リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

オキナワウラジロガシの花

2013年02月27日 | 生き物

普通だったら上の方にしか咲かないので見れないオキナワウラジロガシの花が、お腹位の高さで、しかも一本だけ咲いてました。

カマか何かで切られた部分から蘖(ひこばえ)として伸びて来た枝だったので、子孫を残すのに必死なんでしょうか? 偶然見つけたオイラはラッキーです。 花部の長さは10センチくらいですが、アップで見るとサガリバナに匹敵するくらいキレイじゃないですか? 撮影後に匂いを嗅いで見るとやっぱりあの独特の生臭い匂いでした。 この季節に山に入ると漂ってくるあの匂いです。 この匂いを嗅ぐと「また暑い季節が始まるんだなぁ」、とか「新たな命の匂い、山全体が生命力で溢れかえってるなぁ」とか思います。 

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前勢岳「市民の森」自然観察会がありました

2013年02月25日 | 何でも

今年に入って最初の自然観察会をやりました。 土曜日もやったんですが、集合写真はバンナ岳をバックに日曜日の分です。 それ以外は土曜日や下見の時に撮った物です。  

この森にも炭焼窯があり、おそらく100俵窯の大きさです。 甲の部分はもう落ちてしまってるけど壁はまだまだ立派な物です。 斜面を利用しているので穴炭(あなだん)と言うタイプの窯ですね。 オイラは何時かそのうち、この様に残された窯を復元して炭を焼いてみたいなぁと思っているんです。 一から作るよりはるかに楽なはずです。  

今回のコースは山あり谷ありを3回繰り返さないといけません。 日曜日はお子様から高齢者までいたので1つ目の緩い谷だけのコースでしたが基本コースはただ歩くだけでも約1時間位かかるので良い運動です。 オイラはそれを3日連続歩いています。 やせた?(笑) 

最初にこの市民の森を作った頃に、「手を入れた所、入れてない所」で、今になってハッキリ違いが出てます。 殆ど手が入ってない所は自然の山の雰囲気がちゃんとありますが、何も考えずにただ木を植えたりした場所には非常に違和感があり、残念な感じになってます。 これとはちょっと違うけど、山深い山中でも戦跡や信仰に使われたような場所、もっと言えば人が通っただけの場所でも、空気感と言うかやっぱり雰囲気が違うので、オイラ達「藪漕ぎ人(笑)」の山仲間は何となく分かったりして、「ここ人が入ってるね」とか「最近誰か来てるね」、なんて感じです。

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年に一度は安良クイツ(越道) 4

2013年02月22日 | 山が好き!

今回で最終回です。 最初の一枚は秋冬になると薄暗い山中でひときわ華やかなのがリュウキュウツワブキ(キク科)です。 沢山のツワブキが満開で咲いてる様は本当にキレイです。 しかも食べられるんだから、言う事なし(笑)。 

さぁ、クイツもあと少しで通り抜けますよ。 全員怪我もなく、お弁当もおやつも美味しく、今回もSご夫婦に頂いたコーヒーブレイクもあったし、楽しく無事で何よりでした。 以前オイラは鎌で切っちゃって、街に戻ってから八重山病院の救急で3~4針縫いましたからね(泣)。 最後にHさんの強制リクエスト(笑)で、「黒ヒョウの木に連れて行け」と言うので案内しなければいけません。 1~2年ぶりの黒ヒョウですが、本ルートをそれて確かこの方向で良かったはず・・・、

ありました~! 黒ヒョウの顔がある、アカギの巨木です! 

ココは特にヒルが多いんですが、見に来て良かった! やっぱり圧巻の大きさです。 沢筋の底の方にあるせいか台風などの影響を受けないんでしょう、非常に背が高いです。 さぁ、長靴にヒルが上って来たので長居は無用。 今度また何時来るか分からないけど、また会いに来るので待っててくださいね。 でも今シーズン中にまた来そうだなぁ。

安良クイツの記事は過去にも書いてるので良かったら検索して見てください。 血だらけのオイラの手も見れます(笑)。 あと、今度の土日は観察会ですよ~! 詳しくは石エコ会のブログを見てね。

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年に一度は安良クイツ(越道) 3

2013年02月20日 | 山が好き!

