LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

竹澤くん世界陸上!

2007-04-30 16:31:52 | 竹澤・陸上
 いやぁ~出来すぎさんよ竹澤くんたら
ファンと名乗りつつも陸上について詳しくないから、いったい
この「カーディナル招待」って何なの?!競技会?あまりにもデータが乏しくて
29日っていうから昨日からそわそわと早稲田大学競争部のHPをチェック
しまくって、で、さっきお出かけから帰ってまたチェックしてみると、
 1万M 27分45秒59 世界陸上A標準突破 
自己新 早稲田記録 学生日本人最高記録

なんですってよ

 すごーい、すごーい、夏にはゴールデンタイムにテレビで
竹澤くん見られるよ
みなさん、よかったですね。って良かったのは私

おかーぽん

2007-04-28 14:22:02 | 生活
 昨日の夜、娘たちと「おかーぽん」について話しました。
 これ、私のことなんです。毎回じゃないけど、うちでは‘お母さん’と
トップの座を争うほど?の頻度で使われております。

 「ハイ、これ、おかーぽん」だとか
 「おかーぽーん」だのと、私を呼ぶときに使われる。
いつもは私も気にも留めず「はいよッ」と答えていたが、昨日は
はてな?と思い、次女に、
「私っていつから‘おかーぽん’って呼ばれるようになったわけ?」
と、聞いてみた。

 次女も長らくその語源を思い返してなかったようだったけど
あ、そうそう、と、思い出したのが、
小学生の頃‘ムーポン’なる玩具付き駄菓子あるいは駄菓子付き玩具を
長女と買いまくっていたそうで、ムーポンは子どもネコなんだそうです。
で、それの親が、‘おとーぽん’と‘おかーぽん’だったんだそうで。

 たしかにひところは夫も‘おとーぽん’と呼ばれていたような…
でも、今は私だけが‘おかーぽん’と呼ばれ続けてる。
いや、もしかしたら小学生の考えることだから、日本国中に
今もそのように呼ばれている親がたくさんいるかもしれない

 ひとしきり「へええ~」と盛り上がったところで
バイトを終えた長女が帰宅。
「なぁなぁ、おかーぽん…」と話しかけてきて、次女と私は
思わず目を合わせ爆笑。
 平和な夜だ。

上機嫌って瞑想?!

2007-04-26 12:36:39 | 
 この前、『いのちの往復書簡』(玄侑宗久・岸本葉子共著)を読んだ。

 これまでこの人たちの本を1冊も読んだことがなかったのだけど、
いつかは玄侑さんの本を読もうと思ってたし、最近出たばかりの本だったし、
岸本さんは部位は違うけどがん患者さんだから、
このタイトルでお坊さんでもある玄侑さんと往復書簡を交わしたとなれば
何か私にも参考になるような、ありがた~いことでも書いてあるかな、と
思って手に取った次第。

 往復書簡の‘書簡’って手紙のことだけど、
「ハア~イ、元気?」みたいな感じはなくて、
そう年齢が違うわけでもないのに、この人たちの使う言葉が珍しくも美しい、
解読ギリギリ可能な日本語ってとこにまずビックリした。
もう返却したのでいちいち具体例を挙げることが出来ないのが
残念ですが、なんでも略語にして、あたかもマンガのふきだしみたいな
言葉遣いに慣れていたことを痛感したよ。
(KYで空気読めないの意とか、ビミョーの多用とか、さらには擬態語・擬声語のみ、とか…)

 そんな二人が話すことといったら徐々に難解な方へ進んで行き、
残念なことに後半は殆ど理解できず。しかし二人は終始穏やかで和やかで
相手を敬うことを忘れず、さぞ‘よきこと’について話してるんだろうな~、と
いうことはなんとなくわかった。
 こころのありようと宗教、哲学、そんな感じ。←おおざっぱ~

 二人は‘瞑想’について語ります。瞑想=座禅かと思うけど、
玄侑さん曰く、

「・・・日常生活ではそうそう瞑想ばかりはしていられません。
日常の生活では、私はとにかく『上機嫌』をお勧めしています。
上機嫌であることは、即ち一瞬にして理知を超え、世界ぜんたいを
抱きしめる方法だからです。・・・」

