LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

7周年のソエル

2013-10-30 22:08:30 | 

ユーパトリウム
ダリア ナマハゲ(紫)
ヒオウギの実


美しいダリアの名がなぜ‘ナマハゲ’? それは、ただ単に秋田県産だから、だそうだ

初めて訪れたのは06年の12月だったと思う。プレドンさんと自転車で。プレドンさんは水仙を買っていた。私はターバンターバンかウイッグだったんだろうな。06年は印象的な年だったのです。

花を選んだり飾ったりするのは楽しい。インテリア的な感じじゃないよ。
いろんなことを思ったりするとき、話し相手になってくれたり、ね。
過去の自分のブログに載せてる花の写真を見ると、その時々の気持ちを思い出す。


こぢんまりさくらんぼ

2013-10-25 17:22:09 | 患者活動
台風の影響は思っていたほどではなかったけど、雨降りだったせいか、今日のさくらんぼは7名で静かに行いました。私が行ったとき、Jiroさんは新人さんとすでにお話ししはじめていました。「新参者です」と自己紹介なさったその女性はがんと分かってから日も浅く、あれこれ不安を抱えているようでした。でもとても前向きな感じで、今後の治療がうまく進むといいなぁと思いました。

で、そのときJiroさんが話していた内容が良かった。
「前向きな気持ちでいることは大切だ」というような言い方だったと思うけど、医療面は医療者に任せて、こっちはこっちでやれることをやる、同じ症状で同じ治療をしても同じ経過をたどるとは言えず、強いこころでいると結果も違ってくるんじゃないか、と。こうして書いてみると当たり前すぎで「なにをいまさら」と思われるかもしれないけど、実践は難しいことですよね。

Jiroさんがまさにお手本でしょう。2度の移植を経て、主治医も驚く回復ぶりです。山のようなお薬もずいぶん減ってきました。なにもかも元通りとはいかないけど、生き続けるんだという意志は本当に強かったんだと思う。私は常々この人の患者っぷりを尊敬してるんだー

新人さんには小学生のお子さんがいるそうで、例の、「子どもにどう伝えるか?」の話にもなりました。

そのほか、【がん相談支援室】にあった栄養補助飲料?のサンプルを皆で見ました。食欲が落ちたり、固形物が取りにくくなったときに使うもののようです。コーヒー味とか、くだもの、あずきまで、いろんな味があるのですね~ でももしそんな時期が来たら私ならスープがいいな、と思った。私の中では誰にどんなスープを頼もうかという心づもりはすでにあるのだ。


教会と刑務所

2013-10-22 14:56:10 | おでかけ
日曜日に、教会と刑務所をはしごするという非日常なことをしました。

恩師であるシスターから招かれ、ミサに行きました。20日は‘世界宣教の日’だったんだそうです。
鮮やかなグリーンの法衣を着た神父様はコンゴ出身、ポーランドからのシスターや留学生、ベトナム人も多数いて、なんだか国際的な感じ。若い人や子どもも多い。

前後左右の人と目を合わせてご挨拶をします。これはいい習慣だなぁ。

配られた紙を見ながら歌を歌ったり、聖書の語句を皆で読んだり・・・
「主はみなさんとともに」と神父様がおっしゃれば条件反射的に「また司祭とともに」などと出てくる。なつかしいこと。

シスターとお別れした後は、少年刑務所へ。
大学の時の友人が更生保護女性会のメンバーとしてバザーのお手伝いに来るというので会いに行き、見学ツアーにも参加しました。

受刑者たちは職業訓練を兼ねて木工などの作業に従事し、そこで作られたものが当日のバザーでも多数売られていたのですが…
こてこてに民芸風な(決して民藝じゃない)和家具、カントリー流行りし頃の雰囲気のプランターなど、はっきり言って「惜しい」!!
そういうのってここだけじゃなく、たとえば作業所で作られる織物や焼き物、手芸小物。各地の特産品など。
おそらく技術的なことより、デザイン力。企画力。すでにそういう観点で作られ、成功を収めているものもあります。かわいそうだから買ってあげよう、地域を盛り上げるために使おう、じゃなくて、いいものだから欲しい、と思わせてほしいのよ。それはそんなにも難しいのかなぁ。

