リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

第15回身近な水環境の全国一斉調査、参加者募集!

2018年05月31日 | 何でも

■日時:平成30年6月3日(日)
     午前8時30分 総合体育館前駐車場集合
     午前9時より正午頃まで調査
調査後、午後2時より県立八重山高校化学実験室にて調査結果の報告会(参加自由)
■主催:石垣島エコツーリズム協会 
■対象:小学生1年以上、子どもだけの参加は出来ません。
■募集人数:15名程度
■調査項目:周辺の生物、気温、水温、五感によるもの、COD等(お子様でも簡単です。)
■調査地点:全13地点(3チームに分かれ、車で調査地を移動します。)
■参加申込み:電話090-4209-2360(普天間)
または090-3508-3295(リフトアップ石垣島エコツアー・青木)
※電話受付10時~21時
■参加費100円(資料代込み) 
■調査中の傷害保険はかけられています。それ以外は各自自己責任でお願いします。
■持ち物:筆記用具類、飲み物(一人500ml以上、多めに)、タオル、着替え
■昼食:午後も参加の方のみ、各自に任せます。
■服装:汚れてもよい動きやすい服。虫除け。帽子。濡れてもよい履物
    (運動靴や長靴が良。草履は危険なので不可です。)
■お願い:駐車スペースに限りがありますのでできるだけ乗り合わせてお越しください。

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コブナナフシのオス

2018年05月30日 | 生き物

この画像、何だかわかりますか? 過去に出したクイズに比べたら全然難しくないですね。

数年ぶりに見たコブナナフシ(コブナナフシ科、4Cmくらい)のオスです。この時はチョッと触らして貰い、揃えていた触覚や前脚を曲げて貰ったので分かりやすいでしょ? 良く「何々にとまってる事が多い」何て書いてありますが、オイラが過去に見たこの種は全て違う場所ですから、あんまり当てにならない気がします。

このナナフシは両性生殖ですが、中には単為生殖(メスだけで増える)のナナフシもいます。そして卵のバラ撒き方の一つに鳥などに食べられてバラ撒く、と言うのもあるんだと言う事を東京農工大学の研究者が発表しています。ナナフシに限らず他の昆虫や植物なども、他の生き物を使ってわが子をバラ撒くと言う手法は良く使われます。「子孫を残す為には我が命も投げ出す」と言う必死さ?執念?何億何千万という長い年月の中でたまたまそうなった? 自然界の生き物って本当に凄いですね。

内地にいる頃は奥多摩に遊びに行った時に初めてナナフシを見て、未だに覚えているくらい感動したものですが、石垣に来てからはナナフシ自体は家の庭にもいるくらい珍しくありません。ただコブナナフシは数年に一回くらいしか出会いません。探してる訳でもないし、体が小さい種なのでなかなか目に付かないだけかも知れませんが、それでも数は少ない種だと思います。今度会うのは何年後?

ツダナナフシ(絶滅危惧種)には未だに出会えていません! 台湾では捕獲禁止です!

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凝灰岩の中の水晶

2018年05月28日 | 海が好き!

海岸トレッキングのツアーでお見せする物の一つに凝灰岩の中に埋もれた晶洞があります。晶洞と言うのは岩石の中に出来た空洞で、中に水晶などが出来ています。周囲の岩石と同じ鉱物、生成過程で出来た結晶が出来ているのを同質晶洞(Druse ドルーゼ)、違う場合は異質晶洞(Geodeジオード)と言います。

今回のは岩石は凝灰岩で晶洞の中はおらくこれは水晶なので、異質晶洞で良いのかな? 手前にデカい水晶一つ周囲に細かい水晶を張り巡らしたような構造です。掘り出して持って帰りたいけどその労力もさる事ながら、やはり自然のままにしておいて、ツアーに参加して頂いたお客様に見て頂きましょう。他にもメノウや鍾乳洞、風葬跡、海蝕洞、雨の化石など、海岸トレッキングではコースによって色んな面白い物が見れます。宣伝かい!

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アサヒナキマダラセセリ他を見る、於茂登岳自然観察登山 6

2018年05月25日 | 山が好き!