 なんか、言葉は悪いですが、利用できそうな考え方だと思ってしまったよ。
さらに‘温泉瞑想’なんて語も登場し、瞑想に対する概念がガラッと変わったような。

 瞑想の目的って、もしかして「スッキリ」すること?
禅寺の垂直感、掃き清められた庭、そして心の中も片付けるために瞑想(座禅)を
行うのかな??そんな気がしてきた。


 さて、いつか玄侑宗久の本を読もうと思ってたのは、その著書の中に
『アブラクサスの祭』っていうのがあるから。アブラクサスといやあ、
懐かしい『デミアン』(ヘッセ著)のなかに登場する、神でもあり悪でもある存在としてしっかりインプットされてた名前。玄侑氏の小説がどんな内容かは
知らないけどそのうち読もう。小説はなかなか読めないけどね。

 

堀夫婦

2007-04-24 15:53:49 | アオサギ
 うちはお城の外堀に面してるので、
文化庁管理の(つまり管理の行き届いてない)雑木林が眼前に連なっています。
そして、そこにはアオサギがたくさん住んでいて、
ちょっとしたサンフランシスコのチャイナタウン、じゃなくて
アオサギタウンなんです。アオサギをよく知らない人に説明すると、
グレーのやや小ぶりの鶴って感じの結構大きめの鳥と思ってくれたらいいです。

 先月あたりから、うちからよく見える木の枝につがいのアオサギが
巣を作り、卵を暖めている様子。

 あれがもう少し見えにくい場所なら、こうも気にならなかったんだろうけど、
何しろ「お向かいさん」というべき高さで、やけに枝をくわえたアオサギが
飛来するなぁと思ってるうちにふと見ると木切れが何となく重なってて、
それが巣の始まりでした。

 翼って、手のかわりにはならないらしく、長いくちばしで微調整を
繰り返すんだけど、それがホントに不器用で、まどろっこしい。
出来ることなら飛んで行って
手伝ってやりたい、と何度思ったことか・・・

 ある夜、嵐のような強風が一晩中吹き荒れたことがあって、あの
ゆるゆるな巣はきっと木っ端微塵になっただろうと思ったのに、朝見ると
ちゃ~んとそのままの状態で、「へええ~、やるもんだねぇ」と感心しました。

 もうまるで近所の新婚夫婦を見守る富士真奈美みたいになってる。

 以前、別の枝に巣を作っていたカラスに「カラキチさん」と名づけていた
ことを思い出し、アオサギ夫婦にも名前をつけようということになった。
次女がサギオとサギエでどうか、と言い、即決。
 しかも今回は苗字もつけてやったよ。居住地からっていうの。

 堀 サギオ
 堀 サギエ

 どうぞよろしく

兵庫リレーカーニバル♪

2007-04-22 17:19:08 | 竹澤・陸上
 はじめに断っとくけど、今年のリレーカーニバルに竹澤くんは出場してないので
このカテゴリーはヘンなんだけど、まあ、竹澤=陸上ってことで・・・

 雨が降る日曜日、選手の皆さんは大変でしょうが、私はラクチンな格好で(だらしないという意味ではないんですよ)、エントリー選手の掲載された新聞を広げてテレビ中継を見っぱなし。

 どうせ陸上関係に関心のある人は少ないだろうから、これがどんな大会で、どんな選手が出ているか等は割愛します。
いや、それも乱暴だな。

 兵庫リレーカーニバルは、8月に大阪である世界陸上選手権の代表選考会を兼ね、第一線で活躍する選手が競うグランプリ種目を筆頭に、小中学校、高校、大学・実業団のリレーなど42種目に約5000人がエントリーしている、2007日本グランプリシリーズ第2戦っていう大っきな大会なのです。

 娘の同級生から日本記録保持者までという幅広い選手が出るので、郡市区対抗駅伝や都道府県駅伝などで見知った顔を沢山見つけられました。
志方くんは西脇工業へ行ったのか、とか近藤・中山の須磨学園勢も高3か、とか。
しかも解説者もゲストも皆兵庫県の人なので、地元密着型の話でおもしろい。
(グランプリ女子1万mでの絹川愛(仙台育英高校)に実況アナや解説者がなかなか触れなかったのは不思議だったけど、いや~すごかった~)

 地元開催のグランプリシリーズなのになぜ竹澤くんが出ないのか不満?でもね、
来週29日アメリカでカージナル招待ってやつで走るからなので。

 
 画像は全く関係ないんだけど、この前作った陶器のためのクッションです。
朱赤に白い柄が入ってるの。器たち、気持ち良さ気に見えます。

女主人の館でミシンの日

2007-04-19 22:11:09 | 生活
 今日は楽しみにしていた「ミシンの日」でした。
あとはミシンで縫うだけ、のものを持参してじゃんじゃん縫うのです。
ミシンを持っていないし扱う自信もない私にとっては夢のような話です。

