LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

プチ同窓会

2007-10-31 10:09:02 | おでかけ
 バラバラのところに住んでいる中高の同級生5人で
久しぶりに会いました。

 恐ろしいことに、過ぎ去った年月も忘れ、気分は放課後。

 今回初めて見たノート。そこには当時の先生たちが
俎上にのっけられていた・・・
女子高生のイラストの物凄さときたら、いやぁ~色あせず、
きわどくて、サイコーでした。どの絵を誰が描いたのかわかんないけど
今も同級生たちの手許をさすらうあのノート、あんなのがあったんだなぁ。

 仕事に子育てにと多忙なはずなのに皆アイドル系コンサートなどへも
バンバン出かけてるようで、そのパワフルさにオタオタしてしまいました

 一応場面の変化を求めて姫路城西の『好古園』へ行きました。
紅葉にはまだ早く、花もそう多くなかったけど、いいんですよ
どうせ私たち喋ってばかりでしたから・・・

 せっかくの庭園だったのに私ったらデジカメ持って行ってなくて、
これは友人Tのケータイのカメラで撮ったのを転送してもらったものです。
私もケータイ買い換えたくなったよ。すごくキレイに撮れてるんだもん。

 中学からの友人は‘幼なじみ’と言っても良いぐらい長いつきあいで、
たいへん刺激を受けました。姫路で会うことにしてくれてありがとう!
また会おうね




 

咳がコンコン

2007-10-29 14:42:52 | 治療・体調・医療
 週末から風邪気味で、咳とハナが出る。

 ハナはさておき、咳は肺転移な私には気になるところ

 もしやこれは、休眠状態だと思っていたがん細胞が目覚めて
活動し始めたのではあるまいか?あるいは風邪だったとして、
咳をすることが刺激となってまずいことになりはしないか?
心配性の夫も「ホンマに風邪~?」と暗い顔だ。

 だから今日が診察日で良かった。主治医に上記の不安を訴えると、
薄笑いで否定して、
「肺からだったら血が混じったりするんだ」と言う。
「ええっ、血?
それって、時代劇とかで咳き込んだ後、手のひらを見ると
血がついているという、あれですか?」とたずねると、
「それは結核?」と笑われてしまいましたが、素人の発想なんてそんなモンよ。

 ま、この咳は風邪だということでお薬も処方してもらいました

 会計を待ちながら同病友人に話すと、さらに勝手に妄想が拡大し、
「子どもに『かあさん何にもできずにごめんよ…』とか咳き込みながら言うのよ」
「子どもたちは『おっ母~』ってすがるんだよね」
「ダンナは傘貼りしてるんだよ、傍らで」・・・・・
サスケとか昔見た時代劇アニメのワンシーンのようなのを
2人で思い浮かべてしまいました。

 こんなのどかな通院がいつまでも続きますように。

 その後、別の同病友人も合流して、神戸でのピンクリボン行事に
参加した土産話&実物土産(パンフレット山盛り)で盛り上がる。

 明日は久しぶりの友人たちと会うので、せっせとうがいなどして、
備えます。

20分の1

2007-10-27 18:42:18 | 検診奨励
 先日来の私の投稿にコメントを寄せてくださった方々、また
実際に会っていろいろ話してくださった人たち、どうもありがとう。
一応まとめの気分で書きますが、考えに考えた結果は至極フツーの、
なんてことのない内容です。

 たとえばピンクリボンのサイトを見てると、
20人に1人というのをよく見かけます。
日本人女性20人のうち乳がんに罹患するのが1人ということです。

 これって結構多くない?

 交通事故やなんかと比べても無視できない数字だと思います。

 検診も万全ではないから、と何の手だても講じないんじゃなく、
自己検診を習慣づけ、「おかしいな?」と思ったら、乳腺外科で
しっかり見てもらってください。職場の検診や地域の健康診断でも
なんでも気の進むものを見つけて利用するのもいいと思う。

 「たぶん私は大丈夫」なんて思わず、逆に疑心暗鬼にもならず、
自分の身体に邪魔者が侵入したら直ちにつまみだすつもりで、
こっちから打って出よう!