最終回です。頂上で見かけた物と、登り時にちゃんと撮れなかった物を撮影しなおして紹介します。

まずは山の上の方に生えてるリュウキュウイチゴ(バラ科、別名シマアワイチゴ、方言名タカイチュビ)です。県内の野イチゴの中で一番美味しいとの事ですが、オイラはまだ食べた事がありません。リュキュウバライチゴに比べたら黄色っぽい実がなるそうですが、これはそんない黄色くないですね(笑)。

オキナワクワゾウムシ(ゾウムシ科)でしょう。白っぽいのが殆ど取れてるので年寄りかな? 沖縄県で一番見られるゾウムシと言われますが、オイラ的にはクロカタゾウムシの方が身近です。

樹洞に産み付けられた、アイフィンガーガエル(アオガエル科)の卵です。もうじきオタマが出て来そうで、卵の中で一生懸命動いていました。山深い所なので寄生虫にもやられず、皆元気なお子様たちでした。ただ水が全然無いので、このまま卵から出て来たら全滅しちゃいますね。この後今日までに一応雨が降りましたが、どうなったでしょう? 今考えれば川の水を入れてあげれば良かったなぁ。以前山中の沢沿いで見かけた洞も殆ど水が無く、沢の水を入れて上げた後、暫くして見に行ったら手足が生えた若者を見る事が出来たので正解でした。 

洞の直ぐそばで見かけたアイフィンガーガエルの若者です。半目を開けて寝ていました。色と大きさからしてまだまだ未熟な子で、この子が産んだとは考えられません。 

とまぁ、一度の登山でしかもオイラの場合他の方のお世話もしながら、これだけの動植物に会えるんですからやはり於茂登岳は大したものです(しかもチャンと撮影出来た物だけ紹介)。これを見て「於茂登岳周辺はやはり守るべき場所だな!」と思うのが普通だと思うんですが、「宝の山だ、盗りに行こう」と思った方は本当に可哀想な方だと思います。

★以下、WWFジャパンのサイトより抜粋

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(東京都港区 会長:徳川恒孝 以下、WWFジャパン)内の野生生物取引監視部門であるトラフィックは、世界自然遺産候補地でもある日本列島南西部に位置する南西諸島における両生類・爬虫類の取引調査の結果を報告書『南西諸島固有両生類・爬虫類のペット取引』にまとめ、本日、発表いたしました。

奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島を含む南西諸島は、多くの固有な野生の動植物が生息し、特に、両生類・爬虫類では固有種が多いことが知られています。また、2017年末に更新されたIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで新たに評価対象となった日本固有爬虫類の46種のうち、その3分の1が、生息地の減少など、外来種による捕食や、ペット目的の捕獲の影響を受け、絶滅の恐れが高い状態であることが示され、その中には南西諸島に生息する種も多く含まれています。

こうした現状を受け、トラフィックは2017年1月から2018年1月にかけて、南西諸島固有の両生類・爬虫類の67種・亜種(両生類17種2亜種、および爬虫類33種15亜種)を対象に、ペット取引の現状を把握するため、国内の実店舗およびオンライン市場、さらに欧米のオンライン市場での市場調査を実施しました。また南西諸島の行政担当者や研究者、観光業者など、地元関係者への捕獲や取引、地域住民の意識に関するヒアリングといった調査を実施しました。

調査の結果、本調査で対象とした67種・亜種の55%にあたる37種が、国内または海外市場において活発に取引されていることがわかりました。その中には環境省のレッドリストで特に絶滅の恐れが高い絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されているミヤコカナヘビやクメトカゲモドキなども含まれています。また、この37種のうちワシントン条約、種の保存法、文化財保護法や地方自治体の条例などにより、何らかの捕獲・取引規制がある種は41%にあたる15種にのぼりました。

これは、希少種保護のルールがあるにも関わらず、国内外でペットとして活発に取引をされている現状を示しており、ルールが不十分であり、かつ適正に機能していないといえます。また、海外で公然と取引されている現状は、違法捕獲および違法輸出の防止と国際取引規制のいずれも成し得ていないことを意味します。

こうした結果をもとに、トラフィックでは、日本政府に対して、種の保存法の国内希少野生動植物種に指定して保護した上で、ワシントン条約の附属書への掲載の検討などを求めるとともに、ペット取引事業者に対しては、法令遵守の徹底、違法取引の排除、トレーサビリティの確立と消費者への適正な情報提供をすべきと本報告書にて提言しています。