 参加者は私とミシンの持ち主の2人。
私がこの日のために用意したのは、去年夫のYシャツから直してパジャマにした上衣2枚と
食器用のクッション10枚ほど。

 あ、食器用のクッションていうのは、
底がざらついている陶器を食器棚にしまう時に傷が付かないようにするものです。

 持つべきものは器用な友人、適切な指導、調子を整えたミシン、
新鮮なアイデア、それになんて上手にほめるんだろう
「かしこい母さん3つ叱って7つ誉め」ってな調子で、おかげで私は
気持ちよくミシンかけまくりました。

 赤と青のギンガムのパジャマ2枚は超ラブリーに仕上がりました。
袖口にレースをあしらったり、サテンの細リボンをつけたり、
やはり小さいところで差が付くのだなぁと実感した次第。

 食器用クッションは、朱赤の木綿地の間にタオルを挟んで作りました。
地味な和食器の棚が華やぐかな?

 ミシンの日をひときわ美しく演出したのはひとえにこの友人の気配りに
拠るところ大です。家の内外をあれこれ整えている様子、テーブルの景色、
季節の飾り物、パスタもケーキも、生活を豊かに楽しんでいるのが
よくわかります。

 ああっ、惜しい!

 この人、こんな時代ではなくてもっと昔の大きなお屋敷の奥さんなら
その手腕を存分に揮えただろうに・・・
 もちろん今だって家の中を整える力を生かすことは出来るでしょうが、
なんて言うか、女子衆、男衆を従えて家中の室礼を決めていく、プロデューサー的な、
そんな女主人が似合いそう、って思った。

 次回のミシンの日にはスカートでも縫うか、と意気込む女主人と私でした。

採血大嫌いです

2007-04-17 10:34:06 | 治療・体調・医療
 昨日は診察日でした。処方箋とホルモン注射の他に
採血がありました。腫瘍マーカー、ですね。
転移などがあればこの腫瘍マーカー値が動くそうなのですが
完璧ではなく、だいたい7割わかる程度なんだそう。

 そうだよ、去年転移がわかったときも腫瘍マーカーには
変化なかったもの。
とはいえ7割を野球のバッターに置き換えるとすごい打率
ですよね。監督の信頼も厚かろう。

 で、採血・・・
これまでも時々書いてたけど、私は大っっ嫌いだわ、これ。
採血だけでなく血管に針をさすのは全部嫌い

 私は右胸を手術したので、その場合針をさすのは左腕に
限るそうです。去年の点滴も毎回左腕にしてました。
もともと血管が出にくい方だったけど、抗がん剤の点滴後は
使える血管が激減してるそうで、さし直す、人が代わる、グ~ッと
力いっぱい握る、やり直す、の末に採血を完了。

 採血ごときでこんなに苦労するとは思ってなかった。
一刻も早く立ち去りたく、会計も「午後から来ます」と伝えて、
ランチに行きました

 最近予約日時が同じ同病のお友だちができ、昨日は2人で
初めてごはんを一緒に食べに行きました。これまで入院~通院で
定期的に会う同病の知り合いが少なかった私には珍しいことです。

 院内の張り紙で知ったのですが、がん患者とその家族のための会が
病院にでき、来月第一回目の会合があるそうです。おもしろそうなので
同病友だちと行くつもり。



 えーっと、このブログ、今日で丸一年です。
長いような短いような一年でしたが、これのおかげで
たくさんの人と繫がっていられたし、励ましていただきました。
心よりお礼申し上げます。

  みんな、ありがとう~これからもよろしくね
 

四苦八苦・・・

2007-04-15 23:16:28 | Weblog
 ホントは乙女椿の画像を載せたかったのだが
いじってるうちに訳がわからなくなり、
次々に失敗した挙句の果てがこのコートの画像。
どんなふうになるのか見当つかないね。

 私がデジカメで撮り、パソコンに取り込み、
サイズを縮小し、アップロードとやらをし、今に至る。

  ドキドキ

強風 桜吹雪

2007-04-13 17:32:04 | おでかけ
 今年は桜の期間が長いね~
今日も姫路城に花見に行きました。久しぶりの友人といっしょ。
口を開けてられないほどの桜吹雪で、演歌が聞こえてきそうな感じ。