 たとえがんが見つかっても、退治して、老人になるまで生きて
ください。

 

フェルメールのエプロン

2007-10-26 19:39:19 | 患者活動
 今日はさくらんぼクラブの日で、葉っぱでカードを
作りました。肺がん一人、あとは乳がん患者ばかり五人、
いつも人数は少ないけど、毎回ここでのおしゃべりが
効果絶大なのは確かでしょう。月に一度でも、続いていれば
いつでも来たい人を受け入れられるだろうしね。

 昨日は久しぶりの‘女主人の館でミシン’の日でした。
Maririnを交えて3人でまず布草履にチャレンジした。
これは初心者の私たちにはやや手ごわくて、完成には
至らず。次回に持ち越し。

 午後からは女主人の指導の下、ミシンかけをした。
高2の次女が文化祭のためにグチャグチャっと手縫いした、
エプロンのようなオーバースカート(?)をミシンであちこち
縫うことで補強したのですが、狙い通り、粗末な、時代がかった、
あたかもフェルメールの画中の牛乳入れる女が付けてたエプロン
みたいに仕上がり、大満足です。いや、自己満足でした。

 着用するとどこかシルエットもヘンテコで、
フリルも断ちっぱなしのなんともワイルドなエプロンです。

 同じように粗末な三角巾で頭を被い、どんどん牛乳を
注ぎましょう。

でも検診はこれでいいの?

2007-10-24 13:52:07 | 検診奨励
 今日もこの話。
 10月24日の神戸新聞の『安心の素』という欄に
乳がん月間 検診で早期発見を
という記事がありました。タイムリーだわ、と読む。

 姫路赤十字病院の乳腺専門医である石塚医師の話は、
「早期発見が重要」
「気になる症状がある場合、できる限り乳腺の専門医を受診してほしい」
はい、そうですね。

 でも、ここで昨日からうっすら抱えていた疑問が再浮上する。

 『検診には、
マンモグラフィーと超音波診断、視触診を三つとも受ける
のが理想的だが、一般的な定期検診ではマンモグラフィーと視触診の
二つで診断している』と書いてあるのです

 石塚医師も
「若い女性の場合、乳腺の部分が大きく、マンモグラフィーでは
しこりと判別しづらい。超音波で診断する方が判断しやすい場合もある」
と、おっしゃっているよ。

 姫路市の検診も、視触診とマンモだった。

 早期発見すれば効果的な治療ができる、と聞くから
気が進まなくても受けるべきなんだろう、と自分に言い聞かせて
気持ちを奮い立たせて、お金も払って検診受けるっていうのに、
なぜエコーをやらないのかなぁ?

検診を受けるのは得かも

2007-10-23 12:08:43 | 検診奨励
 10月は乳がん月間で巷でもやたらピンクリボンを見かける。
早期発見、早期治療が大事とか、そんなのわかってるわよ、フン
私、もう転移までしちゃってるし、今さら検診を受けましょうだとか、
啓発に努める気はあんまりなかったしね。

 でも、先日叔母(母方)が乳がんで手術したのですが、
非常に早期で軽かったため手術から3日目には退院できたのです。
もちろん詳しい病理の結果次第で今後の治療方針などが決まるの
ですが、ドレーンも不要だったとかで、ビックリしました。

 その叔母が乳腺外科を受診したのは私の父方の叔母の乳がん手術が
きっかけでした。父方の叔母が直接受診を勧めたわけではないけど、
その存在自体が大きなメッセージとなっていたわけですよね。

 ひるがえって、私・・・
こうしてブログとかやってるけど、身近な人にどれだけの働き掛けが
できただろうかと考えると、思わず俯いちゃうよ。

 珍しい病気じゃないけど(国民の3人に一人はがんで死ぬんだったっけ?
2人に一人が罹患?)、たとえ赤信号でも大勢で渡れば恐くなかった威勢は
どこへやら、『がん』って聞くとやっぱり恐いよね~

 もし今ここに『がんに罹ってない私』がいたとして、『がん患者』の私は
どんなことが言えるかな、と考えてみました。

 まず、住んでる地域の検診情報を調べよう。
ちなみに姫路市の場合、場所さえ選ばなけりゃ結構頻繁に
受診できます。40~69歳なら¥2200だって!

 つぎに、検診内容を知ろう。
どんな検査をするのかを知っておくと疑心暗鬼になりません。
インターネットや本で簡単に調べられるでしょう。

 母方の叔母は触診やマンモでは分からず、細胞診で分かりました。
ちなみに私はその細胞診でもわからず、直接しこりを取り出してみる
‘組織診’でがんだと分かりました。

 もし検診に行くのが不安な人がいれば、このヒマ人が
付き添ってさしあげましょう!私も行ったことないから興味あるしね。
気軽に声をかけてください

コメディカルって?

2007-10-21 13:18:24 | 治療・体調・医療
 昨日は箱根駅伝の予選会でした。yuさんからもコメントを
いただきましたが、いよいよ寒くなってくると箱根が近づいて
来て、そわそわします。

 さて、図書館で『がん闘病とコメディカル』(福原麻希著)というのを
借りて読んでます。

 コメディカル(co-medical,co=協同する、医療従事者)とは、
看護師、ソーシャルワーカー、心理士、薬剤師、放射線技師などの
歴史が長い職種から、遺伝カウンセラー、臨床試験コーディネーター、
音楽療法士など、新しい分野まで、医師の他に患者をサポートする
専門職の総称です。

 著者は『治療や闘病で困ったときは、コメディカルに相談しよう』と
提案しています。

 去年の春、抗がん剤の点滴を止めたいと思い、病院の‘がん看護
専門看護師’さんに相談し、そのつらい気持ちを聞いてもらい、なんとか
点滴を続けることができました。
 そのときも看護師さんたちを伴走者だと思ってましたが、
この本を読んでさらにその気持ちを強く思い出しました。

 伴走者あるいは給水場所で待っていてくれる人?
あ、すみません、今、自分をマラソンランナーにたとえてました。
同病者は一緒にレースに参加してる選手かな?
じゃ、ブログを見てくれる人は沿道で応援してる人々?
でも、マラソンはちょっとキツイかな。最近の私はつらい治療とも
縁遠くて、あたかもスキップしながらお散歩してるようなものですから。

活動的な一日

2007-10-19 00:01:06 | 生活
 明日からは雨が降るらしいけど、ここしばらくはとても
美しい、秋らしい天候が続いてた。私も毎日充実してるわよ。

 今日は朝から託児ボランティアに出かけました。
スローソサエティさん主催の雑穀クッキング教室に
参加する若いママたちのお子さんを預かるのです。

 6人の子を2人(私ともう一人、その人は保育士の有資格者)
で見るので余裕~って思うのは甘くて、ママと離れてから
2時間泣き続けの女の子など、なかなか手ごわい面々が
集まっていました。

 たかきび、もちあわなどを使った料理をご馳走になり、帰る。

 夕方はジムへ
車に乗れない私はいろんな人に連れて行ってもらうのですが、
今日の人とはプールじゃなくジムへ行きました。
20分自転車こぎをして、いろんな機械(ほら、いわゆるジム
っぽいやつよ)を使って、最後にウォーキングマシンで30分
歩いたらもう、ふらふら

 さて、写真は‘水引草’です。
先週の法事の前に友人が持ってきてくれました。水引草も
嬉しかったし、それ以上にうちの法事のためのお花を一緒に
考えてくれることがありがたかったのでした。その水引草、
なかなかうまく撮れなくて、これはちょっとピンボケだけど
秋の陽射しを浴びてキラキラしてるところが私が見た
ままでした。

逃避作業・・・

2007-10-16 13:29:44 | 
 残りの菊とシュッとした葉、それに水引草を加えてみた。

 下の布は小座布団カバー4つ折りなんだよ。

 ちらかった室内を避け、ここだけ写したらまるで片付い
たかのように錯覚するわぁ。
さらに写真を‘おえかきツール’とやらで加工しようとした
けど、よく分からず、下のほうが消えただけ・・・

 ・・・・・・・・・・・

 片付けしないとね。

か、身体が重い…

2007-10-16 10:46:48 | 
 法事が終わったのは土曜日だというのに、いまだに室内大混乱の
ままです。昨日ようやく仏壇を普段仕様に戻せました。あ、普段仕様
っていうのは、うちの仏壇は小さいので、正式な配置にすると仏壇内
が収拾付かないことになるんで、普段は簡略化してるんです。
のみならず、仏壇の扉の金具に紐飾りのストラップをぶら下げたり、
過去帳の横に娘たちがお人形を置いたり、これって、仏壇っていうより
まるでドールハウス?って感じです。ご先祖ハウスには違いないんだろうけど。

 お花も、必ずしも仏壇内に飾らなくても、家の中のどこかにあれば
それはお供えしたのと同じことだと広義に解釈しています。
 今朝も、片付けの優先順位など無視して、先日のお花を入れなおす
作業を楽しみました。

