リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

いつも香箱座りで

2020年10月30日 | 何でも

夜のはじめ、お店の入口でいつも「香箱座り」で外を眺めているネコがいます。オイラはこの前を通る時に車の中から「いつもいるなぁ」と眺めていました。ある日信号が赤になり、何台か車が並び丁度オイラの車が店の前位で止まる事になり、急いでスマホで撮影しました。

このあと中から女性が出て来て、店の前をホウキで掃除し始めました。おそらくもう閉店なんでしょうね。その間もネコは首だけ動かして女性を見たり、外の様子を眺めたり、ですがこの体制のままちっとも動こうとしません。もともとネコが香箱座りをしている=お腹を地面に付け前足を折畳んでいる、これは直ぐに攻撃出来ない、逃げる事も出来ないと言う体制。つまりもの凄くリラックスしている時なんですが、この女性もこの場所も、このネコにとって完全にリラックスできる安心できる場所なんでしょうね。

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今回はH小学校の子供達と、アンパルで遊びました。

2020年10月28日 | 何でも

今年は新コロの影響で1校で終わりかな?と思っていたんですが、今月10月も地元H小学校の3年生だったかな?の子供達をアンパルで案内して遊んできました。

最初はシオマネキを中心に色んな生き物を集めて来てバケツに入れ観察なんです。最初は穴の中に隠れてしまったシオマネキを探すのに手こずっていましたがそこは子供、あっという間にコツをつかみ、いつのまにか数十匹のシオマネキが取れました。右のハサミと左のハサミが大きいの、どっちが多い?と数えて、最後には全て逃がします。お勉強はここまでで、最後はやっぱり水遊び!

今回も保護者の方が各クラス数名ずつお手伝いに来てくれていたんですが、お母様方が「みんな凄く楽しそう!」と言ってその姿を微笑ましく眺めていました。先生が言うには今年は殆どの行事が中止になり、このアンパル観察会は屋外と言う事もあり、何とか中止にならずに済んだそうです。「自粛自粛で気持ちまで大人しくしていたので、ここに来て子供達も思いっきり楽しめたと思います」と、おっしゃっていました。

オイラ達「石垣エコ会」や「アンパル会」の自然観察会は地元に対して基本ボランティアでお金を頂いていません(保険代や資料代は頂く事があります)。ですがこんな子供達を見るとそれ以上の報酬を「頂きました!」って感じで、充実感MAXです (^^)/

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石垣島の貴重な動植物を守れ!

2020年10月26日 | 石垣島の問題

 数か月前にWWFから野生生物の密猟・密輸を担当している職員が一度お会いしたいと言っている」と言う連絡が来ました。「良いですよ」と返答したんですが、その後ご存じの通り新コロでなかなか会えなかったんですが、ようやく石垣島にいらっしゃると言う事でお会いしました。

オイラだけでは勿体ないので、市の文化財課、環境省にも声をかけ、一旦ウチに集合して貰ってから実際の現場で放置されたトラップや採取禁止の看板を見て貰ったり、たまたま来ていた知人農家さんが採取者を目撃した時の話なども聞いて貰いました。
画像は現場付近にある東屋で「国立公園、名勝地区、石垣市希少野生動植物種保護地区」の範囲を見ながら情報交換している様子です。マスクをしているので顔出しです(笑)。

担当職員さんの話では海外マーケットなどで八重山の様々な動植物が売られているそうで、腹立たしい思いをしているそうです。ただ入手先を特定するなど難しいようで、早く法整備と簡易鑑定が出来るようにしないといけないと言っていました。

以前から日本では密猟者への処分が緩いと言われていますが。確かに5年前「種の保存法」で「5年以下の懲役又は500万円以下の罰金」(個人)となりましたが、これはかなり高い(酷い)レベルの話で、オイラ的にはもっと身近な違法採集などの刑罰を厳しくしてくれたらなぁ、と思います。

他にも沢山の情報を交換出来ましたが、あまり細かい内容を書くとまずいのでこれくらいにしておきます。ただ一番嬉しい情報が、日本にも警視庁に密猟など野生生物犯罪を専門にする部署(ドラマにもなった「警視庁生きもの係」は実在しました)があって、近年ニュースになった逮捕事件もその部署の活躍だそうです。
石垣島でもここ数年、各航空会社がWWFや環境省の講習を受け、密猟者の荷物に紛れた動植物の見つけ方、密猟者の言い訳への対応などもレクチャーを受け対応しているそうです。八重山警察署も現場にパトカーを走らせたりなど協力してくれています。西表島も林野や環境省などが中心にパトロールが始まりました。

WWFも環境省(国)も今後、奄美から沖縄(南西諸島)に力を注ぐそうで、より厳しい取り締まり、空港での検挙、それぞれの連携を徹底していけるよう関係機関に働きかけをしていくとの事で、一緒に頑張りましょうとおっしゃっていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤエヤマヤマガニ、サソリモドキを食す。

2020年10月24日 | 山が好き!