 好古園へも行きました。ここでドラマ『大奥』のロケも行われたらしい。
椿好きなのにここをチェックしてなかったのは迂闊でした。
絞りの筒咲きのや、うすいピンクのや、かわいいのがいろいろ咲いてるし、
枝垂桜も見事だし、ミツマタがあんなに愛らしいと初めて知ったし、
でも、今日一番新鮮だったのはいろんな植物の新芽、かなぁ。

 モミジの木って、この季節は葉先が茶色いのだけど、アップで見たら
ミニチュアの彼岸花みたいなのがぶら下がってて、あれがモミジの花だったんだ。
それに気をよくして次々にアップで見てると、何て言うんだろうアレ、
すっごく小さくてツンツンした若葉が出てきてる、超キュートなのがあった。

 300円ならたまにはチェックしに来てもいいと思った。

倉敷といえば民芸館

2007-04-11 19:56:32 | おでかけ(18切符)
倉敷③ まだ倉敷書くなんてしつこい?へへへ…

 民芸、好きなんですが、たぶんこれは母譲り、かな。
祖父母の家にもいっぱいあった。食器とか敷物とか壺とか。
大学生の時に河井寛次郎記念館を教えてもらい、白洲正子の
書いたものをみたり、李朝にひかれたり、それらは実はぜんぶ
同じ輪の中にあったようで、それに気付いたのはごく最近かも。

 ま、そんなわけで倉敷に行くと訪れたくなるのは民芸館です。
民芸の歴史とか人物には詳しくないけど、ひたすら「いいな~」を
連発して回ります。

 昨日は靴を脱いでスリッパに履き替える場所で、アレッ
他の人はどこに靴を置いたんだろう?って思っちゃいましたよ。
私だけとはね…

 館内はカゴや食器や布やガラスがしーんと置かれていて、
やっぱり「いいな~」って思いました。展示室を移動する時、
これまで目を留めたことがない額に釘付けになった。

 倉敷民芸館はその美しい日本の手工芸品の蒐集によって唯の歴史的遺産の観賞のためだけでなく近代的生産の方法を助長する新しい創造の刺戟としてこの國全体の文化の重要な保護者である。1954年7月ワルター・グロピウス

 長い文だから何度も読まないと訳分かんなかったんだけど、
「新しい創造の刺戟として」ってところが(そうそう!私も
そんなようなことを思ったわけよ!)と膝を打つ。

 ワルター・グロピウスはバウハウスの人です。詳しいことは知りません。
近代建築の有名人が民芸館で何を思ったか、興味深いですね。

さらに倉敷

2007-04-11 18:05:20 | おでかけ(18切符)
倉敷②
 本通にある「なえしろ」という民芸のお店を通りながら中を見たら
年配の女主人が店の器に花を生けてるところでした。白っぽい花入れに
沈んだ赤い椿。ふらふら~っと中へ入り思わず「きれー」と言うと、
「椿はいいんよ。これは黒椿。民芸には椿みたいな和花が似合う。」と。
さらに、
「観光化されたとこでは備前焼も売りょうるけど、ここは備中じゃ
そっかー。同じ岡山だから今まで全然違和感持ってなかったけど、
ここは備前じゃないんだなぁ、と気付く。

 その先の「felicite」はカフェとアンティークの店で、あんまり可愛いので
またふらふら~っと入ると、スッキリしたきれいなお店の奥のカウンターに
美味しそうなスコーンがあり、「あの、それ、ここで、いただけ、るのですか」と、
長らく喋ってなかったからたどたどしい日本語になってしまいました。
「はい、どうぞ、お好きな席にかけて下さい」とかわいい店員さんに勧められ
店内を見渡してたら、「あ、服にカメムシが・・・」「えっ、私?」
で、外へ出て、払い飛ばしてもらう。仕切りなおし、店内へ。