引き続き南西諸島の世界自然遺産への登録を進めるためには、IUCNより勧告がなされた対象地域の見直しとともに、固有種の捕獲・取引規制の整備と施行が確実におこなわれるようなシステム作りをしなければなりません。世界自然遺産登録を目指すものの義務としても、行政、執行機関、企業、市民団体、住民が協力して世界の"ここにしかいない野生生物"を守るための抜本的な意識改革と保全政策の充実が必要です。

↑これをもって6月8日に石垣島で「トラフィック」の報告会・講演会が行われますが、石垣島は益々自然保護に力を入れて行く方向で動いて行く事になるでしょう。於茂登岳だけでなく例えば今回、西表での世界遺産登録の審査の為にIUCNが訪問したさいに問題の一つになったマングローブ林内の放置カヌーなどは、「石垣市然環境保全ネットワーク」の会議でも何度も問題定義に上がっています。他にもヤエヤマホタル観察時のマナーの悪さなど、動植物を盗る者だけでなく、ツアー業者の質の低下が西表島・石垣島で問題になっています。自然から恩恵を受けている者が自然に悪影響あたえているんじゃ話になりませんね。オイラも知らず知らずのうちに悪影響を与えていないか良く考える時です。自然に入り込むだけでも悪影響を与えているのは、もちろん承知していますが・・・、

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界遺産登録」が今回「登録延期」の勧告を受けたのを他人事と受け止めず、「人の振り見て我が振り直せ」で、石垣島もこれを切っ掛けに変わって行かなければ、数年後誰も来てくれなくなります。

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アサヒナキマダラセセリ他を見る、於茂登岳自然観察登山5

2018年05月23日 | 山が好き!

於茂登岳頂上到着しました! スタッフ別で参加者23人との事です。

後ろに見えるは川平湾と石崎半島。リーフの状態が良くわかりますね。石垣島に住むオイラ達にとっては見慣れた海ですが、内地の海にはリーフはないので海の中にこんなラインはありません。だからリーフのラインがある海の写真を見ると、「あぁこれはサンゴがある暖かい地域の海なんだなぁ」と言う事がわかります。

脱皮直前のバッタ(イナゴ?)君です、半透明ですね。まだ脚が少し抜け切ってません。

最後は於茂登岳の頂上より先にある名蔵御嶽のイビです。イビとは神様が下りて来る時の目印の事で、御神体だと思ってる方が多いようですが違います。ですからイビは森だったり水が湧き出している所だったり、色々あります。 名蔵御嶽のイビと書きましたが、沖縄県一高い於茂登岳はどうも他の地域にとってもイビらしく、他の島々からも神司(ツカサ、神に仕える女性)がお供を連れて拝みに来ます。実は石垣島全体を一つの風水として、その中心が於茂登岳になるんですが、もしかしたら八重山全体、もしくは琉球王国全体の風水の中心地が於茂登岳なのかも知れませんね。

まだ石垣島に来て間もない頃、石垣島全体の風水としての配置図を石垣市史か球陽などの古文書で見た事があります。今度見つけたらコピーしておかないといけませんね。 

数字が取れるから、「いいね!」を多く取れるから、と言った理由で沖縄の御嶽をパワースポットとしてTVや雑誌、ブログ等で紹介しているのを見ると何て罰当たりなんだろうと思います。観光スポットとして開放されている場所もありますが、殆どの御嶽は神聖な場所で観光気分で行く場所ではありません。入れたとしても入って良いのはココまで、左側を通る、など色々なルールがあります。マスコミやブログ等を見て何処の御嶽でも入って良いんだと勘違いしないようにし下さい。この時もみんな粛々とした気持ちで、ココから先はちゃんと拝む人以外は誰も入っていません! 

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アサヒナキマダラセセリ他を見る、於茂登岳自然観察登山4

2018年05月21日 | 山が好き!

いよいよ今回は天然記念物・アサヒナキマダラセセリ(セセリチョウ科)を紹介します。この蝶は今から約150万年以上前、琉球列島がまだ大陸と繫がっていた時代(氷河期)に今の中国大陸から移動して来ました。一番有力なのは約200~150万年前で、琉球列島に限らず日本列島の生物(今は絶滅したナウマンゾウ、マンモスなど)もこの時代に来たと言われています。つまり大体がこの時代に沖縄を含め日本にやって来たって訳です。これだけだったら「別に凄くないじゃん!、みんなと一緒じゃん!」と思うでしょう。じゃぁこの蝶の何が凄いかと言うと、その「渡って来た頃と殆ど同じままの姿をしている」、と言うのが凄いんです。シーラカンスとかと同じ、いわゆる生きた化石って奴ですね。