先日内地からのお客様(ツアーじゃなく)が来ていて、何人かで食事(交互に座った)のあと夜の観察に行って来ました。台風の影響で雨がそこそこ降っていたんですが、おかげでカエルやカニは沢山見れました。

なかでもこのヤエヤマヤマガニ(サワガニ科)は何かお食事中で、逃げるのも忘れ一所懸命食べています。目の前まで近付いても逃げないので良く見ると、おそらくサソリモドキを食べているようです。サワガニは雑食だから何でも食べるんですが、サソリモドキが攻撃用に出す酸っぱい液は平気なのかな?それも食べちゃうんでしょうか? その液体(酢酸とカプリル酸)の袋をかじった途端「すっぱ!」ってなるのかな?(笑)

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セマル君、水遊び

2020年10月21日 | 生き物

めずらしくセマル君が水の中にいました。暑い日だったので水浴びでしょうか?(笑)

このセマル君やイシガメ君、もの凄く危機に瀕しています。島の人に聞いて見ても「最近見なくなったさ~」と殆どの人が言うようになりました。それは国内だけでなく外国に密輸され違法で販売されたり、個人のマニアに持ち出しされているのです。なかには「子供がどうしても持って帰りたいと言ったので」と、子供のせいにする酷い親もいます。「何々持ってきたら買い取ってあげるよ」と言われたという話も聞くので完全に犯罪組織がらみですね。

ですが行政も黙ってはいません。各航空会社に違法持ち出しの講習会を開き、セマルだけでなく昆虫でも植物でも職員が即対応出来るように勉強会を開いています。他にも国会で取り上げて貰ったり、警察でも専門部署が出来たり、沖縄や奄美などでパトロールも頻繁に行われるようになりました。先日の西表島のパトロールでは数組の採集者に声を掛けました。とにかく物凄く厳しくなっていて、検挙者も増えています。業者・個人に関係なく、石垣市では今後始末書とか警告などではなく、即警察を呼んで対処して貰うという、厳しい対応にシフトして行くようです。

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週末荒れる前の、良い天気でした。

2020年10月19日 | 何でも

石垣島の回りは熱低やら台風やらでコロコロ天気が変わってる状態です。明日までの石垣島は天気が良いようですが、明後日からは荒れてくる予報です。フィリピンの東にある明日には台風になる熱低のせいで既に今日、風が強いです。

ただ風が強いと面白い空模様が見られるので、写真を撮ったり夕景を見るには良いかも知れません。

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八重山のベッコウトンボ

2020年10月17日 | 生き物

おそらくアカスジベッコウトンボ(トンボ科)のオスとメス(下画像)だと思いますが、違ってたらゴメンなさい

内地のベッコウトンボは絶滅危惧種になっていますが、それとは模様が全然違います。画像のような翅が殆ど赤い?ベッコウトンボの仲間は3種類います。どれもここ数年で日本と言うか八重山に定着したと言われています。

オイラが石垣島に住むようになって20年以上になりますが、いつの間に普通に見るようになりました。温暖化のせいであらゆる動植物の分布域が変わって来ています。

ところで石垣島でこのベッコウトンボやベニトンボ、ハネビロトンボの事を赤トンボと説明している方がいますが、いわゆる赤トンボと言うのはアキアカネの事で全く別種です。ちなみに八重山にはウミアカトンボ、アジアアカトンボと言うのがいます。

オイラの家の近所には田んぼや湧水地、沢があるので沢山のトンボに出会えます。「沖縄のトンボ図鑑」の著者Nお一人でもあるW先生は、毎月のようにこの辺りに通って来て調査しています。

#リフトアップ石垣島エコツア

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒメアマ探してたら、アイフィンガー

2020年10月12日 | 生き物

続いてヒメアマの画像を探していたんですが、なかなか出て来なくてアイフィンガーが出て来たのでせっかくだからご覧ください(笑)。ヒメアマよりはるかに見るのが難しい、ほぼ一生樹上で過ごすと言うカエルです。

アイフィンガーガエル(アオガエル科)。なんとこの子もアオガエル科です。虫とか鳥のような声で「ピッピッ、ピピピピピピ」と鳴きます。樹洞など水が溜まっている所に卵を産み、時々帰って来ては無精卵の卵(エッグフード)を置いて(産んで)行きます。どういう事かというと、カエルにしては非常に珍しい、子供にご飯を与える=子育てするカエルなんです!

画像のはチャンとこの後オタマになる、受精卵です。良く見ると卵の中ん黒い点が見えるのがあるでしょ? 眼点と言う目になる部分です。こんな早くから出来るんですね。形は卵のままですが、実は既に回りを見ているのかも知れませんね。

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろヤエヤマアオガエルが活発になって来ました。

2020年10月10日 | 生き物

前回、ヤエヤマアオガエル(アオガエル科)の卵塊を見て頂きましたが、どんなカエル?と思った方の為に親の画像です。

実際オイラの観察ではほぼ1年中、交接・産卵はしているんですが、やはり涼しくなって来た方が活発に繁殖活動をするようです。画僧の子はオスで喉元が少し膨らんでいますね。鳴いている途中、ストロボでビックリさせちゃったかな? 今シーズンも「コロロ、コロロ」と、可愛い声が楽しみですね。

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヤエヤマアオガエル」と「ヒメアマガエル」、卵ですが (笑)。

2020年10月07日 | 生き物

ヤエヤマアオガエルの卵塊泡が大雨のせいでオタマになる前に解けちゃっていました。

その向こうにはヒメアマの卵塊が見えますね。
石垣島に限らず山中の水場では色んな生き物が集まって来るから注視して見て下さい。
ただ生き物を連れ去らないで、自分がそこに通って自然のままの姿を観察して楽しんで下さいね。あっでも経過観察するために連れ帰って、また元に戻すなら良い?だめ?

#リフトアップ石垣島エコツアー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする