LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

今年度の検査全部クリア♪

2014-12-18 13:57:36 | 治療・体調・医療

一昨日、外来でエコー検査をして、その後「全部異常なし」との診断をいただきました。
やはり、ホッとします。
PET-CTの画像には今も肺にたくさんの腫瘍が見えますが、それらは壊死の跡だそうです。
また来年。この調子で。


PET-CT検査受けました

2014-12-12 11:13:53 | 治療・体調・医療
先週の診察から、年に一度の点検が始まっています。
【触診】【マンモ】【採血】に続き、昨日は【PET-CT】でした。来週、【エコー】をして、その場で全部の結果をまとめて聞くことになっています。特に不安はないです。ノルマって感じ。

でも、昨日のPETに関しては少々反省点があったので次回の自分のために書き留めておきます。

これ、結構時間がかかる検査でして、受付して、検査室へ移動して、その後、問診→注射(放射性薬剤)→安静にしながら水を飲む(約一時間)→排尿→撮像(20~30分)→安静(30分)→終りという流れ。

安静にして過ごすのは、カーテンと腰壁で仕切られた小さい場所。リクライニング椅子、オットマン(足を載せる台)、アクリルの毛布が備えられてる。壁に付けられた台に水の入ったコップを置く。一時間の間に500ml飲むように言われていて、カラになるとカーテンの外にあるタンクに数歩歩いて取りに行く。その間、スマホいじったり、音楽聴いたりしてはいけないんだってさ。検査に影響が出るらしい。薄暗い場所で毛布にくるまっていると眠くなる。しかし、水をせっせと飲まなくてはいけない。その水が冷たくて、体の内側から冷えていく。口の中にいったん溜めてから呑み込むようにしたけど、それでも冷えていく。眠気+冷えのせいで、カーテンの向こうにはルーベンスの絵が掛かっているかのような錯覚に陥りながら、隣のおじいさんの痰の絡んだ咳が耳に入ってくる。どうしてここにホスピタルアートを施そうと考えてくれないんだろう。ま、いいけど。

昨日の私は着替えが面倒だと思って、全身金具無しで行っていました。PETは金属類が付いてなかったら重ね着してても大丈夫なんだそうです。
上半身はキャミソール、長袖ヒートテック、ウールのセーター、そしてマフラーを、下半身はレギンス、スカート、ソックス、レッグウォーマーと、自分なりには重装備だったのですが、思いのほか冷えました。じーっとしてると体は思った以上に冷えるんですね。それに院内の他の場所に比べたら暖房もそれほど効いてなかったような… まさに、「パトラッシュ、そばにいておくれ・・・」な状態。友人の飼っているワンちゃんたちのことを想像する。
私のような寒がりは、さらなる厚着をして行くべきだと思いました。

それでも前回の反省から、ニット帽をかぶって撮像したのは良かった。ニット帽の中に巻いていたマフラーも入れたので、検査に向かうとき鏡に映った自分の頭を見て笑ってしまったのでした。





数か月ぶりの診察

2014-12-03 14:47:20 | 治療・体調・医療
昨日は診察を受けに病院へ行きました。ここでいう‘診察’とは、がんに関する診察のことです。すっかり元気になっていて病気のことなど過去の話さ、と思ってはいるのですが、乳がんが他の部位と違うのが、五年どころか何年たっても再発・転移の可能性があるという点だそうで、だから私はまじめに年に一度病院へ詣でることを続けているのです。以前転移がわかったのも術後8年目だったしね。

最初検診を受けて以来ずっと先生に診てもらっていて、今春先生が退職なさったので、今回は初めて別のお医者さんに診てもらいました。同じ病院のお医者さんですが、お顔も見たことないし、少々不安もありました。予約を取るだけで緊張したぐらい。でも、昨日その先生に診ていただいて、こんなにも診察の内容というか感じが違うことに驚きました。

なんといっても口調が違う!
先生の発音はわかりにくいことが多かったのに比べ、昨日の先生は語尾まではっきりとくっきりとお話しになる。この差は大きい。そして、検査の予約一つ入れるのにもその必要性に軽く触れてから進めるので不安がない。限られた診察時間を有効に使った盛り沢山な内容。
え、それって当たり前じゃないかって? う~ん… まあね。

