フォーラムは2部から成り、第1部『
がん治療の最前線』は四人の医師の話でしたが、少々難しく、ざっくり聞いてた。がんの世界が今後すぐに明るくなるわけではなさそうだけど、それでも少しずつ変化していってるんだなぁとわかった。←ホントにざっくりだわ笑
えーっと…
【原因の解明】
【新薬】
【使い方の進歩】
で、「使い方の進歩」っていうのは「個別化医療」
今後期待されてるのが、「ALK阻害剤」ここ一年くらいで出るか?!
・・・とおっしゃっていたのはがん研有明病院の西尾DR.
なんのお薬の話だったか…たぶん肺がんかな。
Q 治る可能性が高い場合はどうするか?
「部位により標準治療は違う。信頼できるところの情報を」(以下すべて回答者失念)
Q 再発した場合はどうするか?
「まず局所治療(手術)は可能かどうか?個数が多い場合は抗がん剤を使う」
Q 抗がん剤が効かなくなったらどうしたら?
「根治目指さず、緩和治療を。一般病院で無理でも新薬や治験の多いところへ行けないか考える」
などなど…ごく一部ですが何しろ知らない単語だらけだったので理解できない。中では肺のことは、さくらんぼでも参加者が多いので一所懸命聞いたけどこれくらいですわ。
第2部『
がんと向き合う~医療者と患者側のコミュニケーション』はパネリスト四人のうち二人が患者団体の方だったので身近な話題多し。
野田真由美さん(支えあう会『α』スタッフ) '57生まれ
「患者会、患者サロンというと(病院や医師への)要望や批判、権利主張のイメージがかつてあったが変化している。
地域でつらさを分かち合う
他の人はどういうふうに生活しているんだろう
工夫・知恵
体験的情報
先輩からのアドバイス・・・」
天野慎介さん(グループネクサス理事長) '73生まれ
「医師の言葉と患者の理解の隔たり
例)余命、生存率
数字で計れない事がある。日々生きていく時には、それにかかわらない方がいいのかなと思う。」
服部政治さん(がん研究有明病院DR.) '67生まれ
医療用麻薬の使用をためらう患者さんに「あなたは今がんと闘っているんでしょ?痛みは僕らに任せてください。敵は痛みじゃないですよ」
加藤雅志さん(国立がん研究センター 相談支援室長) '74生まれ
「同じ苦痛を味わってる者同士、どう解決していこうか、と話し合う」
そして、私の見たところこの日最も多くの人がメモをしたと思われるのが、天野さんのセカンドオピニオンに関するアドバイスでした。
「自分は不要だと思うが、家族がどうしても、と言うので…」
うまいわ~
使いやすいでしょう、これは!