そんな日曜を過ごしている間に、県内で竹澤くん走ってたなんて知らなかったわ。

「『千両役者』が戻ってきた」という表現に頬が緩み、記者名を確認すればやはり大原篤也さんでしたか。ありがとうございます♪



帽子

2013-10-16 09:52:29 | 生活


綿100%の、この帽子、洗濯してもなんだかにおいが抜けません…
汗くさいというか、ほこりっぽいというか、とにかく残念な感じです。生地もごわつきが増してます。

買ってからかれこれ15年ほど、よくかぶりました。似合っていたかどうかは・・・ですが、好きでした。
しかし、そろそろ別れの時なのかなぁ。


昨日テーブルの手入れをしてみました。松本民藝家具の池田さんから教わったように、薄めた洗剤で拭き、水拭きし、椿油をすり込みました。

カメムシ禍

2013-10-15 11:57:29 | 生活
カメムシ、最近よく見かけませんか?



こんなにいましたっけ?(あ、この写真の中を探してもいませんよ)
もううんざりです。緑色のも黒色のも…

洗濯物にも付いてくるんだよね。先日は駅前で私の首筋にアイツがいて、店員さんが取ってくれました。



カメムシが大量発生した年は冬の寒さが厳しいと聞きます。マジか?



昨日の出雲駅伝は急用がありテレビ観戦できなかった
でも、現地で観戦した妹からの情報で楽しみました。
駅伝シーズン、今年もはじまりはじまり~



内容が無いので無関係な写真を載せます。

久しぶりのワックスがけ

2013-10-12 17:52:36 | 生活
ちょっと怠けていた床のワックスがけをしました。長女以外の三人で、午前中から夕方まで。(私は途中抜けてたけど…)

昨日までの、夏が戻って来たかのような暑くてジメジメしたお天気が今日は一転、さわやかな快晴で、絶好のワックス日和。

友人のえみちゃんのように腰を痛めないように気を付けながら、家具を動かし、ぞうきんを手にせっせと動く。



これ、桝野俊明さんの本の帯に描いてあったものです。ステキだわー 桝野さんは曹洞宗のお坊さんにして庭園デザイナーでもある。最近著書が人気を博してるのよね~ 私も図書館で何冊か借りてみました。

ホーリーショップで売られている本もそうだけど、この方の、簡潔な言葉の持つ深い味わいって、日常生活に「喝」って感じで心地よい。「あー、そうそう、まったくそうよねー」で終わらせちゃイカンのだ・・・

大切に使い続けます!

2013-10-10 20:40:12 | 生活


二年前から我が家にあるテーブル。祖父母宅から来ました。一部はご覧のようにはげてしまっていて、それは、最晩年の祖母が撫で続けていたからだと聞いています。祖母の痕跡を残しつつ手入れをするにはどうしたものかと思っていました。

今日、駅前の山陽百貨店で開催中の【松本民藝家具と諸国民藝展】へ行き、松本民藝の法被を着た人に上記の件相談してみたところ、すごくていねいに答えてもらえました。

(祖父母テーブルの)北海道民藝家具は松本民藝家具から派生したので、工程など似ている。
油よごれなどが蓄積されているだろうから、薄めた台所用洗剤で拭き、その後水拭き。
椿油をタオルなどに染み込ませ、それを刷り込むようにする。
普段の手入れは水拭きでよい。


そして、「大切に使い続けてください」と言われました。

参考NHK 美の壺【柳宗悦が愛した松本】


五階の美術画廊では関連した【倉敷本染手織会 展示販売会】が開催されていました。

ノッティングやコースターなど好きなので、こちらもとーっても楽しく見てさわってきました。

いいものがたくさんあって、どれもこれも欲しくなったけど、物欲の赴くままに購入するのもまた民藝の品々には似つかわしくないように思われ(ま、もちろん先立つものも乏しいのですが)、却って買い控えてしまう気持ちになる。倉敷本染手織会の人は、作家さんではなく工人になることを目指しておられると聞いた。潔くて、まじめだ。私は今持っているものへの愛がまだまだ足りないんじゃないだろうか、とか考えてしまう。デパートに行き、そんな気持ちになる、おかしなもんだ。でもすがすがしい気分。

山陽百貨店での催しはいずれも15日(火)まで。


いつまでも暑い

2013-10-07 18:36:21 | Weblog


九月に植えたフウセンカズラがぐんぐん伸びて、小さな白い花をつけています。

今日は麻の夏服を着ました。でも暑かったです。日焼けもしたと思います。

でも、キンモクセイも咲き始めていて、良い香りが漂っています。

鯛が来た!

2013-10-02 17:09:16 | 
次女の幼馴染が釣果を届けてくれた。
おさしみーおさしみーと喜ぶ次女。
鯛を家で捌くってことがどんなことか知らないから気楽に喜べるんだ

釣り好きな義父が生きていた頃、私も何度かクロダイと呼ばれるチヌを捌いたことがあった。教材だと思えばなんでもない。ずたずたにしてもそれなりに食べるところは残り、満足感はあった。でも、その練習が実を結ぶことは特になく、今回の立派な鯛も‘教材’と思うしかない。

鯛のウロコを取る時、大きなビニール袋の中で作業するとウロコが台所のあちこちに張り付くのが軽減される、ということは身に染みていたので、それは良かった。
ウロコを流しているところ

このあとは撮る余裕もなくなる。お義父さんからもらった出刃を使ったけど、なかなか円滑にはいかない。でも、なんとか皮をはいでお刺身的な状態に。



オリーブオイルとレモン、胡椒、それから酢橘胡椒(ゆず胡椒みたいなもの)、最後はわさび醤油で食べてみた。身は細ってても格別な美味さです。でも、一番ひどいのなんてこんな状態

包丁が泣いてたね、たぶん笑


貴婦人と一角獣

2013-10-02 10:09:47 | おでかけ
美術館巡りの友よしこさんと大阪の国立国際美術館で開催中の【貴婦人と一角獣】展を見に行った。私はこの美術館初めてだった。何度か行ったことのある東洋陶磁のわりと近くなんだけどね。


「千花文様(ミルフルール)が目にも鮮やかな大作のうち5面は、「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表わしていますが、残る1面「我が唯一の望み」が何を意味するかについては、"愛""知性""結婚"など諸説あり、いまだ謎に包まれています。」(解説文より)

そのあとすぐそばのお店grafへ行き、昼食。ソファ欲しいと思った。そのソファの中で暮らしたい!しかし高い。ムサシで作れないかなぁなどと思った。

ダイビルをザザッと回って、中之島界隈の新旧建築を見上げながら歩く。私は大阪の地理が頭に入って無く、よしこさんについて歩いた。

 
(大阪 土佐堀 山内ビル)

こういうのが点在。

のんびりと歩くうちに梅田。大丸で【清川あさみ 美女採集】を見に行く。
 

エスカレーター下りながらちょっとだけポールスミスと45を見た。45に母に似合いそうなニットを見つけたがどうしてあんなに高いんだろう?と苦々しく思う。

昨日はけっこう暑く、のどがカラカラになったのに、いつもよしこ&私はお茶するより歩き回ってしまう。時間が無くなり、生ジューススタンドで立ったままのどを潤す。

昨日は国立国際美術館も初めてだったけど、阪神尼崎から普通電車に乗ったのも初めてで楽しかった。知らない地名の駅を通過するたびにワクワクする。安上がりなことだ。
尼崎(あまがさき)大物(だいもつ)杭瀬(くいせ)千船(ちぶね)姫島(ひめじま)淀川(よどがわ)野田福島 その次が梅田。