倉敷①
昨日、青春18切符最終日、残り1回分で倉敷ひとり旅してきました。
って、ちょっとオーバーかしら。鈍行乗り継いでも2時間弱だし、
だいたい「おでかけ」と「旅」はどのへんが境目なんだろうか?
岡山県は兵庫県のとなりで距離的には近いけど関西弁圏外なので
けっこう「旅」気分。
乗客もその「旅気分」なのか、新快速では見かけないビールや
みかん片手のグループもいた。
9:10 姫路発 →相生で乗り換え 10:55 倉敷着
相生から岡山までは超混雑してて座れませんでした。ひとり旅だと
他人の会話を聞くともなしに聞いて、「ふむふむ」って思う。
どちらまで?四国の高松まで行きます。まぁ、瀬戸内海越えるんですね。
あ、さくら。さくら、きれいやわぁ~。あの背の低いのは桃?
ホンマに「ももいろ」なんやねぇ。
前の車両の方が空いてるんやったら次の駅で走りましょか?
このコート暑かったかもしれへんなぁ。
で、あっという間に倉敷着。前に来たのって、たぶん7年ぐらい前かな。
昔駅前に親戚の家があったので小さい頃から何度となく訪れてはいるが、
地図も持たず予習もせずに来ても何とかなりそうな気がするのはそのせいでもあるし、
美観地区限定でもいろんな過ごし方ができそうだしね。
18切符仲間は大量に倉敷で下車してた。まるで団体さんのように
移動していく。やれやれ今日はどこへ行っても大変そう…、と思っていたら
アーケードの商店街(えびす通り商店街、本通り)を通って美観地区へ
向かうのは少数派らしく、殆どの人が車の通る大きい道のほうへ行ってしまった。
旅先で商店街は必修だろっ
この商店街には民芸や工芸品の店が点在していてなかなかおもしろいです。
方々に竹を立てかけて切り口に椿を生けてあり奥ゆかしいこと。
なつかしい民芸『融』で倉敷ガラスやなんかを見る。その先の洋品店で
「しんさつ用パンツ」なるズボンが売られてた
整形外科などに行く時に便利な裾ファスナー付きなんだって。ネーミングが
すごい。
アーケードを抜けるといよいよ美観地区付近。
まだ川の両岸へは出ずに、そのまま商店街を歩く。
酒と食材の宝石箱
平翠軒、民芸の『なえしろ』、おしゃれカフェ
fericite(フェリシテ)、
雑貨屋
fuca
蟲文庫など見る。
川沿いへ出て、
倉敷民芸館へ。あんなに混雑してたのがウソのような、館内には私一人。もったいない。
平翠軒に戻りいくつか買い物する。さらに駅に戻りながら、えびす通りで
かわいい焼き菓子の店
木鳩屋で
ケーキを買った。
倉敷は予備知識なくても充分楽しかったけど、まだまだ発掘の余地アリな予感。
スタスタ歩くと予定より早く駅に着いたので、とりあえずすぐ発車の岡山行きの快速(15:50頃?)に乗った。車窓からどこかの学校の校舎の垂れ幕が見えて、それがわりと大き目で、どんな生徒がどんな大会に出たのかと思ったら、フィギュアスケートの高橋大輔選手の母校だったんですね。名誉なことです。岡山駅で時刻表を見て、赤穂線経由で帰ろうかなと思ったけど混むらしいとわかりふつうに山陽本線鈍行で帰ることに。
ところで、倉敷~岡山あたりで気付いたのですが、あのへんの学校って、制服が
かわいいの。やはり制服メーカーが多いせいか?
姫路には17:45頃着き、待ち合わせていた両親とお城の夜桜特別公開の最終日に向かう。めちゃくちゃ歩いた。翌日の今日は筋肉痛です・・・