また、この蝶の仲間は今でもヒマラヤなど中国大陸の寒い山岳地帯なんかにいるんですが、その寒い場所が好きな蝶が石垣島・西表島と言うこの亜熱帯に残っている、と言うのも凄い話でしょ? そこは生き残れるように長い年月を掛け進化したんですね。

これは今回参加してくれた虫好き、と言うより昆虫研究少年・ショウちゃんが見つけたアサヒナキマダラセセリのサナギが入っている繭です。ピンボケですみません。リュウキュウチクの葉を3枚ほど使って糸で繋ぎ、その中でサナギになっています。開ける訳にはいかないので、どんな感じか知りたい方は他のセセリチョウの仲間で検索して見て下さい、似たようなもんです。

これでオイラはアサヒナの成虫、サナギ、卵(去年)を見た訳ですが、幼虫をまだ見てませんので、今後ちょくちょく登って観察するしかありませんね。

去年の卵の画像↓
https://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/0180cc91dfa536e6976b63bd4777a5ca 

たまたまいたサキシマヒラタクワガタ(クワガタムシ科)です。なぜかクモの巣だらけ、どこを散歩してきたんでしょう?(笑)

★於茂登岳とその周辺は全域「保護地区」に指定されているので、全ての動植物の捕獲・採取が出来ません。もちろん殺しても、虐めてもダメです。とって良いのは写真だけ! 詳しくは石垣市環境課か、文化財課まで。

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アサヒナキマダラセセリ他を見る、於茂登岳自然観察登山3

2018年05月18日 | 山が好き!

はい、3回目になりました、今回も見て頂きありがとうございます。では始めましょう。

今回は、オモロカンアオイ(ウマノスズクサ科、絶滅危惧種)特集です。石垣島固有種で葉の模様が格好良いですよね。カンアオイの仲間は地域によって種類が分かれていて物凄く固有種が多いです。西表と石垣はすぐ近くでかつて繋がっていた時代もあるのに、それぞれ違うカンアオイがあります。西表島のコミダケカンアオイと呼び名が違うだけで同じだと言う意見もありますが、DNA解析をしてみないと何とも言えません。他にも不思議な事があって、例えば何が花粉の媒介者か分かっていません。花が地面ギリギリで咲いているのがヒントかな?他の種類ではキノコバエやアリが媒介している事が分かっているので、オモロカンアオイもアリが有力な気がします。「あぁ、花の匂いを嗅いでおくんだった~!」、臭ければカゴメランとかキノコと同じでハエが有力になるからね。

正面からです。これが花?全然キレイに見えないけど、それは人の勝手な都合。この子にとって大事なのは媒介者にとって魅力的で入り安い形であれば良いんです。

こちらは2つ咲いていました、横から。

オモロカンアオイだけじゃ申し訳ないので山上からの眺めです、まだ頂上じゃないですよ。頂上に行く前に時間は12時過ぎ、いつも広場がある場所でお弁当の時間です。見えてる山は前勢岳とバンナ岳に右に出っぱってるのは観音崎でしょうか? 奥に見えるのは竹富島と、薄っすら見えてるのが黒島かな? 左側にほんのチョットだけ見えているのが市街地です。 

では次回、いよいよ「天然記念物・アサヒナキマダラセセリ」を載せますね。

★於茂登岳とその周辺は全域「保護地区」に指定されているので、全ての動植物の捕獲・採取が出来ません。とって良いのは写真だけ! 詳しくは石垣市環境課か、文化財課まで。

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アサヒナキマダラセセリ他を見る、於茂登岳自然観察登山2

2018年05月16日 | 山が好き!

前回の続きです。今回も出会った生き物を順番に紹介していきます。まずはヤエヤママルヤスデ(マルヤスデ科)です。日本最大のヤスデと言う事ですが、画像の通り、細長いので迫力はありません(笑)。この画像だと分かり辛いですが頭の方の節の間がほぼ均等なので、おそらくメスでしょう。裏から見るとより分かりやすいです。時々ヤスデに噛まれた!、と言う人がいますがヤスデは噛みません。ただご存知のように臭い液を出しますが、その液が種類によっては強い酸性を持つ物があるので、その酸でヒリついたり水泡が出来たりと炎症をおこします。特に目に入ると危ないので気をつけて下さい。対処は洗い流し、軽い時はキンカン、酷い時はステロイド系です。目に入ったら直ぐ病院に!