でも、しかし、先生だって魅力がなかったわけじゃない。具体的に何がどうとは言えないんだけど、なんだろうなぁ。

あー、たぶん、JiroさんやN/Kさんと一緒に診察室に入って一斉に診てもらうという非日常診察形態が、今よりずっと深刻な状況だった私たちをなんとなく愉快な気分にしてくれてた。それを許してくれていた先生の鷹揚さが心地よかったんだな。あらためて感謝の気持ちでいっぱいです~

昨日は触診、採血、マンモを受けた。来週のPET-CTの説明も聞いた。質問ないですかと聞かれたので、相変わらず撮影時寒いのかと質問。やはり寒いらしい。ニット帽を忘れないようにしなくては。


骨シンチ、待ち時間どうする

2014-07-09 18:09:39 | 治療・体調・医療
昨日、お友だちが骨シンチ検査を受けるのでお昼を一緒に過ごしました。

骨シンチって、骨転移の有無をチェックするための検査なんですが、拘束時間が長いっていうか、まず、朝8時半過ぎとかに病院へ行きます。そして、弱い放射線を出す薬を注射。この時、当日同じ検査を受ける人が全員来ていて、それぞれ何時に検査をするかを言われ、いったん解散となります。

友人の検査時刻は午後2時50分。9時過ぎに解散になってから約6時間あります。

私もこの検査、何度も受けたけど、いつも注射の後帰宅して、洗濯物干したり、お昼ご飯作って食べて、昼寝も出来たり?!して、で、検査時刻に間に合うように再び病院へ行っていました。

けれど、昨日の友人のように、ちょっと遠くから来ている患者さんはいったいどのように時間をつぶしていたのでしょう?

飲み物をよく摂って排尿しましょう的な注意事項があると、ますます萎縮しますね~

昨日は近所の美術館へ【スズキコージ展】を見に行ったり、偶然出会った同病の知人としゃべったり、図書館へ行ったりしました。

骨シンチは、検査にも時間がかかります。30分ぐらいだった、とのことです。前世紀からがん患者な私は「短くなったな~」ってちょっと思ったりして笑  しかし長いですよね。

他の人はどうしてるんでしょう?



‘がん’にどう向き合うの?

2014-06-28 16:21:50 | 治療・体調・医療


がん歴長いけど、私はイマイチ治療とか薬とかの知識が無い。それでいいと思ってる。今後も、自分や家族の誰かが‘がん’になったらその時々に良いと思うことを選択するだけのことだ。
とはいうものの、実際には私もがん初心者の頃はそれなりに迷走していたかも…

知人の家族ががんと診断されたそうです。しばらくしてから知人とメールしたのですが、告知後ずっと右往左往してるそうなんです。

セカンドオピニオンをとると、主治医とは違う解釈で、ネットで調べれば調べるほど様々な意見が見つかり、どうしたらよいのかわからない、とのこと。

信頼できそうな医師や病院が見つかり実際の治療が始まるまでの間って、不安だと思う。不安だからネットであちこち検索してみたり、本屋でがん関連図書を漁ったりするわけなんですが、それがまた森の奥へと分け入ってしまうことになりそう。

で、写真に載せた『患者必携』
以前にも書いたことがあるのですが、こういうものを読んで落ち着いて考えるのがいい、と今も思います。

病院にがん相談支援センターがあればそこで読むこともできるし、ネットでもチェックできます。

国立がん研究センター がん情報サービス http://ganjoho.jp/public/index.html

知人のご家族が落ち着いて治療に入っていかれますようにとお祈りしてます。

風邪

2014-05-02 10:49:01 | 治療・体調・医療
桜が散って、新緑が美しいこの時期に、私はずっと風邪をひいています。

まず夫が風邪をひいた。熱が出た。仕事を休んで家で寝ていた。病院へ行った。薬を飲んだ。咳が出た。

うつらないよう気をつけてはいたが、私も咳が出始め、病院へ行き、薬を飲んだ。うつった、と思ったけど病院では私の風邪は「人にうつるようなものではない」と言われた。よくわからない。

今は一応通常の生活になっています。でもねー、なかなかしつこいのよ咳ってやつが・・・夫も私もずっと咳が出続けている。肺炎でも百日咳でもぜんそくでもないけど、とにかく一日中ドンガラガッシャ-ンとごつごつした咳を夫婦でし続けている。

咳のし過ぎで胸のあたりが筋肉痛になりました。それをかばう姿勢で咳をしなければ激痛が走ります。夜寝る時も枕を高くして寝なければつらいです。そうすると今度は合わない枕のせいで頭が痛くなったり…