さて3回目ですが、安良クイツ自体は過去にも何度か載せてるので基本的な物はそちらを見てい頂くとして、今回はよりマニアックなシリーズになってます(笑)。 で、今回はというと・・・、

幹が二股に伸びたそれなりに立派な樹があったんですが、それぞれが亜熱帯の象徴的・対照的な、まさに人生の分かれ目状態になってました。 と言うのは片方にはシダや蔓植物が寄宿し樹体を軸とした生の姿を見せています。  

しかしもう片方はハマイヌビア(クワ科、絞め殺しの木の仲間)に取り憑かれ、中の枝はほぼ腐れて空洞が出来ていました。 亜熱帯ジャングルのなかで生存競争に負けた、死です。 絞め殺しの木の仲間は時に薄暗い森の底(地面)から地道に頑張って伸びて行くよりも、鳥やコウモリなどを利用し少しでも太陽に近い他の木の枝や岩の上等に運んでもらいます。 最初は細~い根を伸ばしてるだけなんですが、その根が地面に届いたとたん一気に成長し、土台になっていた木を覆いつくし成長を妨げ、共に暮らして行こうとはせずその場所を奪い取ってしまうのです。 う~む、オイラの人生はどっちに向かっているんだろう? 希望としては家族や友人達と力を合わせ、共に頑張って生きていきたい物ですねぇ。

今度はチョッと面白いですよ。 ただ画像がブレてるのはごめんなさい。 

さぁ上の画像ですが、幹から何か尖った物が出てるなぁ、何だろう?と思って触ってみると下の画像のようにポロッと取れちゃいました。 その時、オイラは見逃しません! この中心部からミノムシのような黒っぽいのが顔をピュッと引っ込めたんです。 ただ糸で木と繋げてたようで、クライマーさながら落ちずにぶら下がっていました。 しばらくすると顔を出し上のような状態に戻した後、「何だか分からないよ~、枝がちょっと出てるだけだよ~」、なフリをして、周りに気づかれないようにコソコソ、コソコソっと移動するのでした。 偶然そんな状況を見た人はビックリするでしょね。 なんせ枝のような突起が動いてるんだから(笑)。 

まぁ安良クイツだからって訳ではないんですが、安良クイツでの出来事でした。

あと一回くらい続く。

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年に一度は安良クイツ(越道) 2

2013年02月18日 | 山が好き!

ここ数年、仲間のHさんがここいらを調査しまくってるので、色々な昔の品を見せて貰う事が出来ました。 このビンには「日本〇酒泉株式会社」と書いてあったような気がしますが、〇の部分が読めません。 この画像の真ん中の字は何て読むのか誰か教えてください! 

この木に引っ掛けてある鉄製の、フェンスか何かを留めてたような物は現在のクイツのルートでなく、本来使われてたであろうクイツの方に落ちてた物です。 自分でも調べてみますが、どなたか分かる方いたら教えて下さい! 

最後は前回のギランイヌビアの右側も入った画像です。 これでも何だか満足いかないなぁ。 やっぱり一度時間を掛けて、撮影や観察メインで行かないとダメですねぇ。 みんな歩くの早すぎるんだよなぁ~。  

 

今日仕事の後に「石垣島のマッターホルン」を再撮に行ったんですが、まだ太陽の位置が悪くて夕方また出かけて行ったんですが、ガスっててあんまり良い感じじゃありませんでした。 最近ガスってる日が多いとか、喉が痛いとか、喘息が数十年ぶりに出て来たとか聞くので、これはおそらく中国のPM2.5のせいだろう!、と思ってたら帰宅後のニュースでやはり言ってました。 もともと沖縄には黄砂が良く飛んでくるんですが、まさか光化学スモッグまで来るなんて、トホホ。  

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年に一度は安良クイツ(越道)

2013年02月15日 | 山が好き!

今シーズンも山仲間の常連達が集まって安良クイツを歩いて来ました。 今回は全部で6名。 相変わらずオイラが一番若いんですが、一番ポンコツです(笑)。 この日は前日が雨だったので何時も以上にヒルが出まくるだろうから延期にならないかなぁ~と思ってたんですが、何時もくらいの数で済みました。 と言っても相変わらずの多さですが(泣)。 それでも少しマシだったのは気温がかなり下がったからだと思います。  

数年前に島の自然関係の長老の一人・Mさんと、オイラの山の先生Mさん(Mが付く人多いなぁ)等と一緒に行った時に安良クイツの巨樹を片っ端から計測しまくったんですが、画像のリュウキュウマツ(マツ科)もその内の一つです。 人が一緒に写ってないので分かり辛いですが、枝っぷりと根っこが松らしくないところが巨樹の証。 って言われても分かんないか(笑)。 ほんの数十年前まで石垣島にはリュウキュウマツの巨樹が沢山あったそうですが、無謀な開墾(ほとんど畑になった)のせいでマツに限らず膨大な自然が無くなりました。 自然破壊は建物や道路整備だけじゃないんですね。 