 お客は私一人かと思ったら、まるで備品のように店内にピッタリな金髪ロン毛で
しかも長身の若男が奥の席でせっせとなにやら本を包んでいる。
こげ茶色の無地の紙とまるいレースペーパーを組み合わせて超ステキ
カードもせっせとしたためている。
そこへ、黒ベレーに青い上着のおじいさんが来店し、その金髪に
「ボンジュール、サバ?」←便宜上カタカナですが読むときにそれらしく変換してください。
 スコーンを食べるつもりが、吉田牧場のカマンベールが付いているというだけの理由でランチに変更して、おいしく食べてるとそこへ女の人が来店。その女性はその店のオーナーのようで、さらに最近
お誕生日だったそうで、かわいい店員と金髪がさっきのこげ茶の包みを
渡してた。
ガシャガシャと開封する音。残念なことに私の席からは見えない。
「うわ~、これ欲しかったのよー」(なに?何を貰ったの?)
「そう、これこれ、かわいいー」(だから何貰ったの??)
「この人浜口何とかって人の奥さんでしょ」(ん?!はまぐちなんとか、って言ったら…南桂子の旦那さん?ってことは『ボヌール』???)
 我慢できずカードを取りに行くふりをして立ちました。
やっぱりボヌールでした。(私も好きです)と心の中でつぶやく
見知らぬ人、誕生日おめでとう

散歩町 倉敷

2007-04-11 16:40:34 | おでかけ(18切符)
倉敷①
      
 昨日、青春18切符最終日、残り1回分で倉敷ひとり旅してきました。
って、ちょっとオーバーかしら。鈍行乗り継いでも2時間弱だし、
だいたい「おでかけ」と「旅」はどのへんが境目なんだろうか?
岡山県は兵庫県のとなりで距離的には近いけど関西弁圏外なので
けっこう「旅」気分。
 乗客もその「旅気分」なのか、新快速では見かけないビールや
みかん片手のグループもいた。

 9:10 姫路発 →相生で乗り換え 10:55 倉敷着

 相生から岡山までは超混雑してて座れませんでした。ひとり旅だと
他人の会話を聞くともなしに聞いて、「ふむふむ」って思う。
 
 どちらまで?四国の高松まで行きます。まぁ、瀬戸内海越えるんですね。
 あ、さくら。さくら、きれいやわぁ~。あの背の低いのは桃?
 ホンマに「ももいろ」なんやねぇ。
 前の車両の方が空いてるんやったら次の駅で走りましょか?
 このコート暑かったかもしれへんなぁ。

 で、あっという間に倉敷着。前に来たのって、たぶん7年ぐらい前かな。
昔駅前に親戚の家があったので小さい頃から何度となく訪れてはいるが、
地図も持たず予習もせずに来ても何とかなりそうな気がするのはそのせいでもあるし、
美観地区限定でもいろんな過ごし方ができそうだしね。

 18切符仲間は大量に倉敷で下車してた。まるで団体さんのように
移動していく。やれやれ今日はどこへ行っても大変そう…、と思っていたら
アーケードの商店街(えびす通り商店街、本通り)を通って美観地区へ
向かうのは少数派らしく、殆どの人が車の通る大きい道のほうへ行ってしまった。
旅先で商店街は必修だろっ

     
 この商店街には民芸や工芸品の店が点在していてなかなかおもしろいです。
方々に竹を立てかけて切り口に椿を生けてあり奥ゆかしいこと。
なつかしい民芸『融』で倉敷ガラスやなんかを見る。その先の洋品店で
「しんさつ用パンツ」なるズボンが売られてた
整形外科などに行く時に便利な裾ファスナー付きなんだって。ネーミングが
すごい。
 
 アーケードを抜けるといよいよ美観地区付近。
まだ川の両岸へは出ずに、そのまま商店街を歩く。
酒と食材の宝石箱平翠軒、民芸の『なえしろ』、おしゃれカフェfericite(フェリシテ)、
雑貨屋fuca
蟲文庫など見る。

 川沿いへ出て、倉敷民芸館へ。あんなに混雑してたのがウソのような、館内には私一人。もったいない。

 平翠軒に戻りいくつか買い物する。さらに駅に戻りながら、えびす通りで
かわいい焼き菓子の店木鳩屋
ケーキを買った。

 倉敷は予備知識なくても充分楽しかったけど、まだまだ発掘の余地アリな予感。

 スタスタ歩くと予定より早く駅に着いたので、とりあえずすぐ発車の岡山行きの快速(15:50頃?)に乗った。車窓からどこかの学校の校舎の垂れ幕が見えて、それがわりと大き目で、どんな生徒がどんな大会に出たのかと思ったら、フィギュアスケートの高橋大輔選手の母校だったんですね。名誉なことです。岡山駅で時刻表を見て、赤穂線経由で帰ろうかなと思ったけど混むらしいとわかりふつうに山陽本線鈍行で帰ることに。

 ところで、倉敷~岡山あたりで気付いたのですが、あのへんの学校って、制服が
かわいいの。やはり制服メーカーが多いせいか?