はちみつがのどの痛みに効く、という情報を得れば、夫婦でそれを飲みました。あの甘さが本当に心地よく感じました。冷たいものより温かい飲み物の方が断然快い。

まさかゴールデンウイークにまでずれ込むとは思っていませんでした。楽しみにしていた短期のアルバイトもドタキャンし、迷惑をかけました。せめて6日には‘おでかけ’ってやつをしたいと夢見ています。

ところで、こういうとき家族の動きが良くて助かります。私が寝込んでいても、そこそこ家の中が回っていきます。
がんの最大の置き土産かもしれない。

季節の変わり目に風邪をひく人は大勢いて、これまでに何度「風邪ひいたみたい」「風邪で大変だったのよ」を言ったり聞いたりしたことでしょう。でも、軽々に聞き流していたことを反省します。ひとくちに風邪といっても、そこには様々な思いやドラマがあったのでしょう。これからは風邪の物語にしっかりと耳を傾けられる人間になりたいと思いました。


男子フィギュアでいろいろ

2014-02-14 10:25:43 | 治療・体調・医療
今日の未明に行われた男子フィギュア、特に大輔をリアルタイムで見たくて、午前4時に目を覚ますにはどうしたらよいか考えた。目覚まし時計は時々気が付かずに失敗するので、就寝前に水分を撮り、トイレに起きるようにしてみた。今となっては馬鹿げたことかもしれないけど、昨夜の私はその考え(名付けて‘膀胱大作戦’)に全幅の信頼を置いたのだった。

案の定、寝過ごした。起きたら4時半。なんたる失策であることか!

8:15からのテレビで直前練習、プルシェンコの棄権、アボットの転倒などなども確認。羽生選手の素晴らしい演技も、大輔もマチルダも見て、ああこれがLIVEだったらどんなにか興奮しただろうな~と後悔しつつ、今夜は目覚まし時計にすがろうと思って、ハッと気が付いた。

不確かな膀胱大作戦より、目覚まし時計の方が、どう考えたって信頼度高いんじゃないか???

でも、私は疑いもせず、選択した・・・

あ~、これだわ・・・と思った。

先週私は病院で催された、補完代替医療に関する講演会に行きました。
代替医療って、健康食品とかアロマとかサプリとか瞑想とかのこと。がん患者はともすればそっち方向に行ってしまう。でも、講師である大野智先生は、あくまでも西洋医学が主役で、補完代替医療はサポート役である、とおっしゃっていた。科学的根拠の有無、効果、被害の有無、経済性などなどに気をつけて、と。

今朝の私の膀胱大作戦は、つまり補完代替医療的であって、目を覚ますためにはやはり目覚まし時計に頼るべきであったのです。はからずも補完代替医療に走る患者の気持ちを実感してしまった。


とまぁ、意外なことに気づけた興奮状態を誰かに聞いてほしくて、同じ講演会に行っていたJiroさんに朝から電話をして上記内容を話したところ、
「私は寝る前にのどが渇いて水を飲んだら、ぐうぜん羽生くんの直前に起きて、テレビ見たよ」と言うではありませんか うーん、膀胱大作戦の成功者がいたのか! ショック


そう!これだよ!!

2014-01-23 16:38:29 | 治療・体調・医療
今日とても嬉しいことがありました。
久しぶりに三人で病院へ行ったのです N/KさんとJiroさんと一緒にです。
いったいいつぶりだったでしょうか。Jiroさんが別の病院に移ってからはN/Kさんと2人の通院を続けてましたが、それもどんどん間遠になり、まぁ、それは喜ばしいことですが、でも、今日は三人一緒というのが嬉しくて楽しくて、あらためて二人に感謝の気持ちでいっぱいです。

先週のCTの結果を聞きました。もちろん著変なしでした。
三人で聞きました。例によって、ひとり呼ばれた時に三人でなだれ込むのです。お医者さんが代わったらもうこんなことできないでしょうね…
も終始楽しそうで、それぞれにつきあいはじめて何年かを確かめてました。私は15年…16年目?!がいなくなるとさみしくなるなぁ。

久しぶりに病院へ

2014-01-10 16:44:46 | 治療・体調・医療
12月に「今度病院はいつですか?」と問われ、てっきりさくらんぼのことだとしか思わなかったほど、私にとっては遠くなった病院。ありがたいことです。しかし、やはり半年毎というのは守っておこう、と予約を入れ、受診。

久しぶりのは決まり文句の「かわりはない?」のあと、これまたブラックな質問をするのをわすれません。「せきがでない?」だったか「血がまじらない?」だったか、もう言ってるはしからこみ上げる笑いを止めることが出来ないっていう感じの様子。こうしてあとからネタにするような私だと見抜いてのことでしょうが、なかなか大胆な診察ことばでしょう。

昨日は採血をして、来週のCTの予約をしておわり。CTのオーダーには今も【転移性肺癌】と記されていて、そうなのか?!とビックリ。

「せんせい、三月でやめるそうです」と病友のIちゃんが教えてくれました。
すでに定年を迎えてて、非常勤で遠方から来られていたのです。
最初っからずっとに診てもらっていたので、今後どうしようかなと思います。

私のような経過観察中の患者はクリニックへ移る方が良いと思うんだけど、今の病院が行きやすいのでずるずる通院し続けてました。

お別れと思うとへの感謝みたいな気持ちもわいてくる。

『便秘、どうする?』

2013-12-08 22:23:00 | 治療・体調・医療
というタイトルのがん教室が開催され、行ってきた。
病院の会議室に、あらかじめ申込みしていた人たち約20名ほどが集う。講師はお馴染みのがん相談支援室のがん専門看護師さん。

がんの部位によって、あるいは治療の副作用で、心理的な要因で、便秘の原因はいろいろあって、それぞれに対処法があって、お薬もいろいろあって、自分でもできるコトもあって、なんだかたくさん勉強した。

スクリーンに映し出された講演内容を書いたものは無く、メモも取らなかったけど、たぶん、内容は探したら見つかると思う。それよりも、イメージトレーニング的な効果があったように思う。

去年の今頃までホルモン療法のお薬を飲んでいたころは結構苦労した。その後は見違えるように快適になったけど、今でも油断していたら便秘気味になる。先週のがん教室に参加したおかげで、排便こそ生活の柱、みたいな気持ちを取り戻せたように思う。



朝起きたらコップ一杯の水を

のの字マッサージ

タイミングを逃すな


主治医変身?!

2013-07-19 21:28:26 | 治療・体調・医療
昨日久しぶりの診察でした。
時々、もう病院とはすっかり縁が無くなったはずじゃないのと言われることがありますが、違いますよ。
半年毎に行って、腫瘍マーカーとか調べたり、
「変わりはない?」
「はい!」

の会話をします。また半年先にはCTとかもするんですよ。

その、【】ですが、久しぶりのN/Kさんと私(相変わらず一緒に診察室に入っています)を前にして、明らかに上機嫌だったのがカワイイ。
あの笑顔を初診の頃見せてもらいたかったものである。人見知りなんだろうか?

「背中は痛くない?」
「何か気になるところは?え、ほんとに無い?」
「まっすぐ歩ける?」
と言って自分の言葉に自分で大笑いしていらっしゃいました。まっすぐ歩けなかったらたいへんでしょッ

やれやれ、とか言いつつ、私たちも久しぶりのに穏やかな状態で会えてとてもうれしかったのでした(採血以外、ね)。来週また検査の結果を聞きに行きます。

快調~

2013-05-17 09:58:37 | 治療・体調・医療
これは、実生活で会ってる人には結構自慢げに喋ってるんだけど、ここでは言ってなかった。
昨年末にホルモンの薬を終えてから、おつうじの快調さが復活しました。
実に6~7年、悩まされてきた、あの便秘ってやつから解放されたんです。

        

振り返り、あれが副作用だったんだな、とわかる。
気にしないようにしていた。年齢的にも周りの友人たちも似たようなことを言っていたから、更年期の一環だと考えていた。(こころの底では絶対副作用だ、って怒ってたけどね)
それが、薬をやめただけで、なんの苦労もなく、まるで曇りがちだった空がパーッと晴れ渡ったような心地よさ。



同じような悩みをさくらんぼでもよく耳にします。
院内の相談支援室で、がんの治療と便秘って関係が深いと聞きました。
私は食べるものに気を付けるようになりました。野菜や水分を多く摂る、という程度ですが…
それは良かったかなと思う。



親のがん、子どもに伝える?