オイラは自然の中で穴があったら必ず覗き込みます。このウロの中も覗いて見るとドロドロのキセルガイがいました。キセルガイは貝類の中でも珍しく左巻きです。落ち葉とか樹皮とか苔なんかを食べてるので、山の分解者ですね。ほぼ世界中にいて、こんなに小さい(3Cm位)のにお守りに使ったり、薬に使ったり、意外と利用されています。 

数十年前からある樹脂製の樽ですが、だいぶ朽ちてもまだ水が溜まっています。そこに来るカエルを待ち構えているのか、サキシマハブ(クサリヘビ科)がいました。石垣島に住んでいながら見た事がない人が多く、怖がりながらも喜んでいました。

今回はマニアックな生き物が多かったですね(笑)。まだ続きますよ!

★於茂登岳とその周辺は全域「保護地区」に指定されているので、全ての動植物の捕獲・採取が出来ません。とって良いのは写真だけ! 詳しくは石垣市環境課か、文化財課まで。

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アサヒナキマダラセセリ他を見る、於茂登岳自然観察登山

2018年05月14日 | 山が好き!

毎年恒例の、於茂登岳自然観察登山に行ってきました。この自然観察登山は天然記念物のアサヒナキマダラセセリが発生する時期に、この蝶を市民にもっと知って頂き、かつ違法採集者から守る為に活動しています、と言う事を周知して頂く為に行っています。当日は20名以上の参加者と、石垣市教育委員会の文化財課、講師など含め総勢35名位いたんじゃないでしょうか。

木の棒にとまったチビカワトンボ(ミナミカワトンボ科、絶滅危惧種)のオスです。ミナミカワトンボ科はこのチビカワとコナカハグロトンボの2種(どちらも石垣島と西表島の固有種)しかいないんですが、より深い渓流沿いが好きなのがチビカワです。ただこのチビカワは意外と低い場所で見れました。他の多くのトンボと同様に縄張りを持っているので、撮影したい時は一度見つければ大抵撮れます。ちなみに今回の観察登山でも撮影に使ったのは全てCanonのポケデジ(単三仕様)です。

実はチビカワがとまった棒を持って参加者に見せてくれていたのが、日本蜻蛉学会会長の渡辺先生です。もちろんたまたまチビカワがとまったんではなくて、棒の上に誘導しとまらせたのを見せてくれてます。

 

ヤエヤマコンテリギ(ユキノシタ科 )です。これも何時もより低い位置で見れたのと、今回あちこちで咲きまくっていました。アジサイの仲間で以前はカラコンテリギとかとの亜種と思われていたんですが、DNAを調べて見ると染色体の数が違うと言う事で、「凄く近い」と言う訳ではないようです。

今回はここまでです。ちなみに、於茂登岳とその周辺は全域「保護地区」に指定されているので、全ての動植物の捕獲・採取を控えて下さい。 この「控えて下さい」の部分を「控えてだから盗っても良いんだ」と屁理屈を言う方がいるとの事ですが、ダメです、盗らないで下さいね。さらに於茂登岳は保護地区だけでなく国指定の名勝(史跡名勝天然記念物)として文化財に当てはまります。また平成28年から、より広い範囲が指定されています。指定範囲内では許可なく採取や捕獲、殺生をしてはいけない事になります。詳しくは文化財課にお問い合わせください。

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アオバセセリのお子さんは、ちゃんとお家に帰ります。

2018年05月11日 | 生き物

お尻からでごめんなさい、僕はアオバセセリ(セセリチョウ科)の子供です。ヤンバルアワブキを食べているところだよ。僕たちは昼間や夜は葉っぱの家の中にいるけど、朝や夕方、天気の悪い時なんかに出かけてごはんを食べるんだ。その方が悪い奴に狙われないでしょ。それは大人になってからも変わらないよ。

子供の頃からセセリの仲間にしてはデカいでしょ、セセリチョウ科の中では特に大きいんだよ!

これが僕のお家。頭だけ出してるけど怖い奴が来たら奥に隠れるんだ。頭の模様が自慢だけど、この模様は大人になっても羽に残るんだよ。頭の模様がなんで羽に出るのかなぁ? 大人の姿はネット検索して見てね。

 

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