石垣島は冬に活発になるカエルが結構いて、オイラはそれを狙って夜な夜な山などに出かけるんですが、水場に近付いたら気を付けなくてはいけません。カエルを求めてやって来るのはオイラだけではないんです。 「お前がいたらカエルが来ないよ~」
画像でカエルを待ち構えているのはサキシママダラ(ナミヘビ科)です。時には寒いのに水の中に浸かって獲物を待ち構えているのもいます。 もちろんマダラ君だけじゃなく、ハブ太郎だったりする事もあるから、気を付けないといけないのは産卵に来るカエル君達だけでなくオイラも気を付けないと命取りになります。
手順としては明るい内にロケハン・水場をチェックして、再び夜に出かけLEDヘッドライトを頼りに近くまで来たら赤ライトに切り替え、しゃがみ込んでカエル君がいないかをチェックする前に、ハブ太郎がいないかをチェックしないといけません。
恐らくヘビに襲われ難くする為に冬に産卵をするようになったんだと思うんですが、結構寒くても水場以外でもヘビに出会います。 温暖化のせいでヘビが活動しやすくなっているのか元々なのか確証はありませんが、ここ数年冬でもヘビを見かけやすくなってるような気がします。 ところで石垣で夜の撮影に行く方は、「ハブ(ヘビ)は9時あとには木に登る」と島では言われているので足元だけでなく頭上の枝などもチェックしましょうね。
以前ヤエヤマアオガエルのご夫婦が産卵前の準備で水にお尻を付けているのを見て、「おっ、これは撮れるぞ!」、と思い他の場所をチェックして再び戻ると残念、ご夫婦も卵塊も何もありません。準備だけして明日産むのかな?と思って行こうとしたら「いた!」。お腹の途中が膨らんだハブ太郎! お前が食っちゃったんだな~。 この時のハブ太郎の画像、PCに落としたら掲載しますね、まだカメラの中です。