 ユリがすごい勢いで開くので、切って、ポップコーンいや
シンフォリカルポスを間に入れてみた。
大きかった花をこうして小さくしていく作業って、好きだわ。

ドリフの舞台のように

2007-10-14 13:10:23 | 
 法事なので掛け軸を掛けました。『南無釈迦無尼仏』by和尚。
普段は掛けてません。
 LDK寝室のほぼワンルーム暮しなので、こんなの掛けてたら
あっという間にほこりを吸着してシミだらけになりそう。夜には
インコを放すしね。

 普段の我が家を知ってる人は分かってくれるでしょうが、
この部屋を法事仕様に変えるのって、まるでドリフか吉本新喜劇の
舞台を作るようなもんでした。普段の状態に復旧する見込みはまだ
たっていません・・・

 このお花も墓花と同様、hana soelで選びました。
さっき撮ったんだけど、百合がどんどん開いていくよ~

かわいい墓花

2007-10-12 20:20:38 | 
 見て見て~!!
明日、法事なんです。
で、今日花屋さんでこれを組んでもらったのですが、
かわいいので大満足です

 よく思うのですが、もし自分がお墓に入ってて、墓参の
度に、地味~な仏花(フランスの花じゃないよ。)ばっかり供えられたら
ガッカリするんじゃないかな。

 うちの仏さんたちにウケるといいのですが・・・

妖精さん

2007-10-10 16:22:17 | 

 8日に行われた出雲駅伝を待ち、ワクワクしているところに
突然あらわれた巨大な‘妖精さん’旋風by mikaさん
ここはホントはトラックバックっちゅう技を用いるべきところ
なんでしょうが、さんざん試したがよく分からないのよね…

あ、できたかも…

それはそれで悩むとして、そうそう、私にはこの類の趣味があったんだったよ。

 はじまりは中3の時、ヘッセの『デミアン』を読んで、文中に
登場するイギリスのラファエル前派の画家ロセッティに行き着く。
同じく中学生の頃、学校で先生が業者からもらったサンプル品の
薄い画集(よく週刊○○と銘打って刊行されるような、あれ)を
教室で配って下さったとき、私が偶然手にしたのが『モローとルドン』。
やがて彼らは大きな同じ括りの中の人物だと知る。いわゆる19世紀末ってやつ。

 ラファエル前派→ウイリアム・モリス→印刷技術の向上→挿絵画

 わ~、これってめちゃくちゃ乱暴な図式かもしれないので
鵜呑みにしないでね。
 まあとにかく、妖精さんはこの図式の最後の‘挿絵画’の系譜のようで、
それで気になったんでした。

 絵の作者はCicely Mary Barker(シシリー・メアリー・バーカー)、
1895~1973。

 同じように活躍したピーターラビットのBeatrix Potter(ポター)が
1866~1943。

 Kate Greenaway(ケイト・グリーナウェイ)は1846~1901。

 『不思議の国のアリス』でおなじみのJohn Tenniel(テニエル)は
1820~1914。

 こんなふうな、美しい絵本を昔は「応接間本」とかギフトブックなどと
呼び、歓迎されたのだそうです。今なら気の効いた写真集などを
客人を迎えるテーブル近くに置くような感じか。

 

駅伝は楽しいなぁ

2007-10-08 15:58:40 | 竹澤・陸上
 さっき出雲駅伝が終わりました。
既視感タップリな佐藤悠基がゴールテープを切る場面で
今年もまた東海大が優勝した。

 竹澤くんは3区を区間3位の走りでしたが、早稲田は10位。
順位はやや残念だったけど、早稲田にも他大学にもお馴染み選手が
増え、それぞれが頑張っているのを見るのもまた楽しいことです。
私は竹澤くんのライバルたちにもあたたかい目を向けるのさ

 3区の松岡選手(順天堂大)は10位で襷を受け取り、1位と5秒差
の2位にまで順位を上げたのですが、これまで故障が多かったそうで、
良かったなと思った。解説の増田明美が「走りもキレイですが顔もきれい
みたいなことを言ってて可笑しかった。

 でも竹澤くんの扱いはすごく大きくなってるなぁーと実感したね。
やはり世界陸上出場が効いてるのかな。それとも箱根2区区間賞の方かな。
いややはり全出場選手中トップの5千Mのタイムのせいか?

 一人で走るトラックと違い、駅伝は、中継点で襷を渡す時の
ちょっとした言葉掛けや、背中とかをポンと押す様子とか、アンカー
を迎える部員の姿とか、随所に‘いいなあ~’のツボがある。

 次は11月4日の全日本大学駅伝です。