 姫路には17:45頃着き、待ち合わせていた両親とお城の夜桜特別公開の最終日に向かう。めちゃくちゃ歩いた。翌日の今日は筋肉痛です・・・

 


 

新学期スタート

2007-04-09 11:45:31 | 生活
 今日から大学2年と高校2年の娘たちは新学年が始まりました。
桜も咲いたし、暖かいし、いかにも春、はじまりの季節、って感じ。

 子どもたちにはクラス替えや新しい先生が気にかかるところでしょうが、
親の立場だと、数年前まではPTA役員に当たるかどうか、が
最大の関心事だったような・・・

 私も長女の保育園から次女の中学まで、一応ひと通りやりましたが、
当時はあんなに避けたがってしぶしぶ引き受けたはずだったのに、
思い返すとすべては輪郭がおぼろげで甘い記憶になっている。

 最後にしたのが次女が中2の時、顔見知りに引きずられて
面倒で悪名高い‘広報部’についつい入ってしまったのでした。
広報部では年に3回新聞を発行してました。

 夏前に1号目。各学年の春の行事や先生紹介など。
 冬休みまでに2号目。これが一番たいへん。特集を組んで、
アンケートとったりするの。私たちはケータイを取り上げて
なかなか好評だったように思います。(思い出は甘美、の例どおりですね、ハイ)
 3号目は卒業記念号。

 自分たちで編集から印刷まで行ったので、当時PC持ってなかった私は
実務的には全く役立たずでしたが、あの時のメンバーの良かった点は、
「私にも出来ることがないだろうか」と出番を狙ってたこと。
フルタイムで働いていた役員は夜や休日を使ってPC仕事をしてくれたし、
家からポットと自生のハーブを持ってきて薫り高いお茶を入れてくれた人も
ありました。

 PTAって、私の中では‘主婦の合コン’みたいなモノかも。
結構出会いの場っぽいし、会合の日はいつも楽しかったし。
まあ、この楽しさを支えてくれてた人がいたからなんだけど。
あの時はくじ引きで決まった部長さんが適任で、みんなついつい
甘えてしまってました。

 今年もまたあちこちで役員の選挙だのくじ引きだのがあり、
いやらしい駆け引きが行われるのかもしれません。
もったいないことです。
流されて、流れ着いた場所で楽しいことを見つければ良いだけなんだから。

桜が気になる年頃

2007-04-07 10:48:02 | Weblog
 昨日は昼と夜2回もお城へ花見に出掛けました。
で、その時話題になったのが、
ある年齢に差し掛かると桜が非常に気になるらしい
ということ。

 昼の部一緒に行った友人の5歳年上のご主人は、数年前から
急激に桜を気にするようになられたとのこと。

 夜の部一緒に行った友人も、4日の夜桜の、ピンクというより
セピアカラーの佇まいにやられたらしい。

 私は、あちこちで見た桜がエネルギーになってると強力に感じる。

 昨日mikaさんがコメントに入れてくれてたのを読んだら、
ソメイヨシノって全て一つのクローンであるらしい。だからおなじ気象の元では
同じ時期に一斉に開花するそうな。
 それって、同じような年齢になると桜が気になるのと関係あるのかな?

 「近頃桜が見たくてしようがありませんのよ」
 「ほほう、あなたもそろそろお年頃ですな」  とか?

 

姫路城夜桜サイコー!!

2007-04-04 23:32:19 | おでかけ
 昨日は京都へ行って沢山の桜を見たけど、
桜は近くで咲いてるのが一番いいと思った。
そりゃ、哲学の道沿いの桜も見事でしたが、
いつ咲くか、もう咲くかと見上げる生活圏内の
桜が少しずつ花をつけるのを見るのは名所の桜より
イイモンデスよ。

 と、言った端からやや矛盾してしまうんだけど、
今夜姫路城夜桜見てきました。もぉ、すっごい
ビューティフォー
天守閣の白壁と満開の桜のコントラストだけでも
タメ息漏らしてたのに、今夜は、ほぼ満月(たぶん十六夜くらいか)も
加わり、歌舞伎の舞台背景みたいにベタな魅力炸裂

 昨日3日から10日まで連日6時から9時まで西の丸庭園、
無料開放ですよ~

 桜とお城に魂奪われたご近所さんとともに日参することを誓った。