッシングを見つけたので買って帰った。

徳島は楽しい。また行く!で、明日から猛暑の北海道行く。

本いろいろ

2012-09-18 10:21:53 | 


今借りてる本です。予約していたものがバラバラと届くんだけど、どれも楽しい本でした。

『フラワーフェアリーズ』(シシリー・メアリー・バーカー作 白石かずこ訳)
思い出すなぁ、何年か前の出雲駅伝。妖精さんと出雲は私の中では結びついている。それとmikaさんも。

『あしたもこはるびより。』(つばた英子 つばたしゅういち)
テレビで見て、興味持った。メルヘンな老夫婦の姿は美しいのでした。

『夏とごはん』(渡辺有子)
家族受けが良い渡辺有子さんレシピ。

『民藝の教科書① うつわ』(久野恵一監修 萩原健太郎著)
先日倉敷へも行ったので思うことがいろいろあった。「モノ」を選ぶということ、使い続けていくということについて刺激を受けた。民藝はぜいたく品じゃないとなると、値段って重要。