2013-03-06 11:20:18 | 治療・体調・医療
2月のピアサポーター講習会でのロールプレイに選んだことから「親のがんを幼い子どもにどうやって伝えるのか」について時々考えてます。

絵本は疑似体験に適していると思われたので、がん相談支援室でお借りした。(↓)


講習会に来ていた人たちや、周囲の病友に見せたんだけど、自分たちが使いたかったと思えるものが無かった。
使いたかったのは、病気のことを簡潔に伝え、そして、「治療中ははらはらさせるかもしれないけど、おかあさんはちゃんと帰ってくるよ」みたいなメッセージが伝わるもの。

「この分野、手つかずなんやったら、絵本作ったらウケルかもよ」
「いっそ、ゲームにする?」
「どこかの団体ががんをすごろくにしたら猛反発くらったんだって」
「え、すごろくってすごくしっくりくるんだけどー」←これは私の発言

姫路の図書館でも探してみました。

左の『おかあさん だいじょうぶ?』は幼い男の子が健気な感じでちょっと湿度高し。
右の『おかあさんが乳がんになったの』はアメリカの11歳と9歳の姉妹が実体験を絵本にしたものです。これはなかなか良いと思った。

‘親のがん’などで検索するといろいろありました。

群馬県のサイト
子ども支援
親のがん
広島
よみうり
親ががん 国立がん研究センター

中では、群馬県のサイトが充実してました。
一昨年、島根の益田市に行ったときに島根県のHPではがん対策のサイトにトップページから直接行けると聞き、驚いたのですが、群馬もすごいわ。


がん情報の入手先は

2012-12-15 20:48:00 | 治療・体調・医療
「がん情報入手先に図書館」
「司書にも医療知識が必要に」


今日の神戸新聞にこんな見出しの記事が載ってました。
あるアンケートでは、医療情報を求めて図書館を利用した(がん)経験者は48%にも上ったそうです。

日本人の2人に1人ががんになる時代。

信用できる情報はどれなのか、見分けるのは難しい。

院内の患者図書館では、
「楽しめる本が人気。病気と関係ない本を読みたいとの声もある。」

・・・・・

『院内』って、もう入院あるいは受診してるってことは、自分が‘がん’だってことが分かってるんでしょ?それなら病気に関係ない本を求めるかもしれないけど、問題なのは「もしかして私‘がん’?」っていう時期の人がまず情報を求める時だと思う。

私も図書館へ行った。まったく未知の世界だったから、とりあえず図書館へ行ったんだ。
たしかにいろんな本があった。なんとなく手にとった本はマンガで解説してる本だった。
その本には、乳がんは社交的で知的な人が多く罹患している…みたいなことが書いてあり、そういう場面でも人はおだてに弱いと実感した。つまり、私は‘選ばれし人’なのかしら、みたいな勘違いが、当時の私の不安を救ってくれた。

あの本は、良い本かと問われたら「?」だから、もし図書館司書が医学的な知識を持つようになったら真っ先に除外されるかもしれないなぁ。

本を選ぶのは難しいことだと思う。

びくびくN/Kさんを応援します

2012-11-19 18:09:20 | 治療・体調・医療
PETを一緒に受けたN/Kさん、同じように先週結果を聞いたのですが、ちょっと引っかかってしまいました。

PETでは、薬の集積が見られる箇所(つまり‘ヤバイ’ところ?)が赤く示されます。私の診断画面でもいくつか赤い場所があり、最初見たときには驚いたのですが、それらは膀胱(尿)や腸(便)だと言われ安心しました。

それが、N/Kさんのは、肺に赤い表示があり、肺と言ったら私もそうでしたが乳がんが転移しやすい臓器だというのはよく知られていたので、びびります。

は「がんじゃないと思うよ」と。この「思うよ」がすごーく気になるのですよ。

で、N/Kさんは胸部CTを撮りました。

その結果が今日判ったのですが、「がんではない()」ものの、その肺の正体が何かを探るために、呼吸器内科を受診し、来週【気管支鏡】の検査を受けることが決まってしまいました。

肺の問題児に菌があるのか無いのか、在ったとしてもそうたいへんではないらしいのですが、口から管を入れてする難しそうな検査を受けるというのがおそろしい。胃カメラより大変らしいのです。

検査って、何時間前から絶食とか、水分は摂った方がいいもの悪いもの、いろいろ注意事項が多くて、その説明を受けるだけでもうんざりしてどんよりして腐ります。今度のは、ティシュ一箱持参で、家族の付き添いがあったほうが良くて、絶食も長く、お年寄りなら一泊で受けるような検査です。

呼吸器の先生によって電子カルテ上に『こわがり』と記入されたN/Kさんを、どうかして励ましてあげたいと思います。命に関わる話では無いので、気軽に励ましのメッセージをよろしく~