そしてこれはもう、お馴染みのギランイヌビアの巨木です。 安良クイツと言えばこのイヌビアです。 もうちょっと右の方まで入れれば良かったなぁ。 

では続く・・・

「石垣島のマッターホルン」を早く載せろと言われてる?んですが、チョッと足りない画像があるので、それを撮ってからまた紹介します。 

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カツオノカンムリ

2013年02月13日 | 海が好き!

T師匠のお手伝いで、クラブメッド内でのガイドを時々しますが、この時は砂浜にカツオノカンムリ(カツオノカンムリ科?、ギンカクラゲ科?)が沢山打ち上げられてました。

ずっ~と向こうまで続いています。  

見た目はけっこうキレイで、参加者の女性も触ったと言ってました。 

ところがやっぱりクラゲなので、刺されると結構いたいそうです。 まぁ触手が短いので自分から触ったりぶつかったりしないと刺される事はあまり無いと思いますが。 で、このクラゲ、郡体制なので、気泡体、栄養体、感触体が幾つか合体!、してこの形です。 名前の由来はカツオの頭についてる訳じゃなく、カツオの群れが見られる時に良く浮いてるからだそうです。  

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見つかりました、水道橋(水路橋)

2013年02月11日 | 何でも

別の画像を探していたら、以前あった水道橋(水路橋)の画像が出てきました。

どうですか?かなり立派なものでしょ?

撮影したのは2003年でした。 邪魔なのは分かりますが文化財的に貴重な物なので残しておけば良かったのにねぇ。 この流れる先に昔の浄水場があって、そこまで繋がっていたと聞いた事がありますが、確かな情報じゃないので何か分かったらまた追記しておきます。 ご存知の方がいましたらコメント解説ください。

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チクシキヌラン、かな?

2013年02月08日 | 何でも

以前にキヌラン(ポポさんに教えてもらった)を載せた事がありましたが、今回は多分チクシキヌラン(ラン科)です。 キヌランとチクシキヌラン、一番何が違うかというと花のリップ(唇弁)部分が2つに分かれているかどうかです。 今回のチクシキヌランは分かれてません。

まさかこれからもっと花が開いたら分かれてくるなんて事は・・・、また確認に行ってきますね(笑)。

このエリアの中で咲いてる場所(生えてる場所)は、お日様が照ってる場所だけでした。 太陽って大事なんですね。

 

さらにこれはナンゴクネジバナだと思うんですが、同じ場所で両方見れるなんて良い場所だ!

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水路橋(水道橋)2

2013年02月06日 | 山が好き!

もう一つ、別の沢からの取水堰がこれです。 ここの水と前回の沢からの水を併せて一つに繋げ流していたそうです。

こちらは直接水を流さず、まず最初にご覧のような沈砂枡のような物があり、ゴミや砂を多少なりともろ過していたんじゃないでしょうか? もしかしたら前回のもそういうのがあったけど、埋もれてて気づかなかったのかも知れませんね。 山中には他にパイプを使って水を溜めるコンクリ設備が何個かあり、塩ビ管や金属の管が付いていたので、そっちは時代が違うのかもしれません。 

そのあと前回のと同じように、コンクリ製の水路に流していたようです。 ただこちらのはかなり高い位置を通す水路橋があり、だからだと思うんですが補強が結果的に格好良い模様となって、かなり良い感じの水路橋(水道橋)になってます。 長い年月のすえ落ち葉等が溜り、良い感じのプランター?見たくなってるのもまた良いでしょ(笑)。

どうですか?亜熱帯ジャングルの中に突如出てくる人工物。 インカの遺跡とかと比べれば時代が浅すぎますが、何も知らないで突然↓のような感じで出てきたら結構興奮しますよ! 

オイラの山の先生・Mさんが地元新聞に、他の場所のコンクリ水路も紹介してました。 水路や炭焼釜、遺跡・戦跡など、皆さんの家の側にも色んな興味深い物があるはずなので、探してみて下さい。 区や市の広報紙に目を通すと、自然観察会と同じように史跡巡りも年に何回か載ってるはずです。 まずはそういうのに参加してみると解説もあって良いと思います。 地域によっては化石とかお城とか色々あって面白そうですね。 

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